レインリリー・球簾と中秋と

雨の後に一斉に上向きに花を咲かせることから付けられた名前のこの花は、
今宵その通りに雨露をまとって咲いていました。

月下に野花を摘みて秋の宿

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球簾秋の夜道の色気かな

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空間移動の次元は想像を、超えている。

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花に生きる

今朝、百合が咲いたよ、というメッセージを受け取りました。
眩暈のする芳香は、あともうしばらくあの部屋を満たしてくれることでしょう。

ホテルでも、車の中でも、はたまたある人は、飛行機に乗る直前に薄いピンクのバラ一輪を、贈ってくれた。
移動の中にある花もまた、人生それに寄り添う、大事な存在なのです。

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つい先日とある森で摘んだこの花はチコリの花というそうだ。

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秋は野花が一等愛らしい。

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ホテルでも常に花一輪。

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花に生き香りをそばに秋の風

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ぶどうの葉の詰めもの煮

けいそうビブリオフィルでのweb連載17皿は、2年前にシリア難民に教えてもらった葡萄の葉の詰め物煮のレシピです。
ごはんの中にみる同一性。 

難民、彼らは闖入者ではない。

https://keisobiblio.com/2020/09/25/nakanomaki17/?fbclid=IwAR32oSjRqJLHn-OMS5C0_Lv0QmnKTT16fknapC5JSArLAaKv63p5LIOkZHQ

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摘む葉に一枚一枚秋日和

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月のカーテン-Rideaux Lunaires-

音楽との出会いは往々にして偶然が運命を導く。

同一性を求め中東地域へ旅たち、パリに戻った
当時19歳の女の子が今奏でるシリアの音。
金管楽器の修理屋さんでみつけた »月のカーテン »という音楽。
渋谷の地下にあるレコード屋さんで出会った音。

すべての音楽がもつ肯定性はわたしたちの存在を支えている。

2020/9/24 上弦のopenradioの放送はmixcloudからご試聴いただけます。
https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio2020924-waxing-moon/

01) Dar Beida (Naissam Jalal)
02) Rideaux Lunaires (Timotee Le Net)
03) Famuli Tuorum (Timotee Le Net)
04) Alep (Naissam Jalal)
05) I hear a Rhapsody (Lee Konitz/Michel Petrucciani)

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あってなき光は見えぬ秋の月

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夜中の音楽談義

美しき音、美しき声、美しく分析できる音楽。

厳格なアラブ、古典、西洋音楽、はたまた口承文化としてあるプリミティブな音楽の美しさを分析する人々を、音楽人類学者と呼ぶかもしれません。
実践としてある音楽に人生を捧げる者との音楽談義とは、生々しいほどのエモーションと実音の分析で、後世に残す研究とはちょっとちがう世界の、音楽との関わりのような気がします。

今宵秋夜長の予感の中で、音楽を通じた交信。空には繊月。

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真夜中の音楽談義秋の旅

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車窓によって不眠人生のつじつまが合う

人類は移動をし、あるいは移動を諦めそれぞれの地で生き存え、
今私たちの命がある。
なんていうと大げさですね。

同一性(わたしはアイデンティティという言葉を好みません)への問い、あるいはその中を彷徨う理由は何でしょうか。
今いる場所、この場所に生きるしかないという現実。

万年不眠の日々はかれこれ15年位がたちます。
万年時差ぼけ=移動ばかりしてきたからでしょうか。
つじつまが合って今生きているのは、車窓のおかげなんです。
移動の車窓からみえる景がどれだけの癒しになり、創造の源になり、隣に座る人々と過ごした時間が、どれだけの幸福をもたらしてくれたでしょうか。

人類が、移動をしてきたには理由があります。
移動の時間にある風景、それはわたしたちのDNAに刻み込まれた心象。
それは、同一性を形成する、エレメントのひとつになる。
浅い眠りの中に、少しの応答があるかもしれませんね。

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突如現れた虹その日は、ある人の逝去と、ある作品の誕生の日となった。

秋の景後ろと前にそして横

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心のUp Downと秋の恋

今宵新月、秋の恋をするすべての人へ。
こういう季節って心のup downが激しいですものね…
漆黒の艶声、ノルウェーの驚愕フォルクロール・プログレトラッド、ギターカルテットの音色をお楽しみください。

openradio 2020年9月17日新月の放送はこちらからご試聴になれます。
https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio2020917-new-moon/

01) I love you, Porgy (Nina Simone)
02) Yogoda (Farmers Market)
03) Anyone who remembers Vladiwood Stock wasn’t there!(Farmars Market)
04) Interlude for love (Los angeles guitar quartet)
05) Back in the day (Erykah Badu)

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秋の波輪郭を消し時残す

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山の夫、海の愛人

俳句では夫を「つま」と読みます。
5.7.5の伝統俳句では特に、一文字の存在が意味に変化球を与えますので蔑ろにできません。

山と海の関係は自然の法則、あるいはベクトルと循環でとらえると、まるで男女の関係に思えて仕方ありません。
山があって、水となり、そして大洋へ流れるそれを、守ってきた者たちへのレスペクトは今、どこにあるのでしょうか。

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過日海岸は秋

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L’amante de la montagne, c’est la mer d’automne
山の夫愛し海の音秋の愛人

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秋桜-雨の月

中秋の名月がいわゆる無月である場合、俳句には「雨の月」という季語があります。
夜中の空の、妖艶な繊月が姿を消し新月を迎える。
露を帯びた秋桜・コスモスは、野花であることを証明してくれる。

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フランスの秋桜は白のみ

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秩父の秋桜はそのまま秋

摘む花に露滴りて寝覚月

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Muy Lejos

遠くへ逝ってしまった、音楽の巨匠たち。
それでも、彼らが残した音を聴くことができる、今日ある音楽の空間。
Daniel Kirwayo、Gary Peacock、沖至…初秋の空気に触れる音を、どうぞ。

openradio 2020/9 下弦の放送はこちらからご試聴いただけます。
https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio2020910-waning-moon/

01) Postcard to Salta (Gary Peacock/Ralph Towner)
02) Berceuse pour tous les enfints (Maki Nakano/Stephane Tsapis)
03) Bateau Phare (Itaru Oki)
04) Deed-Lee-Yah (Marc Copland/Greg Osby)
05) Muy Lejos (Shin Sasakubo)

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遠近の音の影追ふ初秋かな

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花と月 La Flor De La Luna

月曜日は花の日です。
AM8時の空には月。

深海(ふかみ)から言葉を連れてくる音の篤実

そんな秋の始まりです。

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秋冷を纏ふ空には何もない

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写真は影だ、と言った

いい写真を撮る男は、いい人間か否か懐疑するところですが、
いい男たちであることは、昨日確信しました。

新作ソロのCDジャケット、どんなものになるか、ちょっと楽しみです。

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部屋番号は51 or 1107

影つくるパリの光の晩夏かな

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二百十日 空白の季節 -Pequeña Serenata Diurna-

立春から二百十日、わたしたちの時間はどこにあったのでしょうか。

キューバのギター、オランダ、フランスのジャズを、午前6時ごろ、地平線に沈む煌々とした満月に、行く季節迎える季節を、写します。

9月の満月のopenradioはmixcloudからご試聴になれます。
https://www.mixcloud.com/makinakano/202092-full-moon/

1) Pequeña Serenata Diurna (Silvio Rodríguez)
2) Poggy Bonzi (Karel Boehlee)
3) Lonely Night (Julien Laurau)
4) Close enough for love (Fleurine)
5) Días Y Flores ( Silvio Rodríguez/Rey Guerra)

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夜の音は迎えし月のセレナーデ

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-子等の夏-

ベビーシッターの思い出は、当時の乳飲子がすでに18歳になっているのだから、
あっという間の時間の経過の中にあります。
学生時代に過ごした様々な子等との時間。

今夏の思い出となるベビーシッターは、2歳のミヤちゃん、そしてコロナ禍しかも外出禁止令がでた3月17日に生まれたジャック。
赤ちゃんと共にした僅かな時間は、日毎のことではなかったからかもしれませんが、心地よく、これもまたある記憶となるようです。

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小さな声で主張を始めるミヤ。

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この時代にようこそ生まれてきたね。
フランスではベビーシッターを気軽に友人などに頼みます。

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出張料理教室の生徒の娘さんはギターを習い始めたそうな。

子等の夏声を発する力かな

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薄荷水と夏の終わり

8月最後の上弦のまっぷた月の色めかしさ。
2020/8/26のopenradioは台湾の歳時記から少しインスパイアを受けて、選曲してみました。
薄荷ミントは夏の季語なんですって。
2年前の台湾で演奏した際の湿潤を思い出しながら、薄荷水に晩夏を眺めながら…

Mixcloudからご試聴いただけます。
https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio2020826-waxing-moon/

01) We are all lonely souls (蘇珮卿 Paige Su)
02) The Horse Thief (陳穎達 Ying-Da Chen)
03) Vaguely Asian (John Taylor)
04) Onirou (Eleusis)
05) 喝酒不好 (Leo王)

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中庭の静寂に浸る薄荷水(麻紀)

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三尺の空を匂はす薄荷伸ぶ (楊海端)

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残暑をささえる滋養

辰巳芳子さんにより知ることとなった、日本人にとってのだしの存在。
今夏の厳しさに沁み入る滋養ではないでしょうか。

茶碗蒸しをひんやり冷やしてもよし、だし巻き卵のだし汁あふれる旨さ。
ベンガルのミュージシャンから教わったカレー。
アイスを食べた夏の体をターメリックが休ませてくれる。
友人の庭の実りを頂戴。

夏バテになる前に、鰻。
理にかなった残暑の滋養となります。

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ほっくりと出汁巻き卵夏の宵

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今年最後のグリーンピースをいただいて。パスタに出汁を少しだけ足す隠し味。

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夏野菜のカレーはめんどうでも茄子を揚げると旨味が増します。
ベンガルの吟遊詩人Pabanから教えてもらったカレーのレシピはこちらに連載。
https://keisobiblio.com/2019/08/01/nakanomaki11/

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猛暑の中の収穫

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-旅人の樹-

音楽という森を、海を、山の中を駆け巡り回っています。
いつものように少し早足気味です。
9月には日本に帰国する予定です。
もう少し、待っていてくださいね。

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旅人の樹/トリスタン・ツァラ

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処暑の森傾斜を深む光かな

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トロピカルの涙

夏の夜空に見る星たちのような、カリブ海の群島。
トロピカルの涙、リズムの儚さ、クレオールの微笑み。
旅できぬ今日、ささやかな音楽が旅の風を運んでくれますように。

2020/8/19 新月のopenradioの放送はこちらからご試聴になれます。

https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio2020819-full-moon/

00) Ponta de Manque (Amina Mezaache)
01) Mwen Desamn St.pie (Kali)
02) Junto a un cañaveral (GuillermoPo;tabales)
03) Outro (Grégory Privat)
04) Las (Grégory Privat)
05) Brincando com Theo (Tatiana Parra/Andres Beeuwsaert)

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風吹けば囁く夏の遠きかな

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―民衆の音、贄を海辺で燃やす―

ー生きるために死を飼いならす。

けいそうビブリオフィル連載16皿目のレシピは、カリブ海の島々で食べるアクラです。
干鱈の揚げものアクラを知ることによって見えてくる黒い大西洋の歴史。

大西洋、海流、風、人間の移動、奴隷、塩、魚….民衆が海辺で燃やす贄。
エメ・セゼールの詩と共に、実体験としてのカーニバルでのトランスするあの音が届きますように。

掲載サイトはこちらから→
https://keisobiblio.com/2020/08/19/nakanomaki16/
サン=バルテレミー島 干鱈の揚げものアクラ
―民衆の音、贄を海辺で燃やす―

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アクラ7

トランスに汗滴りて音の渦

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金に生きる-Sebastião Salgado -

それが、この山から生まれて、その山で命を削る者の存在を前に、あるブランドがアート活動のサポートをし、そしてそれを請う輩に一撃を与えたい。

世界を食いつくしているのは誰かではない。

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35日間、いやその人生をその労働者と生きると死ぬを共にしたカメラマンは、本業をもちながら、このような »現場 »に自ら立ち行った。こういう生き方に対して「プロのカメラマンとは?」なんて言い回しは無意味である。

Photo: Sebastião Salgado

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それでもね今日ある空は今日の空(季語なし)

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道に生きる

その過程でしかないと思います、生きるということは。
ペルーのあの道に、山に、土の上を歩くあの少女たちの息を今日、聞きました。

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photo : Pablo Corral Vega
遠近の光の中に過ぎし夏

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遠くから、秘めし香りを

ある人のアドバイスである試みをしてみました。
今までアクションしてこなかった分野、映像です。
映像に音をつける仕事をすることはあるのに、今更自分を映像の中に登場させるなんて…
映画関係の友人が多々いるにも関わらず、かえって近すぎて、彼ら彼女たちには頼めないものなのですね。

パリ左岸6区、ジャコブ通りにある古書店 Librairie Alain BrieuxのExpositionにて。

Exposition Pivoine [芍薬]
video par Catherine Mabilat
photo par Yutaka Yamamoto

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芍薬の秘めし香りに憧れて

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ペルセウス座星群・編集者の残したもの

一体何冊の作品を世に送り出したのだろう。
「美術工芸品のような書籍」とある人は例えた。

52歳の死に聞きたい。
美意識を裏付けたものはなんだったのですかと。
ミッシェル・レリスの日本語訳、文化人類学とアートの世界の蜜月関係を、本を編むことで提示してくれた。
ここでいうアートとは生活の中に見いだす、派生する、そして表出するという視点です。

今日フランスで迎える盂蘭盆。
今日ペルセウス座星群から一筋の流星をみた。
閃光は突然現れ、消えた。

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盂蘭盆や一筋流る星迎ふ

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風、海、楽器、リズム、植民地、色なき叫び

モーリシャス島の、あの碧き海に生きるものみなたちは、黒い涙の中にいる。
人類様の果てのない愚挙はいったどこまで続くのか。

色なき叫びが太平洋に、山に谷にうなだれていることを忘れないぞ。

人々の移動により楽器をも運んだ海流、風を憎む必要はない。

2020/8/12 下弦のopenradioはこちらからお聴きになれます。
インド洋に浮かぶ島々の音、バロックギターの音は時間軸を語る。
https://www.mixcloud.com/makinakano/2020812-waning-moon/

00) Julot (orchestre Arlanda)
01) Soul sock Sega (Eric Nelson&les features of life)
02) Petit fleur aimée (Georges Fourcade)
03) P’tit créole les hauts (Pierrette Payet avec Club Rythmique)
04) Partie de chaconne en ut majeur (Rolf Lislevand)
05) Mimi (¡Cubanismo!)

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インド洋に浮かぶ島々の音楽アーカイブTAKAMBAレーベル

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島の子等心に色を失くし夏

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豊穣なローカリズムへ

800人が住むブルターニュのとある村。
そこに生きる人々のインタビューを長らくしてきました。

この地に残るケルト文化のひとつである妖精=精霊コリガンは、
森の中にいるといいます。
夏の森ではコリガンに出会うことはできません。
ケルトの暦では11月1日を1年の始まりとし、霧深き、森深きにある石を住処にする精霊たちが現れる。

ローカルに生きるすべては、今全世界それぞれの地で生きる人々の、その慎ましやかな生きる営みの中にあります。

農文協からでている内山節さんの著書、
昼間賢さんによる「ローカルミュージック」(インスクリプト出版)、
農業漁業を命の基とする友人たちの姿。
すべてはバイブル。
実のところ伊勢志摩の亡き祖父のミカン畑で働く、あるいは畳の上に書籍を開いて勉強研究し、深沢七郎を愛読する姿に、ローカリズムの核をみるようでもあります。
内部へ、内部へ掘り探るその行為こそが、生きる実践である。

ローカルという地に生きる人々の底力。
これまでも、そしてこれからも、それにまさるものはありません。

内からの世界の声に、耳を傾けることができるならば、あるいは少しの平衡的感覚を携えそれを寛容と呼ぶことができるならば、
目の前にある世界の絶望へも、少しだけ微笑むことができると思うのです。
=conviviality 共歓。

さて、これから生きる場所はどこに向かおうとしているのでしょうか。
人生の欠片としてあったブルターニュという地は、それでもわたしにとっての故郷と呼べるのかもしれません。

故郷喪失とは世界が故郷であるという転換的発想を味方にすることです。

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過去の取材の一部はフランスのフリー新聞OVNIの記事になっています。

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カキ養殖業者ジョエルさん https://ovninavi.com/756sp/

ブルターニュ:4牛
酪農家、ガエタンさん   https://ovninavi.com/729sp/
煙突掃除夫 エロワンさん 
https://ovninavi.com/ramoneur/
 

  

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