水見色口琴世界~びやぼん~

小雪はじまりフランスの冬支度は加速。
今宵上弦openradio再開放送は、静岡の音楽マイスターことトラディショナルサウンドの堀池龍二さんによる、選曲です。彼の別名はその名も「びやぼん」。

さて、びやぼんとは何のことでしょうか!?

静岡の里山、水見色での演奏会では、杉の木々がゆれる姿、茶花の間に間にある蜘蛛の巣に魅せられ、
演奏翌日には、佐藤おばあちゃんが柿をわんさかもってきてくださった。
シベルとわたしは里の山々を眺めながら、風に音をのせました。

中央アジアの人々の奏でる音をお楽しみください。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/11/26_shui_jian_se_kou_qin_shi_jie.html

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ここは静岡、谷間に茶畑。

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シベルが縁側で歌っていたら、おばあちゃん登場!

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さじっとの家ではいつも花が迎えてくれます。

お礼の歌はこちらから⬇︎
https://www.facebook.com/kominka.sajith/videos/1106403419502392/?hc_ref=ARRx9a36P4B-zFqHh9YMLOmdraqyLs_ork14wMTT20f5XjT_7ZWEAI11bleZOf_CaYw

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小雪はじまり霞深まる

秋という言葉に後ろ髪ひかれつつ、気象は一歩一歩冬を呼び込みます。
明けの陽はようやく8時頃から白みだし、霞は街を上昇。
しばらくおやすみしていたopenradioは来週上弦の月と共に再開します。
とっておきの秘密兵器!?からの選曲になる予定。
どんな音の旅ができるでしょうか。

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荒川尚也さんの作品に小さな、菊。

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森での散歩に拾うこれら植物の名前を、知りたい。

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ものいわぬ大気の中に冬霞

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目を開けて見るか、否か…

怒涛のオリエンタルピアノツアーが終わり、ミュージシャンを空港に送り出せば、
ようやく自然の中に身を沈める幸福な時間がやってきます。
奈良の、あるいは鞍馬の山の中にこごみ深呼吸。
今回もたくさんの方のご協力に、感謝。

その後ドタバタ劇の飛行場からパリに着けば、秋雨。
タクシーからみるシャペル門に追いやられた移民、
あるいはスターリングラードの高架下、あるいは地下鉄。
友人が参加する移民への食料配給に来週から参加します。
わたしたちができることは、バナナを、温かい飯を、自ら持って彼らに渡すこと。
想像するまでもなく、人間が道に座り、腹を空かせている姿を写真に収める勇気は…
彼らと時間を共にする、交換の当事者でありたいのです。

さて、オリエンタルピアノツアーでの列島津々浦々盛りだくさんの話は、近日、
お楽しみに!

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鉄犬ヘテロトピア文学賞のお祝いの秋を彩る花は、
天野喜孝さん、叶松谷さん、夢枕獏さんからいただきました。

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秋深む午後の鞍馬に沈みをり

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声が震えてしまったのです

さて、開演直前後も雨は一向に止む気配なく、いよいよオリエンタルピアノの本番パフォーマンスとなります。
機材など今回はじめて使うものばかり。中でもライブイラストに使うOHPは今や日本のどこにあるのやら。無線マイクにライティング、音合わせ…
ゼイナの語り、イラスト。ステファンのピアノ演奏。そしてわたしの同時通訳。
パリでのリハーサルで万全を期し挑みます。が、声が震えてしまったのです。
それは緊張からくるものでなく、ゼイナが綴るその物語、言葉の連なりに
感情が震えてしまったのです。

「オリエンタルピアノであるということは、
パリで窓を開けて 海が見えないかなって思うこと。」

まだお読みでない方は、ぜひ。
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309277714/

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1部はオリエンタルピアノの翻訳者関口涼子さんとゼイナ、そして音楽評論家の小沼純一さんによる鼎談。「BD(マンガ)の作品であるこの本を読むのに、とても時間を要しました。それは1ページ1ページ読んで、観て、消化する作業が必要のようでした」との小沼さんの感想に対して「そうであってもらわないと、4~5年かけて書き上げた本なので!」とのゼイナ。茶目っ気溢れるその言い方が、彼女の魅力。

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オリエンタルピアノの2部はピアノとサックスの器楽コンサート

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新潟へ列車で、船で、聴きに来てくれる

わたしたちは動く。そしてあなたは移動して演奏を聴きに来てくれる。
演奏者にとって、こんな幸福って、ないと思います。
だから、立派にライトアップされた舞台空間より、汗がみえる客席との距離感での音の交歓に惹かれてきました。
東京から、佐渡から…etc
新潟での演奏を終えれば、さてバケツをひっくり返したような土砂降りの中、関越道を時速100kmで東京に向かいます。

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機材に荷物と乗車人数=立錐の余地なし!

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演奏後は、みな脱力状態。

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見えない涙

レンタカー、飛行機、メトロ、新幹線に運んでもらい、道は那覇から長岡へと続き、メンバー1名は大久保でのプログレアラブロックの演奏のため中途落籍。

日本の山々を目にした時に感じるあの安心感って、何なのでしょうか。
移動の中で目にするあの山々は、日本を、地球の核を支えているからでしょうね。
演奏をしなければインカムが生まれないゆえに、今までのツアーは休み日を入れずに敢行してきました。ただ、今回はどうしても会いたい人がいたのです。
mu-anというギャラリーで人々を迎える、迪子さん。
彼女にどうしても会いたかった。
そして彼女に会う理由は、もしかしたら「見えない涙」という本と出会うためだったのかもしれません。

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北上道中車窓にあらわれる、山の姿。

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柿をめぐる日本人の想い。 日本海を望む佐渡での、宮本常一による、柿による人間の再生を思い出さずにはいられません。

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言葉の上に、涙は落ちてゆく。

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沖縄のあたたかさを

「オリエンタルピアノツアー」回想録其の一。
秋の台風にみまわれたツアー初日は飛行機発着を左右し、なんとか辿りついたその地では、自然と共に生きる島の人々が迎えてくださいました。
那覇にいるフランス人コミュニティーの仲間たち。
様々な土地から今、沖縄で生活する人々それぞれの想い。
今は那覇で三線奏者として生きるフロリアンの、師匠を交えた音の交換は、
初めてその歌や三線の音を聞くピアニスト、ステファンをその虜にしたようです。
石垣島、八重山での、出会い。
疲れ切った体で会ってくださった、八重山音楽のそれを継承する方。
歴史の中に残る、あの »日本渡航証明書 »を見せてくださった方。

共演者と碧海を眺めながら、これまで、今、そしてこれからの沖縄のこと、開発の後ろで水を守り抜く人々の存在を語りながら、様々な地で演奏できる喜びを噛み締めながら、沖縄を後にします。

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1972年沖縄返還前まで使われていた、証明書

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台風前後の海の中に生きるものに会いに、船に乗る。

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オリエンタルピアノ日本公演

秋霖10月の日本を覆う雨雲は、時勢を表すようです。

いよいよ、オリエンタルピアノのツアーが始まります。
日程は以下の通り。
この公演の内容は、やや説明しないとわかりづらいものでもあります。
オリエンタルピアノって….何!?

レバノンとフランスの間でうまれた音楽と言葉の物語。
シンプルではない魅力、どんな試みであるか発見する楽しみをぜひ感じてください!

公式サイト➡️http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/orientarupiano.html

トレイラー➡️Image de prévisualisation YouTube

公演形態は2通りあります。
オリエンタルピアノ=ゼイナ・アビラシェドとステファン・ツァピスによる
朗読ライブペインティング。

ステファン・ツァピスと仲間
仲野麻紀、ヤン・ピタール、シベル・カストリアディスによるライブ。

10/22 (日) アルテ崎山
open 18:30 / start 19:00 前売り¥2000 当日¥2500 (1drinkオーダー)
那覇市首里崎山町3-34 tel: 098-884-7522
出演:ステファン・ツァピス/仲野麻紀/ヤン・ピタール

10/25 (水) 寓話
open 19:30 / start 20:00 前売り¥2000 当日¥2500
沖縄県那覇市若狭3-2-27 tel: 098-867-0449
出演: ステファン・ツァピス/仲野麻紀/ヤン・ピタール

10/28 (土) 器 UTSUWA
open 18:30 / start 19:00 ¥3500
新潟市中央区営所通り1-329 tel: 025-229-5239
出演: ステファン・ツァピス/仲野麻紀/ヤン・ピタール

10/29 (日) アンスティチュ・フランセ
鼎談 start 15:00 / ライブペインティング start 17:00 入場無料
東京都新宿区石谷船河原町15 tel:03-5206-2500
1部: 鼎談 ゼイナ・アビラシェッド/小沼純一/ 関口涼子
2部:オリエンタル・ピアノ 出演: ゼイナ・アビラシェド/ ステファン・ツァピス

10月30日 (月)赤城神社
open 18:00/ start 18:30
東京都新宿区赤城元町1-10 tel: 03-3260-5071
1部: オリエンタルピアノ  出演: ゼイナ・アビラシェド/ ステファン・ツァピス
2部: ステファン・ツァピス/ 仲野麻紀/ ヤン・ピタール

11月1日(水)北海道立文学館 
start 18:00 入場無料
北海道札幌市中央区中島公園1−4 011-511-7655
1部: 仲野麻紀 / ヤン・ピタール 演奏
2部: ゼイナ・アビラシェド × 池澤夏樹 対談

11/2 (木) 余市テラス
open 18:00 / start 19:00 前売り¥2000 当日¥2500
余市郡余市町黒川町10-3−27 tel: 013-548-6455
出演: ステファン・ツァピス/仲野麻紀/ ヤン・ピタール/ゲスト:井上強嗣(三味線)

11/4 (土) 河口湖ジャズフェスティバル
open 12:00 / start 12:10 入場無料
河口湖円形ホール tel: 0555-72-8222
出演: ステファン・ツァピス/ 仲野麻紀 / シベル・カストリアディス

11/5 (日) さじっとの家
start 17:30 ¥4000 (スリランカ料理・ドリンク付き)
静岡市葵区水見色885 tel: 080-3284-7058
出演: ステファン・ツァピス/ 仲野麻紀/ シベル・カストリアディス

11/6 (月) tavola calda OHNO
open 18:00 / start 19:00 ¥4500円(1プレートディナー、1ドリンク付き)
四日市市元町9−14 tel: 059-354-9350
出演: ステファン・ツァピス/ 仲野麻紀/ シベル・カストリアディス

11/7 (火)Gallery feel art zero
open 18:30/ start 19:00 前売り¥3500 当日¥4000
名古屋市東区葵2-3-4 tel: 052-932-2090
1部: オリエンタルピアノ 出演: ゼイナ・アビラシェド/ ステファン・ツァピス
2部: ステファン・ツァピス/ 仲野麻紀

11/8 (水) アンスティチュ・フランセ関西-京都
open 18:30 / start 19:00 一般 : ¥2500 会員 ¥1500
京都市 左京区吉田泉殿町8  tel: 075-761-2105
1部: オリエンタルピアノ 出演: ゼイナ・アビラシェド/ ステファン・ツァピス
2部: ステファン・ツァピス/ 仲野麻紀/シベル・カストリアディス

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土地と音、風景と語り -トークセッション-

せりか書房という出版社があります。
本と友達になったことのないわたしはこの出版社の本を、
20代後半になってようやく読み始めました。

いわゆる人文系、とでもいうのでしょうか。
いわゆるカタイ、でも惹かれる、なぜ惹かれるかといえば著者のみなさんが、
各人思う事象を、本当に一生懸命綴っているから。
といっても、何かをするのに一生懸命しない人はいないですよね….。

この出版社から刊行された本
「平成山椒太夫―あんじゅ、あんじゅ、さまよい安寿』(姜信子:著)
拙著「旅する音楽」(仲野麻紀:著)
の二人が10月20日(金)に御茶ノ水でトークセッションをします。

内容は、
「旅を軸に出会う、土地から生まれる音響、旋律、語り、自然と人。
本の中に登場する生活の中で継がれてきたものみなの息。
水のある場所、音のある場所。この世にある多様性、一人の中の多様性。
様々な土地で、語りに寄り添い耳を傾ける旅の話。」

http://espacebiblio.superstudio.co.jp/?p=6467

[日時]2017年10月20日(金)19:00〜(18:30開場)
[参加費]2,000円(当日精算)ワンドリンク付き
うまいBIOワイン片手に金曜日アペリティフは10月20日。
御茶ノ水でお会いしましょう!

20171020_姜氏×仲野氏トークチラシ_A6版

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サン島での教会セッション

前の晩、大西洋の果ての孤島サン島のカフェで知り合ったジャッキーと、
翌日14時に教会で会おう、と約束。
時間通りに来た彼との即興がはじまると、小雨。
演奏が終わり、音が止むと、教会の中には雨宿りにきた人々の拍手。

不思議な島での体験、となりました。
サン島Ile de sein(おっぱい島)のお話は、また次の機会に。

まあるいお月さんをながめる秋の夜長。
秋らしい!? 曲をフレンチミュージシャンの中からピックアップしました。
中秋の名月のopenradioの放送はこちらから
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/10/5_san_daodeno_jiao_huisesshon.htmla>

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だあれもいない教会に音がひとつ、ふたつ、やがて人が集まった…

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だれがいつ建てたのだろう、岬のちいさなチャペル。

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神秘の音声、黄葉はじまる

寒露にむけて秋が深まってきたパリ、ここは19区ウルク運河。
紅葉だなあ、なんて気持ちで歩いていると、
同じく岸を歩く夫人が微笑みながら呟きました。
「Jaunir…c’est la saison de jaunissante…
黄色くなる..凋落の季節ね」
そうか、紅葉はこの地では「黄葉」なのか。

秋のツアーのためのリハーサルでは、ギリシャ人歌手が色々な曲を
もってきてくれます。
どれも歌って欲しいけれど、あえてわたしからのリクエストは、「枯葉」を。
そう、今年はジャック・プレヴェール没後40年となり、街や本屋さんで見かける彼の詩を聞きたくなったのです。
すると、歌い出す歌手が泣いてしまうではないですか。
何回歌いなおしても
Et le vent du nord les emporte
Dans la nuit froide de l’oubli.
Tu vois, je n’ai pas oublie
la chanson que tu me chantais.
というところでいつも感極まって涙が流れる…
詩と旋律がこんなにも合致してしまうと、どうにもこうにも音声は心に触る。
だから、ちょっとマイルスや先達のアレンジを拝借することにしました。
歌詞の世界に、ふと現れる想いを連れ去られてしまわないようにね。
あのモノトーンなオスティナートで心を落ち着かせてね。

9月上弦は真っ二つ、半分の月影。パキスタン、モーリタニアの神秘の声はこちらの放送から↓
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/9/28_shen_mino_yin_shenghuang_yehajimaru.html

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オリエンタルピアノを使ってのリハも佳境に。

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レバノン特集其の二

雨が降るたびに秋の匂いが増してゆく9月。秋分をむかえますね。
前回に引き続きopenradioではレバノンの音をお届けします。
微分音に電子音。
アラビア語の発音の中に音楽の要素を聴き取ることができます。

10月に来日するイラストレーター、ゼイナ・アビラシェッドの作品
「オリエンタルピアノ」の中で著者は、多様な文化を抱えたひとりの人間が、
現世を生きるうえで感じ取った小さな希望を、絵と物語によって語っています。
そこに音楽が重なるとどうなるでしょうか?

10月30日(月)は神楽坂の赤城神社でのコンサートとなります。
その前後も盛りだくさんの日程。
沖縄から北海道まで、お見逃しのないように!

9月の新月のopenradioはこちらから
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/9/20_rebanon_te_ji_qino_er.html

オリエンタルピアノ日本公演 
10月22日(日)那覇 アルテ崎山
10月25日(水)那覇 寓話
10月28日(土)新潟 器
10月29日(日)東京 アンスティチュフランセ
10月30日(月)東京 赤城神社
11月2日(木)余市 余市テラス
11月4日(土)河口湖ジャズフェスティバル
11月5日(日)静岡 さじっとの家
11月6日(月)四日市 tavola calda OHNO
11月7日(火)名古屋 feel art zero
11月8火(水)京都 アンスティチュフランセ関西

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偶然にも文字が金色のレイアウトが多いようです。

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Sharif Sehnaoui率いるAlmaslakhレーベルのほとんどの作品は限定500枚。
それぞれの作品に工夫がこらしてあり、こちらはジャケット自体が
封筒になっています。だから、注文するとジャケットに送り先の住所と
レバノンの切手が貼られるわけです。

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レバノンからいくつかの音を

10月22日からはじまる日本でのツアーには、
レバノンからイラストレーターZeina Abirachedゼイナ・アビラシェッドと
ピアニストStephane Tsapisステファン・ツァピスによるライブペインティング+Ky
となります。

まずは、何はともあれベイルートでみつけた音源とレバノンの様々なジャンルの
ミュージシャン達の音をお楽しみください。

9月の上弦の放送は、地中海に浮かぶ月を思い浮かべながら…
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/9/13_rebanon_te_ji_qino_yi.html

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破壊されたベイルートの街に新しいモスクが建つ。

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地中海を見渡すマロン典礼カトリック教会

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ベイルートのくいいしんぼうの友人に連れてきてもらった、1,2位を争う旨いレバノン料理レストラン。
レバノンで食べるアルメニア料理は外せない。

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犠牲祭 عيد الأضحى

白露に近づく今宵満月はイード・アル=アドハー犠牲祭も佳境に。
動物と人類の関係を改めて考える機会となります。
最近難民としてフランスに着いたシリア人家族と仲良くなり、
秋のツアーのために準備しているアラビア語の歌の発音を教えてもらっています。
犠牲祭をシリアで、家族ですることの出来ぬ彼らの姿。
人見ぬ場所で彼らが祈る平穏な生活への切望。

昨年出会った住吉神社の宮司さん達の祈祷する姿に、
この神社を紹介してくださった友人はこう言いました。
「彼らは、わたしたちが生きる土地の鎮守へ祈る。
こうやって祈る人々がいるから、わたしたちは平穏を過ごせているのかもしれない。」

地球のどこかで平安を祈る人々がいる。
9月の満月はマリ、エジプト、モロッコの音をお楽しみください。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/9/3_sheng_ji_yd_aladhy.html

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パリ、courronnes~belleville~barbesは今宵も祭で多いに賑わう。
そんな中、パレスチナ映画祭のポスターを。

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ベルベル人のアブダラはエッサウィラの吟遊詩人。

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Anti RuBber BrAiN fAct0rY & HmAdchA
かれこれ参加して7年。フリージャズ集団ARBF+モロッコ・スーフィー教団による
最新作はライブ録音。「Serious Stuff & Lots of Lightness」

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グロワ島 国際映画祭から

暦は初秋、体感温度、気持ちの夏は終わりに近づいています。
今年はなんだか島での演奏が多いようで、今回は、
17回目をむかえるグロワ島国際映画祭での演奏となりました。
今年のテーマはアンティユ諸島。
しかしなんと映画祭で受賞したのは「Ama san」という日本とスイスの合同製作による作品。
島々をテーマにしたこの映画祭で、いつか日本をテーマにしたいと主催者が話していました。そんな日がくるのも遠くはないでしょうね。

8月の上弦の放送には、夏の想い出をキューバンの音々にのせて…
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/8/29_gurowa_dao_guo_ji_ying_hua_ji_kyubanna_yin.html

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ama san のCláudia Varejão監督、受賞おめでとうございます。

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各々楽器を担いで船に乗り込みます。

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島の港江にある旧組合の建物がコンサート会場となります。

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会場ではフィルムリールが装飾に使われている。
毎日22時に上映が終わり、観客は音楽を聴きながら思いおもいに踊ったり聞き入ったり。

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夏の祈祷海豚あらわる

何かの宗教、宗派に属しているわけではないのですが、
peinvinという浜辺の街での演奏の際出くわしたカトリックの
夏の祈祷に心ゆさぶられたのです。
宗教的信仰、というより、船乗り、漁師の男たちが祈る姿に、
心揺さぶられたのです。
何の力に頼ればいいのか。
海という、自然を代表するこの力に対し、その前には祈りしかないのです。
ここでいう祈りは、宗教を超えているような気がします。

さて演奏後、帆船に乗り向かった島から大陸へ戻る途中、
なんとイルカの50体もの大群に鉢会ってしまいした。
思わず飛び込みましたよ、イルカに近寄るために。
ただ、飛び込む前には船長さんに梯子の有無を聞かねば、
入水は自殺行為になるということを、学びました。
海で死ねれば本望ですが…

8月新月の放送は、だから生きるための祈りとイルカの声です。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/8/21_xiano_zhu_dao_hai_tunarawaru.html

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牧師さんと共に船へ聖水をかけるのは、元漁師のJJ。
彼は水揚げの際、機械に指を飲まれてしまった。

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船の模型を教会から聖母マリアの前まで運び、野外ミサのはじまりです。

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女性二人による漁船の中での演奏。

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鳥たちが出会う時、音が生まれた。

夏はね、いや本当にもうだめなんですよ。
絶望の中からどうにもこうにも抜けられないんですね。
そこで音の力を借りてどうにかしようと思い、アルジェリア人フルート奏者
Amina Mezaacheをラジオ収録にお呼びしました。
彼女が持ってきてくれた音楽はブラジル音楽の数々。
一聴するとサンバのリズムなど明るさを前面に感じるのですが、
彼女がいうにはブラジルの歌々の内容は、この明るさの中にサウダージが篭っているのだそうです。

アミナがブラジル音楽にはまるきっかけとなったのが、エルメート・パスコアール。
Quando as aves se encontram, Nasce o som
鳥たちが出会う時、音が生まれた

暑さの中で生きるものみな8月15日。
終戦の日、聖母被昇天祭、お盆、送り火…下弦の放送はこちらから。
彼女のインタビュー、そして彼女による選曲による46分、お楽しみ下さい。

http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/8/15_niaotachiga_chu_huiu_shiyinga_shengmareta.html

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船の上で演奏するアミナ

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ブルターニュ半島にあるHœdic島の人口は113人

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島へは帆船で。乗船者10人で共に帆を張ります。

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songs for a blue cloud

夏の色は青を求めませんか?
自然の中にみつけるBlueは何でしょうか。
あるいは、音に青を感じることはありませんか。

7月に発売になったばかりのギリシャ人歌手Cybèle CastoriadisとOrestis Kalampalikis
によるこのCDには、ギリシャ語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、英語の
歌々が収録されています。
そこには一人の人間がもつ多面的興味を歌に還元し、音を放つことにより、
音々はまた多様な人々へ届くような気がします。
彼女の歌声と彼のギターの音色はこちらから試聴できます。

http://www.deezer.com/es/album/44851931

シベルのCD
songs for a blue cloud
ギリシャのレーベルmikri-arktosから。

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こんがりと陽に焼けたおじいちゃんとお孫さん。
年季が入った日焼けですね。

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カストリアディス家の扉の向こうでは、海と空がつながっている。

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6月に咲くLa nigelle de Damas(ニゲラ)は、フランス語で「ダマスのニゲラ」。
ダマスカスに青色を見ることはもうないのだろうか…

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蛸と雲丹と信仰と

クレタ島首府イラクリオンから車で西に150km。
ハニアという街は古代ギリシャ、東ローマ、ヴェネツィア、オスマン帝国の時代を経て今、ギリシャという国になります。
蛸を干しす街角には、正教会とミナレットが同じ建物としてある姿。

パレスチナのユダヤ人、ギリシャに住む知識人を乗せたMataroaという船は1945年
フランスに向う。
レベティコが生まれた背景。
人々の移動と共に文化も移動をし、この地に根付く。
文化ってだれのものでもないのではないでしょうか。
何千年も、対象はかわっても祈る人々の姿。

立秋や宵の満月誰のもの

8月6日満月の放送はこちらから
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/8/6_kureta_dao.html

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一昔前までは、レストランで夜な夜な男達が踊っていたとか。
踊りを覚える場所は、食べる場所だった。

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船は人をどこに連れて行くのか。

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この地でおこったことは、後世このように建物で残っている。
正教会にミナレットが同居する摩訶不思議な光景。

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蛸を捕らえてご満悦の旦那二人

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もちろん潜りましたよ。クレタ島の雲丹!

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ティノス島、ナクソス島から

クレタ島から船に乗り島から島へ。
5拍子の鐘の音。蝉は波音と共に。ブズーキにクレタンリラ、
アナーキストの叫び、独裁政権下での音。
何千年を越えて、島々に残る、音楽です。

7月30日(8月4日)上弦の放送は、ギリシャの島々からです!
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/7/30_tinosu_daonakusosu_daokara.html

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アポロ神殿が港につく船を迎えてくれます。

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上弦の月が谷間の教会を照らす。島にある何百という教会は個人のものです。

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亡きコリュネリアス・カストリアディスの家族の家にお世話になります。
ピアノのステファン・ツァピスと歌手のシベルとの演奏は10月22日から日本で!

10月30日(月)赤城神社
11月4日(土)河口湖ジャズフェスティバル
11月5日(日)静岡 さじっとの家
11月6火(月)四日市 tavola calda OHNO
11月7日(火)名古屋 feel art zero
11月8火(水)京都アンスティチュットフランセ関西

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