残り2公演 !!!

信州の高速からみえる蔦紅葉は真っ赤に、

林檎はたわわに実り、ここは信州小布施サービスエリア。

6年前に、千曲川ミュージアムで演奏した懐かしさと、

世界一!の小布施のシードルをフランス人に味わってもらいたく立ち寄ります。

長谷寺では、調律の整った、

そしてお庫裏さんがお嫁入りの時に一緒に来られたという

大事なピアノを貸して頂き、経験したことのない音空間はお寺に広がったのです。

 

さて、紆余曲折「四つの手とひとつの口のための音楽」ツアーは残る2公演。

上越は高田を後に、新潟へ向かい、老舗ジャズ喫茶スワンへ。

勿論、亀田の gt.moo gallery へ立ち寄ります。

何せ写真家 Tonny Taniuchiさんのプロジェクトと出会った場所。

そして11月11日の千秋楽後、ステファンはすぐに成田を発ち…

「演奏、移動、睡眠、移動、演奏、演奏…」

日本で最後の2日間、良い想いでをつくってくれれば、ね。

 

 

山寺に 響きし音の 秋は色

残り2公演 !!! dans 俳句 haiku img_1919-150x112

 

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ツアー中盤、富士山フジヤマmt.Fuji

10月27日からはじまったツアー、

一日の休みもなく、ひたすら

演奏演奏演奏、移動、睡眠、

演奏、(ときどき温泉、)演奏、

演奏(最低限食事)移動、

演奏、(ときに座禅)睡眠、移動演奏。

 

と続き、ここは河口湖。

紅葉祭りに河口湖ジャズフェスでの演奏を終えれば、

富士山のパワーをい〜っぱい浴びるのです。

後半のトップバッターは、静岡は顕光院にて、

「その男ゾルバ」に音をつけます。

 

2012年11月4日 日曜日

場所  顕光院  静岡市葵区研屋町
時間  開場  18:30    開演19:00
参加費  2500円
出演   ステファン・ツァピス(エレクトリック・ピアノ)
仲野麻紀(サックス)
ゲスト  いとうめぐみ spac女優 (朗読)
渡会美帆(鍵盤ハーモニカ等)

問い合わせ  トラディショナル・サウンド 090-3458-4497  biwabon@hotmail.com
主催     トラディショナル・サウンド
後援     SPAC-静岡県舞台芸術センター

 

ツアー中盤、富士山フジヤマmt.Fuji dans 時勢 circonstance img_1882-150x112

 

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ステファン・ツァピスと仲野麻紀の 即興性×民族性 vol.2

「四つの手とひとつの口のための音楽」

という、いやはや、長いタイトルのアルバム完成となりました。

CDは10月21日に発売されましたが、

まったく取り上げられずに地球のどこかに消えてしまうのも

残念なので、ツアーコンサート、

という形で皆さんに聴いて頂こう、と思います。

 

明日、またまた成田空港に朝8時、

ピアニストのステファン・ツァピスを迎えに行き、

胸の高まりと共に到着口で待つことに。

フライヤー掲載の場所の中止、追加などありますので、

ぜひ下記をご参照ください。

首と手と口をなが〜くして、皆様のご来場お待ちしております。

 

中止=11月9日(金) 佐渡

追加=11月4日(月) 静岡 顕光院

11月7日(水)     四日市 cafe moza

11月9日(金)   上越     ラ・ソネ菓寮

 

 

10月27日(土)Inage 稲毛  Jazz Spot CANDY

19h open 19h30 start  前売り¥2500 当日¥2800 (1drink付)
千葉市稲毛区稲毛東3-10-12  tel:043-246-7726

 

 

10月28日(日)Kamakura 鎌倉  Jazz Club DAPHNE

19h open 20h start ¥2500
鎌倉市小町2-10-1- 榎本ビル3F  tel:0467-24-5169

 

 

10月29日(月)Kyoto 京都 blue note

19h open  ¥2500
京都市中京区河原町三条下ル四筋目東入ル  tel:075-223-0398

 

 

10月30日(火)Wakayama 和歌山 café Lierre

和歌山市和歌浦中3-5-5      和歌山音楽愛好会フォルテ  tel: 073-422-4225

 

 

10月31日(水)Sakai  堺

 

 

11月1日(木) Kobe 神戸 旧グッゲンハイム邸

19h open 19h30 start  前売り¥2500 当日¥3000
神戸市垂水区塩屋町3-5-12  tel:078-220-3924

 

 

11月2日(金) Tokyo  東京 根津教会

18h30 open 19h start ¥3000
東京都文京区根津1-19-6  tel:03-3821-6342

ゲスト Yann Pittard(oud)

 

 

11月3日(土) Kawaguchiko 河口湖  河口湖ジャズフェスティバル

 

11月4日(日)Shizuoka 静岡 顕光院

18h30 open 19h start ¥2500
静岡市葵区研屋町45番地

(問い合わせ)トラディショナル・サウンド

090-3458-4497 biwabon@hotmail.com
ゲスト  いとうめぐみ spac女優 (朗読)

渡会美帆(鍵盤ハーモニカ等)

 

 

11月6日(火) Nagoya 名古屋 青猫

19h open 19h30 start  ¥3000 (1drink付)
名古屋市名東区藤が丘49アンフィニB1F  tel:052-776-5624

 

 

11月7日(水)Yokkaichi 四日市 café de moza

15h30 open 16h start ¥2500 (ケーキ・飲み物込み)
三重郡菰野町下村977-226   tel : 059-394-4388 (場所案内のみ)
コンサート問い合わせ : 080-5067-6877

 

 

11月8日(金) Nagano 長野 長谷寺

19h open 19h30 start  前売り¥2500  当日 ¥3000
長野市篠ノ井塩崎878番地  tel:026-292-2102

 

 

11月9日(土)  Joetsu 上越 ラ・ソネ菓寮

19h start
上越市春日山3-19-7  tel:025-526-2208

 

 

11月10日(土)Niigata 新潟  ジャズ喫茶スワン

19h30 start ¥2500
新潟市中央区西堀通4 tel:025-223-4349

 

11月11日(日)Tokyo 東京 Jazz bar LADY JANE

19h open 19h30 start  前売り¥2700 当日¥3000
東京都世田谷区代沢5-31-14    tel:03-3412-3947

ゲスト 池長一美( Ds)

ステファン・ツァピスと仲野麻紀の 即興性×民族性 vol.2 dans 時勢 circonstance makistephcd-300x300

 

 

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日々の食卓と野菜

北海道で食した、「たべるとくらしの研究所」の安斎さんが作る、蕪。

鎌倉は、「パラダイスアレイ」の、京都はちはちの、パン。

今は亡き岡田さんの、亀山は「月の庭」。名古屋の「匠味 ごま家 」

広島のPot Luck …

 

そして、静岡はRama   http://www.rama-art.com/news/

牧さんが作る料理が、今から楽しみです。

 

日時/ 2012年10月20日 sat
時間/ 18:00 open 19:30 start
料金/ 4000円(お食事込)要予約

人数に限りがございますので、ご予約の上ご参加ください。
駐車場はございますが、台数に限りがありますのでご了承ください。

お申し込み・お問い合わせ/ tel. 054-260-5186 mail.   info@rama-art.com

 

 

 

食べることが、生きること、と気づいたのは、

福岡伸一さんの『生物と無生物のあいだ』であることは云うまでもありません。

 

 

 

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草冠 kusakanmuri =お花屋さんライブ*

ちょっとへそ曲がり、というか、普段コンサートを聴くための場所、

というより、色々な空間で音が鳴るシチュエーションを

想像して、ある時はお寺で、ある時は本屋さんで、など演奏をしてきましたが、

お花屋さんでの演奏も、以前からある想像の欠片です。

なかなか興味深い書籍も出版されている「草冠 kusakanmuri」、

というお花屋さんで演奏を行ないます。

白と緑のみのお花屋さん、というのもへそ曲がりの自分には

刺激されるものがあります。

 

10月13日(土)16時30 open / 17時start

2625円・予約 Tel : 03-6415-4193

kusakanmuri gathering 10/13(土)「フランスの生活に在る、世界の音空間」

kusakanmuri – 恵比寿にオープン 新しいスタイルのフラワーショップ

 

草冠 kusakanmuri =お花屋さんライブ* dans あーと art kg04_key_flyer_ok-230x300

 

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ジャンゴ・ラインハルトに釣瓶落とし

 

緊張の糸は緩むことなく北海道ツアーは終了。

今を生きる発寒 haccham art complex は見事に

Tonnyさんの写真が生き。

思いかけずの余市滞在には初秋の入水浴と、

満月の下での長靴ライブ。

小樽での再会があれば、

札幌は安斎果樹園率いる「たべるとくらしの研究所」の

酵素玄米と生き生きとした蕪に迎えられ。

旭川のウクライナ嬢の抱擁に気分をよくし…

無事東京に戻るは陰陽師のために。

そう。「霹靂神」は、アメリカも日本もフランスをも

穏やかに包み込む物語でした。

獏さんの声は、書く喜びを表すような…

 

そしてフライヤー配布around tokyoは日が暮れても続き…

都会のひと休みは、月光茶房のジャンゴとグラッペリに、

決まり。

 

店後に 釣瓶落としの 路ひとり

 

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御殿場-福島-北海道

ナイサムを空港に送りに行き、安堵もつかの間。

四日市から御殿場まで車を走らせ事故現場近くで修理された車を点検、

レンタカーの返却。

バスで御殿場から東京駅に着けば、

間髪入れずに徹夜にて福島は去年に引続き飯野町の

五大院での縁日演奏

朝11時公演のために車を走らせます。

相馬盆唄も大漁唄い込みも、

私なんかより観客である方々のほうがよく唱い慣れているはず。

それでも温かいまなざしでの手拍子は嬉しいものです。

縁日を仕切る丹治さんの笑顔にパワーをいただき、

とある事情で、事情の所まで行き、首都圏に着いたのは、夜中の2時。

続いて北海道は、毎度の問題、楽器を機内持ち込みにするがゆえのストレスにて

朝8時に成田空港に着けば、もうこの航空会社に決めました!

ジェットスターにて無事の楽器の輸送ができたわけです。

しかも、機材も!

ギター、ウード、サックス、クラリネット、アンプ、ペダル類

+トニーさんの展覧会のための演奏なので、写真器材などなど。

写真に写っているのは、ほんの一部です…

御殿場-福島-北海道 IMG_1620-150x112

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ニホンハキレイデス! By ナイサム

和歌山から橋本を、かつらぎ町を、天理を抜けて亀山-四日市。

名古屋の着けば、大須のババレコードにて日本の音を物色。

見つからないものはタワーレコードに行って、大量に日本の音楽CDを、

ナイサムは購入しました。

その中で、東北民謡がモロッコのハダラに似ているんだ、彼らに云わせると!

そう思って耳を澄ませば、似てる!!

 

翌日私はゆっくり休んでいる彼らを置いて、

新幹線にて大阪は国立民族博物館へ日帰り打ち合わせ、

名古屋に戻り、名古屋駅を走る走る、ギリギリで中部国際空港へ、

父が運転する車に乗った彼らと合流し、

いよいよ別れの時。

 

収益は………..

本当にミュージシャンに申し訳ないほど のギャラ。

でも、皆さんに彼女の音を聴いていただけて、嬉しいです。

 

彼女は、最後の最後まで、「ニホンハキレイデス!」と

連呼していました。

 

シュクラン、ナイサム。

 

秋雲や  茜染めし空  友の飛ぶ

ニホンハキレイデス! By ナイサム dans 俳句 haiku 2012-09-25-20.05.17-225x300

 

 

 

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和歌山のシリア料理

海南市での演奏は、和歌山の仲間たちも駆けつけてくれ、

多いに盛り上がります。

老若男女はサティの曲に身をのせて、

宮城の歌に手拍子で、応えてくれたものです。

 

翌日オーガナイザーに連れられたのは、善福院。

括弧付きの「国宝」 にとらわれない風格を持った、

禅宗様式の釈迦堂。

 

さてさて、ナイサム・ヤン組はすっかり日本の温泉大好きっ子になり、

黒潮温泉へ。

こちらは千秋楽+懇親会のため、シリア料理用買出しへ。

まずはムタッバル(焼きなすのペースト)作りスタート!

生コリアンダーやパセリがないため、乾燥ものを高島屋へ買いに走って下さる

Heronのオーナーの心遣。

ナイサムは胡瓜のヨーグルトサラダと、ケフタのソース。

私はケフタのたね作りに、トマトのサラダ、ブリックの具作りに、

あっつい焼きなすの皮を剥きます。

 

開場15分前に、料理は無事終了。もう毎日が綱渡りです!

 

残りの時間でプロジェクターの設置、確認、パレスチナ子どものキャンペーンの

刺繍商品を並ばれば、16時30開場。

千秋楽も、無事終了。

 

 

和歌山のシリア料理 dans 俳句 haiku IMG_0256-300x225

無我夢中でなすの皮を剥き、

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演奏後、料理を盛るミュージシャン!

暗くてあまりよく見えませんね。

 

 

そして、残るは明日….空港へ無事ナイサムを送り届けることです。

 

 

 

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広島原爆資料館 with ナイサム

京都から広島へ、山陽道は順調に西へ。

定刻広島市内は、路面電車を何と横切り、

秋の全国交通安全運動の警察に捕まること間違いなしの

運転…    路面電車乗客の皆様、お騒がせしました。

 

ナイサムは一人原爆資料館へ。

一時間半後の彼女は、ただ静寂をまとい、演奏会場へ。

 

いつも声を大にしているのですが、海外からのミュージシャンが日本へ来る際、

すこし赤になっても(=足が出ても)広島での演奏を入れたいのです。

教育というのは、自国を軸心にし、他国に行かなければ見えない歴史の部分がありますね。

原爆の事実は、やはり日本で、広島で知ってもらいたいのです。

 

ヲルガン座の後は、なんと第二ステージに突入。

まるで、バブルの時の赤坂でハシゴをするミュージシャンの気分です。

 

会場となった、

ワインバー、Hana Wine http://www.hanawine.com/about-us.html で飲んだ、

ロゼのペティヨンがおいしかったこと…

 

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ナイサムのアラブ語のサイン、ヤンの空飛ぶウード。

 

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京都は秋の音に

一雨一雨ごとに近づきし秋。

今宵は法然院。

ここは鹿ヶ谷、そして鹿威しの音と、

フルート、ウードは秋の音になり。

 

梶田ご住職のおもてなしと、お気遣いに、

深謝。

 

 

三秋を 迎えし庭の 法然院

 

 

 

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正伝院は »獅子の児渡し庭園 »にて

 

 

 

 

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世界報道写真展 オープニング

いよいよナイサム・ジャラル/ ヤン・ピタール Noun Ya のツアー関西方面です。

世界報道写真展 in 立命館国際平和ミュージアムでの演奏は、

お昼にも関わらず大勢の方々に来て頂き、

日本も、シリアも、一世界の中に在り、

世界自体が世界の中の一つ、であると実感。

(禅問答みたいですネ….)

 

今宵法然院さんでの音は、

京都の空気の中にどう漂うのでしょうか。

 

 

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ナイサム・ジャラルと皆神山・松代大本営象山地下壕

松代文武学校の会場は、なんと槍術所で演奏!

エコールdeまつしろのご協力で、ここでの演奏が可能になりました。

梁も床もたいそうな柱に囲まれ、音がどんどん上昇中。

 

その後、今回松代を選択した理由でもある、松代大本営に行きます。

「レジスタンス」を共通項に、地下壕の空気と、この街を味わったのです。

 

先日のTV朝日のニュース、またCafe Lavenderiaの雰囲気はこちらで→

cliquez sur ce lien pour visionner la vidéo

http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220916004.html

ナイサム・ジャラルと皆神山・松代大本営象山地下壕 dans 時勢 circonstance IMG_1447-300x225

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市民と市民のテレパシー

ハマムよりも、サウナよりも、

「シリアよりも暑い!」

冷房機能の低下したcafe lavanderiaは

湿度 -% !!、

体感温度 – ℃ !?

人熱気圧 - ㍱ !?!?

 

毎回鬼気迫る演奏後に、彼女が撮った2006年の在りし日の姿のシリアを観る、

今宵の会場からの、確信をついた質問は。

「では、私たち日本人は今、あなたがたのために何ができますか?」

 

応えは、ないけれど、ひとつ言えることは、

「ヒューマニティーを感じ取る事。

地球上のいち市民として、市民の立場を知る事。」

 

それは、 »連帯、連帯” と言葉をかかげる前の、

個々の意識の問題。

 

明日は、長野は松代へ、移動です………………………..

 

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30分にわたる取材(T/A)、メディアを通じて、私たちが知る事のできることとは。

 

 

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河口湖 湖のホテル

 

「ナイサムの、西洋フルートから奏でられる微分音は、瞬間瞬間の空気をかえる」

と、おっしゃったお客様の言葉を彼女に伝えると、

「日本の方に、微分音のエスプリを感じ取ってもらえて、うれしい。」

と。

 

微分音を奏でるから、アラブ風になるとか、比較のうえでの音楽云々を語るとかではなく、

微分音の中にある音を、どう聴き感じるか。

そして感じる自分を、音は発見させてくれる訳です。

 

 

毎回快く迎えてくれる、湖のホテルのスタッフのはからいで、

今宵はカルチャー・サンドイッチと題した催し。

北は旭川、南は>>>長野?いや三重か?

皆が河口湖、「湖のホテル」に集まり、

旧暦の仲秋の名月に合わせたお茶会でお抹茶をいただき、

幅広い年齢層の方に聴いてもらい、

今日起こった御殿場バイパスの惨事を反復、

午前3時、一人温泉の中で今日の疲れを癒す訳ですが、

明日という現実に戻れば….

 

 

明日の新宿の演奏後は、どこに泊まろうか、

などと途方にくれながら考えているのです。

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ナイサム・ジャラル 一つの抵抗として .2

 

今朝、ようやくナイサムから連絡が来た。

実はこの1週間彼女からの連絡をずっと待っていた。

何かに巻き込まれていない事を願いながら…

明日にはレバノンからフランスに移るとの事。

しかし、それだって彼女のパスポート上の問題を考えると、

無事レバノンから出られるか心配だ。

アレップ近くの村に居るはずの彼女の家族はいまだ消息不明とのこと。

 

はっきり言います。

国家はもう存在しません。

ギリシャも、シリアも、ある投資家に買われ、企業のモノとなる。
例えばGoldman Sachsとかに。

イタリアの首相マリオ・モンティが

ゴールドマン,コカコーラのなんやら顧問であるように

ハイエナの如く貧しい国に近づいて喰ってしまう。

 

彼らは、これ以上お金を自分の懐に入れてどうするというのだろう。

自分たちだけ火星にでも行くつもりなのだろうか

 

 

ナイサムによる独奏。

なぜかアップできませんのでこちらをクリックでご覧下さい↓

إهداء إلى شهداء الثورة السورية – نيسم جلال‬‎ – YouTube

 

 

公演スケジュールは→ http://openmusic.kyweb.fr/openmusic/openmusic_from_shiria.html

 

 

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ナイサム・ジャラル 一つの抵抗として .1

シリア人フルート奏者:Naissam Jalal ナイサム・ジャラル  コンサート
9月13日から日本ツアーが始まります。

http://openmusic.kyweb.fr/openmusic/openmusic_from_shiria.html

 

連日伝えられるシリアの現状。目を背けてはいけない、
しかし複雑なその状況を誰が理解できようか。

ナイサム・ジャラルは今、母国であるシリアが複雑な状況の中で、

何に抵抗すかもわからなくなってしまうほど複雑そして無残な事象への反応に、

彼女は抵抗する。

彼女を通じて、シリアで起こっている事、

牧歌的な在りし日のシリアからの音に、耳を傾けてみたい。
フランス語が分かる方は、~2分からの彼女の言葉を是非。

一つの、彼女なりの抵抗という生きる姿が、見えます。

 

Image de prévisualisation YouTube

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シリアから、フルート奏者 ナイサム・ジャラル

灼熱のアフリカからフランス経由、新譜のマスタリングを徹夜で終えて、

朝10時のCDGに乗り込めば、成田着は翌日の朝7時。

日本の夏の熱風に出迎えてもらえば、暑さに覚悟しそのまま富山へ直行。

船に乗って、新幹線に乗って、成田エクスプレスに乗って~~~

 

二週間後に控えた、ナイサム・ジャラル Naissam Jala の日本公演を目前に、

日本中走り回ります。

 

彼女は今、レバノンに居る。

彼女が奏でるフルートの音に、そしてシリアの日々伝えられる現状を目の前に、

たったひと時、彼女の音に、浸っていたい。

彼女が伝える音に、耳を傾けたい。

 

 

ナイサム・ジャラルサイト→NOUNYA Musique libre et nomade

主催サイト→ News de Ky

 

 

公演スケジュール

 

9月13日(木)  東京 Uplink Factory

19h 開場 19h30 開演

前売り2000円 当日2500円

東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル
tel.03-6821-6821 予約 info@uplink.co.jp

*写真展は9月12日から9月17日まで。

 

9月14日  (金)   河口湖 湖のホテル

山梨県南都留郡河口湖町浅川187

tel : 0555-72-1234

 

9月15日 (土)  京 Café Lavandería

19h 開場 19h30 開演

東京都新宿区新宿2-12-9  広洋舎ビル

tel: 03-3341-4845   要予約・問い合わせ openmusic.jp@gmail.com

 

9月16日 (日) 長野  松代藩文武学校

14h 開場 14h30 開演

入館料 200円(小中学生80円)

長野市長野市松代町松代205-1

松代大本営象山地下壕見学予定

 

9月17日 (月) 静岡 スノドカフェ

 

9月18日(火)名古屋 feel art zero

名古屋市東区葵2-3-4 三光ビル1F

 

9月19日(水)京都 立命館大学国際平和ミュージアム

世界報道写真展オープニング

15h開演

京都市北区等持院北町56-1

tel: 075-465-8151

 

9月20日(木)京都  法然院

19h開場 19h30開演  

前売り 2500円 当日3000円

京都府京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町30

tel: 075-771-2420

 

 

9月21日(金)広島 ヲルガン座

19h 開場 19h30 開演      

前売り2500円 当日3000円

広島県広島市中区十日市町1丁目4-31

tel: 082-295-1553

 

 

9月23日(日)和歌山 Heron

16h30 開場 17h 開演  

前売り2000円 当日2500円

和歌山市屏風丁13吉田ビルB1

 

 

 

詳細・問い合わせ

openmusic.jp@gmail.com

080-5067-6877


 

シリアから、フルート奏者 ナイサム・ジャラル dans 時勢 circonstance nounya表-212x300

 

nounya裏-214x300 dans 音楽 musique

 

 

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考えるカフェにて

鵠沼海岸ではおもしろい出会いが多々あり、

ギャラリー茘さんを訪れたのがかれこれ10年前、

パリに発つ時にこのギャラリーで展示されていた、

櫻井三雪さんの作品を手にしなかったのは今でも後悔している。

その後、鵠沼に住む知人の紹介で演奏したり、

湘南で用事があればふと出向いたり、

数年前に訪れた”余白や »さんでは、美味しいビール片手に

ミュージシャンと語ったり…そして »余白や »ならではのプロデゥースで

今回演奏する場所は、その名も、「cafe pensee」 !

なかなか興味深い名前のcafeですね。

是非のご来場を!

 

9月2日18:15開場、19:00開演

¥2500(1ドリンク付) 予約優先

Cafe Pensee

藤沢市鵠沼橘1-1-6    Tel:0466-23-5009

http://ameblo.jp/penseee/day-20120806.html

 

余白やさんのブログ→http://ameblo.jp/yohakuya/

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ブルキナーアルジェーフランスーニホン

ブルキナファソはバンフォラから24時間かけてフランス到着。
一週間のネット圏外の後は怒濤たるメールの嵐ーーー。
そして明日はマスターリングにて2日徹夜で飛行機in=
25日に成田着。
一体この7月から何キロ移動しているのだ….

 

ブルキナーアルジェーフランスーニホン dans 時勢 circonstance 2012-08-17-19.06.34-300x225

 

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アメリカの月、イスラムの月

1969年、人は月に足を乗せた。

2012年、ここモロッコの月は、

ラマダン始まって15日目、

細い爪の様な曲線の月は今宵満月に。

イスラムの人々は何世紀もに渡って、

月と共に生き、聖なることとして、

月の居ぬ日中は、音楽を奏でない。

それはもしかしたら、宗教というより、

何かに対する、シンプルなレスペクトなのかもしれない。

 

月に足を着けた人間は、何をレスペクトするのだろう。

 

 

アメリカの月、イスラムの月 dans 俳句 haiku IMG_0499-300x225

 

 

ラマダンから6日目、

エサウエラのグナワの重鎮 Maalem Soddik Laarchを迎えての、

月下での演奏前にて。

 

月凉し 宵の音に乗り 断食月

 

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リハ、ゲネプロ、食事

日の入りは毎日1分ずつ早くなり、今日最後のアザーンは19時44分。

この15分前は、スーク(市場)ではみなカッカカッカ、売る方も買う方も

真剣勝負です。

アザーン、あいにくコーランの何を語っているのか、私には分からないけれど、

一日のラマダンの終わりの合図はサイレン。この音がなんとも、

「焦らずゆっくりたべなさーい。」と聞こえてしまうのだから、面白い。

不謹慎かな。

さて、ラマダン中は日中に音楽をしてわならぬ事によって、

フランス組ミュージシャンだけでのリハ。リハが終われば食。

モロッコ組スーフィー教団楽士のハマッチャ Hamadchaと同じく19時30以降に夕食をすまし、

(伝統的には、山羊の牛乳、ナツメヤシ、ゆで卵、スープ、パン、そしてお菓子に薄荷茶)

21時から夜中の1時までみっちり。

一年前のレジデンスでもそうであったように、こうなると »食 »への欲求が高まってしまう。

煩悩丸出しの私は毎日市場に行っては、魚類を物色物色。

蜘蛛蟹があるからには食べるしかない。

しかも…15ディラムとくれば(150円)…

issawaやtkitika、gnaouaのカルカブの音と、

食べ物が脳の中で入り交じってしまっているのです。

 

メンバー10名+関係者3名も喜んだ、精進揚げと蟹。

リハ、ゲネプロ、食事 dans 料理 cuisine 2012-07-27-23.14.55-300x225

 

みそ旨し 夏日食欲 止められぬ

 

 

 

 

 

 

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怒濤のモロッコツアー

マラケッシュ42度…

メンバーの一人は「暖房消しください。」

モロッコ人も皆大爆笑。

2時間半かけてエサッウィラへ到着。

一年半前に来たときと同じ海の香りははるか何世紀を超えて変わらず、

やはり鰯を食す事に。

7月21日からはラマダン(断食食)がはじまるので、雰囲気も大晦日のような。

ラマダン一日目の夜は、山羊の頭を食べるとしましょう。

 

怒濤のモロッコツアー dans 料理 cuisine IMG_0422-300x225

 

ポルトガル支配下時代の城塞をリハーサル場として提供してくれたエッサウィラ市。
まずは一年ぶりのスーフィー教団楽士、ハマッチャHamadchaとのセッション。
IMG_0430-300x225 dans 時勢 circonstance

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避難民+スタインウェイ

人の気持ちをくむ、といってもやはりその立場になってみなければ、

わからないもので…

なんとアパートの壁が崩れ落ちる、という災難から(話すととのても長くなるので端折りますが)

家へ戻れぬ人々の気持ちや身体の変化、精神の変化を、

微少ながら味わっております。

部屋に入れるのは雨が降らない時に5分程度。

さすがフランスにて、この家屋担当の建築のエキスパートがバカンスとの事

で、診断判断ができぬまま、家屋に入れる日はいつの日に…

必要なものだけ取って外へ避難したものの、

それらは全楽器類+パソコン+ハードディスク+パスポート。

服も下着も何も、ともかく私はサックスを持って逃げたのだからいいけれど、

調度録音したばかりのピアニストがこの情況と同じ目にあったらどうなったのだろう。

冷や汗が、でる。

 

とはいっても、13区のある、

ドビュッッシーのスペシャリストのピアニスト宅でがんばったスタインウェイ。

地震なき、地崩れなき家で、穏やかな日々を過ごしてくださいね。

 

避難民+スタインウェイ dans 俳句 haiku 2012-06-29-01.43.46-300x225
白雨の 明るい涙 ものみなに

 

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アラブ世界研究所 -Le Corps Decouvert- 身体の発見 part 1

IMA(アラブ世界研究所)開催された »Le corps decouvert »-身体の発見-は、

アラブ世界自体が、そしてその要素となり頭角をあらわすであろう »現代 »アートの、

序曲のような展覧会、でありワクワクする作品たちに出会える観る側の喜びと同時に、

アラブ世界においての本来覆うべき »身体 »— »裸体 »という、 « 西洋的表現 »を、

宗教が国の大きな役割となっているアラブ諸国が一丸となって、

先進国のアートシーンに挑んでいる姿が、伺える。

この序曲の裏には、アブダビにルーブル美術館別館を設立するにあたって、

西洋美術の基に位置する »裸体 »とどのように対応するか、

そんな危惧に対する一つの解決方法、ともみれる。

 

といってしまうのは、あまのじゃくかしら。

 

20世紀初頭にみられる裸婦の習作から展示会は始まり、

« 現代 »アートで幕を閉じる構成は、実に充実していて、

”アラブ »と”裸身体 »のコントラストが、

とても象徴的かつ観る者の好奇心と、

それこそ観るものがアラブの »身体 »を発見する、

という応答が待ち構えているかの如く。

 

現在となっては象徴へのパロディ、そうさせてしまう美術における紀元前からの裸体は、

アラブ諸国によるその追従の先にある新風となり、世界を楽しませてくれると確信。

 

アラブ世界研究所 -Le Corps Decouvert- 身体の発見 part 1 dans あーと art IMG_0325-300x225

 

 

IMG_0317-300x225 dans 時勢 circonstance

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