春時雨に釣り人

季節は梅雨に初夏の気配、そんな中、春のツアーの続きを綴ります。

秩父を後に向かうはしまなみ街道出発点尾道。
「しまなみ音楽祭」の一貫にてサックスを教えることに。
といっても優秀な生徒さんたちはテクニックに譜読みになんでもござれ。
わたしなんかよりもずっとずっとこの楽器に精通している。
教えられることは経験に基づくサックスの »鳴り »ぐらいなもので、
かわいいかわいい生徒さんたちとサックス四重奏と相成りました。
向島と尾道を毎日お船に乗り通い、瀬戸内はうつくしいなあ、と水面を眺める。

水面は釣り人の心を映すようです。
広島のある港で延べ竿をもつ一人の姿に、惚れ惚れしたものです。
釣りって、何なんでしょうね。
その疑問を探るには、竿をもつべきかな、ということで、
延べ竿を広島の釣り人から譲りいただきひとつの経験をしてみようと思います。

日本から来仏する一行とブルターニュでの取材の合間に、
竿を水面に投げてみようかと思います。
何が、釣れるかな。

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釣り人は時雨の中に一人立つ

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海魚大全は広島のうまい酒を飲ませる厠にて

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サックス大好き!

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モンクとプレヴェール

今年生誕100年を迎えるセロニアス・モンク。
名古屋の老舗ジャズバーAsterのアスタパパこと亡き橋本さんが
彼との思い出を語ってくれた時の笑顔が忘れられない。

没後40年になるジャック・プレヴェール。
節目節目の年輪にこだわるわけではないけれど、
その節目に感じる彼らの生はどうにもこうにも
かっこいい!
音楽から見えるかっこよさ、あるいは単に見た目?
表象の内に存在するかっこよさ。

openradio6月9日満月の放送はプレヴェールの詩をたっぷりどうぞ↓
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/6/9_monkutopurevu~eru.html

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プレヴェールはシュールレアリスムの時代を生きていたことをお忘れなく!

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秋葉原のおいしくなあれ♡

出会い系バー、失敬、ではなくメイドカフェに行ったことがあります。
興味本位というよりは、来日中ミュージシャンの要望に応え、
保護者のつもりで同伴しました。社会見学もかねて。
どこに入るべくか秋葉原をウロウロしていたのですが、
当然道端勧誘に合い、値段を確認していざ店内へ。
ビール中ジョッキ500円。
陳腐な居酒屋がだす食べたくもないお通し料が加算されることもなく、
しかし店内の条件は一人2杯注文とのこと。
すると、飲み物を持ってきたメイドさんが手で♡を作り
「おいしくなあれ、おいしくなあれ」と呪文を唱えるではないですか。

つい最近土井善晴さんの「一汁一菜でよいという提案」という本を読んだばかり。
その中で、口に入れるものにおいしくなりますように、という想いや念は愛情の
表れだ、という節がありました。
メイドカフェのおいしくなあれ、は偽善でもなんでもなく
リアルにおいしくなるための呪文。
店の中全体が愛に包まれているのだ。

包まれているといえば、このお店の壁は全面テレビで埋め尽くされていました。
そこに映る番組は、ニュース番組が多く、BBCなど海外番組も。
そこで映る映像は、川内原発2号再可動、ISによるロシアへの宣戦布告のニュース。
ただいま現在であれば地中海を渡航する難民、あるいはアレッポ爆撃の様子でしょう。
このメイドカフェという空間がカオスであることはお分かりの通りです。
この映像の前で、おいしくなあれとまじないいをして飲むビールは
おいしくもなんにもありません。

目の前にカオスな現実があるだけだ。
裾が汚れたまま、擦りほつれた白いエプロンを着て、
お客さんをもてなすメイドカフェの店員。
そういう仕事をつくった社会。
そういう仕事をする人々の声に耳を傾ける人。

6月上弦のopenradioは後半ギリシャでせめています。
放送はこちらから⇨http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/6/1_sakuranbono_ji_jie.html

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メイドカフェでは耳が動くうさぎのカチューシャをオプションで着用。

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ギリシャのサラダもクミンが入るとマグレブ風に早変わり。

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目下さくらんぼの季節

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ファティマのクスクス・ガゼルの角

新月迎えて5月27日からはじまった断食月ラマダン。
アルジェリア人でフランス人となったファティマに
クスクスとお菓子を教えてもらった。
アルジェリア人でフランス人?
他人が?に思うならば、本人はそのもっと深いところで?を抱えて
生きているのでしょうね。
多様であることは今を生きるわたしたちの希望になるといいな。
ともあれ、よいラマダンをبون رمضان أون!

数えられないほどの作り方があると思います。
でもレストランで食べるそれとは違う家庭のクスクスの作り方はこちらから。

材料 8人分
野菜:にんじん、蕪、トマト、なす、ズッキーニ、玉ねぎ、エシャロット、
にんにく、ひよこ豆、レーズン
肉:羊の肩肉もしくは子羊のもも肉400g、
鶏一羽(なければもも肉や手羽などの部位)
スパイス:クミンシード、Ras el hanout rouge、シナモン一片、胡椒、
サフラン
その他:塩、トマトピューレ、
スムール(日本ではこの粒はクスクスと呼ばれている)

1) オリーブ油をひいた鍋に玉ねぎ、エシャロット、
クミンシード、ras el hanout rouge、塩胡椒、肉を入れて色をつける。
2) 鶏肉の皮にパリっと色が付いたら肉を別皿にとり、同じ鍋に適当な大きさに切った
にんじん、蕪、トマト、にんにく3片、水でもどしたひよこ豆、サフラン以外の
スパイスを入れ炒め、トマトピューレ、水を野菜が隠れるまでたっぷりと入れ煮込む。
(11区のよくいくクスクス屋さんでは蕪が丸ごと1個入っているほどに豪快だったりもする)
3) 煮立ってきたら肉を鍋に戻し1時間煮込む。
4) 食べる30分前にズッキーニ、なすを入れる。
よって切る、焼く、煮るtotal2時間仕事となる。
5) 水に30分ほど漬けておいたスムール(水はスムールと同量)とレーズンを
クスクティエールもしくは蒸し器に敷き詰め下段に水を入れて蒸す。
中火で20分。炊けたスムールにオリーブ油、バター一欠片、塩、を混ぜ、
ダマができぬようにフォークでパラパラにする。
あるいは電子レンジで作る方法もあるそうだ。
6) 鍋に入っているスープでサフランの粉を溶かし、スムールに加えて色を加える。
7) 銘々に取り分けて、アリサをスープで溶かしながら皆で食べる幸せ。

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家庭によってはレーズンを器に添える場合もある。

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ひよこ豆も同様、別の器で添える場合もある。

كعب الغزالマグレブのお菓子のひとつ
ガセルとはアフリカ生態の鹿の一種。
材料 30個分
中身:アーモンド粉250g、砂糖80g、バター一匙、ハチミツ一匙、
ナツメグ、シナモン、オレンジ花水、
皮:小麦粉250g、バター80g、塩一匙、オレンジ花水80ml

1) 中身の材料を手で混ぜて大きなかたまりにする。
2) 小麦粉にバターを加え指で混ぜ、塩を加え、少しづつオレンジ花水を加えてまとめる。
3) 皮を小さく丸め平にし、中身を入れて形を作る。つなぎは卵白を塗る。
きちんと繋がないと加熱中に中身が出てしまいます。
4) オーブン180度15分余熱し、20分ほどで皮がパリっと焼けます。
5) 粗熱がとれたら、手でハチミツを塗り、粉砂糖で化粧をしてできあがり。
6) 薄荷茶で食べる、夜12時。

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こんな感じに中身がまとまります。

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クランブの状態からだんだんと生地にまとまります。

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中身をひとつひとつ包む作業は、女同士のおしゃべりにちょうどいい仕事。

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あとは焼くだけ。

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ひとつ、またひとつ、ラマダンの夜が更けていくのです。

繰り返す葉桜の影断食月

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はだける浴衣~メシアンの鳥~紙片

一ヶ月お休みをいただいていたopenradioの再開。
船から降り遅れたらたいへん!浴衣なんぞに着替えて寝ている場合ではない。
朝5時の港、島鳥からメシアンの鳥たちへ。
世の終わりのための四重奏曲。

尾道の路地の奥にある「紙片」という空間で出会う、サティ。
3枚組みの贅沢なCDはarbouse recordingsというレーベルから。
http://www.arbouserecordings.com/view-release.php?id=48

日本からフランスに戻ればすぐに演奏、で出会う演奏家とのセッション。
いつもでもどこでもミュージシャンは何かと出会うことで、
新たな、あるいは懐かしい音の中に居ることができる。

今宵新月、海の満ち引きは大潮。
夏にむけての準備がはじまっているようです。

openmusic5月新月(フランスは昇天祭)の放送はこちらから⇩
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/5/26_yu_yihadakeru_chuanni_dao_niao.html

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毎年恒例Moul Stock Festivalでの演奏。
今年はメイン通りに釣りの網を張り、その中での演奏となりました。

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なんとナントにはoudのアソシエーションがあり、その多くはアルジェリアの方々。
しかし、先生はフランス人!アイデンティティは楽器を欲するようです。

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三宅島のみなさん、ありがとう。
帰りの船では浴衣は着ないでおきます!

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29度-19度/39歳-39回

山から島へ、島から大陸へ。
春の日本公演を終え次への移動場所は、
シャルル・ドゴール空港、29℃。
楽器や機材を乗せたタクシーはパリ市内へ。
夏至への日永19時。友人たちと共にすごすビストロの時間は、
長旅を癒すひと時。

一日で10℃も変わるパリの気候に振り回されるけれど、
19℃のカフェテラスで過ごすひとりの時間は、
孤独に浸れる貴重なひと時。

19歳ではじめて行った東京のジャズ喫茶の亭主による39回目のコラムは、
39歳の今の自分を教えてくれる。

日本公演の模様はめっぽうおもしろい出会いと写真でこれから綴りましょう。

四谷いーぐるの後藤さんによるコラムはこちらから
https://dot.asahi.com/musicstreet/column/jkikikata/2017051500041.html

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話が尽きない女友達との時間

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お気に入りのビストロ、今日の献立は何かな

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開店67年!の老舗ジャズ喫茶でのトークショーでの模様

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ツアー最中「図書」の時間

演奏しては移動、移動しては演奏、の日々。
荷物が増えることを回避するべく書物もなかなか持ち歩けません。
が、しかし何か読みたい。そうなると土地土地でみつけることのできる
ミニコミ紙や、情報誌、あるいはお店のパンフレットなどがなかなかいい。
読み応えのあるものもあります。
例えば列車の中の「ひととき」や東京駅の「東京エキマチ」。
でも忘れてはならない内容の濃さと薄さ、それは
「週刊読書人」
そして、5月に寄稿いたしました、岩波書店「図書」

https://www.iwanami.co.jp/book/b286601.html

お題は「水見色とコンカルノ」です。

奇妙なタイトルですが、こたえは冊子の中で。

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ホテル住まいの日々に欠かせないのが、
「お浄め塩スプレー・おいせさん」

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原宿神宮前-秩父表参道

点のご縁は面白くもこうやって同種要素をつなげてくれるようです。

音のよさで評判のbar bonobo3Fのテラスからは三日月。
原宿神宮前での演奏を終え向かうは秩父。
武甲山が現れた瞬間息を飲むその姿に、山を金にかえる魔法の小槌の使用方法は
際限がないのでしょうか…
生きるに恩恵を受けるこの山で働く人々の姿。
あの山と共に生きる秩父の人々。

奈良から八王子、オーストラリアから文京区からとこれまた秩父に集結した
人々の心地よい力と武甲山の存在に心を奪われながら、の演奏。

秩父在住、今回のKy@秩父の仕掛け人、笠間直穂子さんの尽力により
満員御礼充実した秩父滞在となりました。
秩父のオナガたちが庭を訪れる直穂子先生の一軒家は、
渋谷の研究室書棚がそのままお宅にある空間。
丁寧に丁寧に生きている姿でした。

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秩父のパン屋さん »黒うさぎ”さんは小麦からご自身で作農している。

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秩父札所23番は音楽寺

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笠間先生の音楽通には唸るしかない台湾のバンド交工樂隊。
ダム建設反対の「菊花夜行軍」というアルバム。

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溶岩と共に生きる

三宅島への旅はあの噴火後、その地に生きる人々との出会いの旅となりました。
「溶岩の上に寝転ぶとこの地球の力を感じることができるよ」
今回の三宅島演奏ツアーの仕掛け人であるドリアン助川さんの言葉。
あいにくの天候で寝転ぶことはできなかったものの、溶岩が流れ出し、
山も、池の水も吹っ飛んでしまった新鼻新山での上での演奏は、
頭もからだも奇妙にぐらぐらする感覚になります。

島に3つあった小中学校は噴火後今やひとつ。
生徒の前で、そして生徒と一緒に演奏するそれは、
三宅島にいるこの空間でしか、体感できぬもの。
それは動画に頼るわけにはいかない。しかし後日訪れた郷土資料室に残る、
三宅島の島節、祝い唄などの映像資料は、これからもつづくであろう
人類の歴史の欠片。

こういった音が奏でられる場を用意してくださった島の人々に、
そして行動することによってしか、ものごとははじまらないこの世の刹那
を痛いほど知っているドリアンさんにありがとう。
ドリアンさんは、食べるトマトと三宅島の生きるが共生する可能性に
純粋性をみている。それをささえる行動という過程こそが、すでに共生している。

鶯の、アカコッコの囀りが島じゅうを包んでくれる。
島のいたるところにのびる明日葉にたらの芽。
イカを桟橋で釣る島民。

大洋の夕景にさようなら、
夜景というプロパガンダがなびく東京竹芝桟橋、こんばんは。

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波によっては7.8時間の旅

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溶岩の砂丘

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三宅村小中学校、ブランスバンド部万歳!

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次の祭りには誰が島節歌うかな

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火山の土地を好むトマトたち

今宵神宮前Bar Bonoboの演奏は20時からを予定しています!

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レモンと音楽

-四谷-入谷-根岸-鶯谷-

Kyの恒例ブルドーザーツアー(友人曰く)がはじまりました。
初日は四谷ジャズ喫茶いーぐる。1967年開店!
オーナー後藤さん合の手に助けられながら約2時間、
早口で内容が聞き取れなかったというコメントをいただきながら、
トータル16曲の音楽とともに無事終了。

そして2年ぶりになる古民家スペースそら塾にて
「レモンと音楽」なるイベント。
無農薬、自然農法によるレモンの話、そしてベジつま(野菜のおつまみ)、
音楽、生産者直売、となります。
写真家のトニー谷内さんによる食べ物、エネルギー、お金の話は、
めぐりめぐりレモンにたどり着きます。
彼は生口島で無農薬レモン、みかん、はっさく作りに関わり、
トニーファームを立ち上げました。
農業の天才?農業は科学よりも解明されない世界?
それは自然の摩訶不思議な力がいまだ人類にとって未開であるこということです。

夜の部では我孫子から香取農園さんの直売、野菜試食。
蕪が、蕪があまい。
どうしましょうね、うまい野菜というのは調理を
どうすればいいいのでしょうね。

音も、音楽になる以前に、音楽にならなくてもいいのかもしれません。
さて、今宵は竹芝桟橋から三宅島へと向かいます。

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トニー農園の無農薬レモンは、みんなが知っているレモンの形じゃないけれど、
うまい!

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根岸のそら塾を支えるのは画家の内藤裕子さん

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「ベジつま」主宰新田美砂子さんのアイデア。
ブリックの皮はパリから持参いたしました。

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あなたと踊ってもいいですか

フランス大統領選も近づきざわざわ、ざわざわ
ざわめいてきました。

人が踊るという現象は根源的な行為であって、
それが権力によって阻止されるということは、
何か不吉な予感がするものです。
共和国広場で老若男女下弦の月の光のもとで
おおいに踊る姿。
小さな村のマルシェではアコーディオン弾きに
合わせて踊る男女。
この風景から平和の意味を考えます。

シェルル・トレネにジャンヌ・モロー、彼らが生きた時代をどうぞ!⇩
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/4/19_anatato_yongttemoiidesuka.html

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Little Jazz Bird

4月の鳥は夜半に鳴く?
それはナイチンゲール。一日の始まりを知らせてくれます。
メロディーの合の手はピアノにサックス。
いろんな音が、時代が、想いが、
声によるメロディーの周りでささやいています。

茗荷に紫蘇、バジルにトマトの種などなどを蒔き、根を土に埋めて、
しばし発芽を待ちましょう。

いろんなことがおこり、せまり、不安の日々、でも、わたしたちは、
今日の一日を生き切るしかないのです。
あるいはわたしたちに希望があるとすれば、
それは今日という日に蒔いた、いつか現れる、小さな小さな芽なのです。

囀りやひかりの先の萌黄色

4月11日満月の放送はこちらから!
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/4/11_Littre_Jazz_Bird.html

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夜9時の月夜に桜

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今宵も家族のためにごはんをつくりましょうね。
自然食品店の店員さんの頼まれて日本料理=茶碗蒸しを教えました。

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ピエロの戦争

イタリアはエミリア=ロマーニャ州モデナ。
アナーキストFabrizio De Andréが歌うピエロの戦争とはどの戦争のことだろうか。
豊かな土地、豊かな食材、豊かな交わり。
カテドラルのすぐ後ろの広場には大きなシナゴーグ。
200年?300年もののバルサミコを一滴口にふくめば、
あゝなんとこの世は刹那なものよ。

イタリアの音を36分でかけめぐる放送はこちらから⇩
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/4/3_pierono_zhan_zheng.html

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コムナーレ劇場は、モデナ出身のLuciano Pavarottiの冠が名前についています。

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幼馴染のあかねちゃんが切り盛りしているバルサミコ酢醸造所。

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街の市場でマンマたちが売るモデナの郷土料理トルテッリーニを、
パルミジャーノ・レッジャーノと食べるうまさ。

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朝日がヨーロッパの大地にあらわれるパリから11時間の電車の旅。

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ジャズの世紀

夏時間のはじまりはじまり。
時計の針を一時間のばして、ちょっとした時差ぼけ?
迎える仲春4月22日に四谷の老舗ジャズ喫茶「いーぐる」にて
「フランスのジャズとその変容」といった内容のトークを、開催します。
ブラックアトランティック抜きにジャズそのものは語れぬものよ。
アップデートされるその姿こそがジャズ、なのかな。

おふらんすな放送はこちらから↓
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/3/28_xia_shi_jiannohajimarihajimari.html

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なんとメトロBercyで学生時代の恩師とばったり!
13年ぶりの再会。
彼からはジャズの歴史を毎週水曜日に教わったものです。

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春分を彷徨う移民たち

戦争?だれが武器をつくっているのでしょうか。
« death rather than humiliation »
だあれも止められない人類の宿命。

フランス大統領選を目前に、まさに今ギー・ドゥボールが唱える
「スペクタクルの社会」まっただ中です。
というか、西も東も、右も左も社会はスペクタクル=茶番劇。
内藤礼さんの「信の感情」という展覧会を後に、
あるいは「未来をなぞる」という映画を観て、
メトロで出会った土地を去らざるえない人々を目の前に、
かれらの今はわたしの瞬時の行動に託されているかもしれない今日。

放送の白眉はやはり、ナイサムの微分音で奏でられる音世界。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/3/20_chun_fen%3A.html

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3月20日春分の放送です。

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INALCO国立東洋言語学院では毎週学生たちがイベントをしている。
シャービーをかけながらフランスの今を謳歌する彼ら。

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絶対的に違う「私」と「あなた」の間に奏でる音楽

昨年10月に発売された拙著「旅する音楽」に関するインタビューを
週間読書人がまとめてくださいました。
いやはやネットで読める時代なのですね。
フランスに送っていただいた紙媒体である記事はまたもや地球上を旅して
日本に戻ってしまったそうな。
郵便事情なのか、移動するわたしのせいなのか…。

執筆していた最中、悶々としている中、
「語りかけるように書いてごらん」
というアドバイスをある方からいただきました。

もしかしたらインタビューに書いてある内容が
本当は本の中で書きたかったことなのかも、と思う次第。

人にね、何かにね、語りかけるようにね。

記事はこちらから読めます。
http://dokushojin.com/article.html?i=796

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立春を過ぎて、日永への速度は加速。
人生は、その瞬間瞬間が選択の連続。

ものの芽やもうすぐだねと逢瀬の日

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日本というカテゴリー

昨年の夏、La Gacillyという町で開催された野外写真フェスティバルに行きました。
そこで目にしたものは、日本の姿。植田正治さんから福島へ。
野外に展示してあるこれら一枚一枚の写真は、
これらの写真を観るために訪れる人々を待っている。

話題の映像+ドキュメント展示会場LE BALでは、
「Provoke」という1960-1975年日本の写真家によるエクスポジション。

3月11日夜、満月は煌々とレパビュリック広場を照らしていました。

日本の地で録音された音が聞きたくて、今回の放送はこんな感じの放送です。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/3/12_mimoza_lan_man.html

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島へ、365日啓蟄日和

時勢の象徴となる権力の狼藉。
一年に一度だけ許される乱舞乱演マルディグラの翌日水曜日に
海辺で燃やす人形ババル。
実はこの儀式の方が本命火曜日より重要なのだそうです。
サンバルテルミー島のカーニバルで今年燃やされたは、Mr.トランプ。
事もあろうにわたしはこの人形トランプ氏が被っていたヴィンテージになるであろう
「Jamaican Lager Beer」の帽子を、燃やされる前に失敬した次第。

クレオールのおじさんたちの出で立ちがカッコよく、
火曜に続き水曜の街を練り歩く演奏でも、仮装。
だけれど色は燃やされる人形に敬意を払い喪に従い白黒。
化粧は猫。

今年の豊穣を祈り、時の権力を嘲笑するMardi Grasでした。
3月5日の放送はこちらから⇩
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/3/5_daohe365ri_qi_zhi_ri_he.html

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One heart, No colorの先輩ミュージシャンも駆けつけて。

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ト、トランプ氏が浜辺で燃やされている!

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こんな感じのお人形。観客に色々いじられていました。

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太鼓担当のこの方の名前もマキさん!

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日中の仮装はこんな感じで

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人形トランプ氏から失敬した帽子。よく見ると、jah rastafaraiビアの栓抜き!

啓蟄や年中ものみな生きる島

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カリブ海から砂糖鳥とウミガメと

セゼールを、グリッサンを携えてカリブ海に浮かぶ島に着けば、
ここは2017年。色々な思いと共にカーニバルにむけて太鼓を叩く
皆の音がありました。
今年の謝肉祭は2月28日。
島で一番古いアソシエーショングループ
on kye pani koule / one heart no colorの仲間に入れてもらい、
街を練り歩く予行練習。
反復するリズム、ホラ貝の音に足取り、
頭もトランスに向って気がつけばすでに腕も腹も筋肉痛。

ウミガメの優雅さに見とれ、砂糖鳥の愛らしいくちばしに見とれ、
イグアナの皮の厚さ、山羊の素朴さ、魚たちの色々に目を見張る
滞在4日目です。

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サン・バルテルミー島の北東Colombierという岩壁

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ラム酒を水筒に入れて、汗だくになって演奏。行進のテンポが早い!

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練習でも仮想をして練り歩く。わたしにあてがわれたのは風船のワンピースとホラ貝。

Pod castはこちらから↓
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/2/26_karibu_haikara_sha_tang_niaotoumigameto.html

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だから音は旅するLKJ⇨Bonga

来週からサン・バルテルミー島へ行くことになり、
それではカリブ海あたりをさまよう音を、と思いきや
流した音楽はLKJ、元祖ダブポエットとなり候。
黒いアトランティック、音は大洋を渡り、地中海を渡り、
循環の中で、だから音は旅をする。

1975年に独立を果たしたアンゴラの、愛おしい歌手Bonga。
彼の歌声あるいは音楽から人々が生きている背景がみえてくる。
社会的とか、政治的とか、左翼的だとか、〜的思想は音楽に必要ない?
右とか左とか、そんなことどーでもいい。
そこに音楽があるだけだ。

podcastはこちらから↓
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/2/18_ji_tansu_qi_zhiizukoasufaruto.html

arton3232-45f41
ボンガアンゴラ

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鶏探す啓蟄いずこアスファルト

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