ナイサム・ジャラルと皆神山・松代大本営象山地下壕

松代文武学校の会場は、なんと槍術所で演奏!

エコールdeまつしろのご協力で、ここでの演奏が可能になりました。

梁も床もたいそうな柱に囲まれ、音がどんどん上昇中。

 

その後、今回松代を選択した理由でもある、松代大本営に行きます。

「レジスタンス」を共通項に、地下壕の空気と、この街を味わったのです。

 

先日のTV朝日のニュース、またCafe Lavenderiaの雰囲気はこちらで→

cliquez sur ce lien pour visionner la vidéo

http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220916004.html

ナイサム・ジャラルと皆神山・松代大本営象山地下壕 dans 時勢 circonstance IMG_1447-300x225

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市民と市民のテレパシー

ハマムよりも、サウナよりも、

「シリアよりも暑い!」

冷房機能の低下したcafe lavanderiaは

湿度 -% !!、

体感温度 – ℃ !?

人熱気圧 - ㍱ !?!?

 

毎回鬼気迫る演奏後に、彼女が撮った2006年の在りし日の姿のシリアを観る、

今宵の会場からの、確信をついた質問は。

「では、私たち日本人は今、あなたがたのために何ができますか?」

 

応えは、ないけれど、ひとつ言えることは、

「ヒューマニティーを感じ取る事。

地球上のいち市民として、市民の立場を知る事。」

 

それは、 »連帯、連帯” と言葉をかかげる前の、

個々の意識の問題。

 

明日は、長野は松代へ、移動です………………………..

 

市民と市民のテレパシー dans 時勢 circonstance 2012-09-15-18.40.01-300x225

 

30分にわたる取材(T/A)、メディアを通じて、私たちが知る事のできることとは。

 

 

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河口湖 湖のホテル

 

「ナイサムの、西洋フルートから奏でられる微分音は、瞬間瞬間の空気をかえる」

と、おっしゃったお客様の言葉を彼女に伝えると、

「日本の方に、微分音のエスプリを感じ取ってもらえて、うれしい。」

と。

 

微分音を奏でるから、アラブ風になるとか、比較のうえでの音楽云々を語るとかではなく、

微分音の中にある音を、どう聴き感じるか。

そして感じる自分を、音は発見させてくれる訳です。

 

 

毎回快く迎えてくれる、湖のホテルのスタッフのはからいで、

今宵はカルチャー・サンドイッチと題した催し。

北は旭川、南は>>>長野?いや三重か?

皆が河口湖、「湖のホテル」に集まり、

旧暦の仲秋の名月に合わせたお茶会でお抹茶をいただき、

幅広い年齢層の方に聴いてもらい、

今日起こった御殿場バイパスの惨事を反復、

午前3時、一人温泉の中で今日の疲れを癒す訳ですが、

明日という現実に戻れば….

 

 

明日の新宿の演奏後は、どこに泊まろうか、

などと途方にくれながら考えているのです。

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ナイサム・ジャラル 一つの抵抗として .2

 

今朝、ようやくナイサムから連絡が来た。

実はこの1週間彼女からの連絡をずっと待っていた。

何かに巻き込まれていない事を願いながら…

明日にはレバノンからフランスに移るとの事。

しかし、それだって彼女のパスポート上の問題を考えると、

無事レバノンから出られるか心配だ。

アレップ近くの村に居るはずの彼女の家族はいまだ消息不明とのこと。

 

はっきり言います。

国家はもう存在しません。

ギリシャも、シリアも、ある投資家に買われ、企業のモノとなる。
例えばGoldman Sachsとかに。

イタリアの首相マリオ・モンティが

ゴールドマン,コカコーラのなんやら顧問であるように

ハイエナの如く貧しい国に近づいて喰ってしまう。

 

彼らは、これ以上お金を自分の懐に入れてどうするというのだろう。

自分たちだけ火星にでも行くつもりなのだろうか

 

 

ナイサムによる独奏。

なぜかアップできませんのでこちらをクリックでご覧下さい↓

إهداء إلى شهداء الثورة السورية – نيسم جلال‬‎ – YouTube

 

 

公演スケジュールは→ http://openmusic.kyweb.fr/openmusic/openmusic_from_shiria.html

 

 

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ナイサム・ジャラル 一つの抵抗として .1

シリア人フルート奏者:Naissam Jalal ナイサム・ジャラル  コンサート
9月13日から日本ツアーが始まります。

http://openmusic.kyweb.fr/openmusic/openmusic_from_shiria.html

 

連日伝えられるシリアの現状。目を背けてはいけない、
しかし複雑なその状況を誰が理解できようか。

ナイサム・ジャラルは今、母国であるシリアが複雑な状況の中で、

何に抵抗すかもわからなくなってしまうほど複雑そして無残な事象への反応に、

彼女は抵抗する。

彼女を通じて、シリアで起こっている事、

牧歌的な在りし日のシリアからの音に、耳を傾けてみたい。
フランス語が分かる方は、~2分からの彼女の言葉を是非。

一つの、彼女なりの抵抗という生きる姿が、見えます。

 

Image de prévisualisation YouTube

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シリアから、フルート奏者 ナイサム・ジャラル

灼熱のアフリカからフランス経由、新譜のマスタリングを徹夜で終えて、

朝10時のCDGに乗り込めば、成田着は翌日の朝7時。

日本の夏の熱風に出迎えてもらえば、暑さに覚悟しそのまま富山へ直行。

船に乗って、新幹線に乗って、成田エクスプレスに乗って~~~

 

二週間後に控えた、ナイサム・ジャラル Naissam Jala の日本公演を目前に、

日本中走り回ります。

 

彼女は今、レバノンに居る。

彼女が奏でるフルートの音に、そしてシリアの日々伝えられる現状を目の前に、

たったひと時、彼女の音に、浸っていたい。

彼女が伝える音に、耳を傾けたい。

 

 

ナイサム・ジャラルサイト→NOUNYA Musique libre et nomade

主催サイト→ News de Ky

 

 

公演スケジュール

 

9月13日(木)  東京 Uplink Factory

19h 開場 19h30 開演

前売り2000円 当日2500円

東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル
tel.03-6821-6821 予約 info@uplink.co.jp

*写真展は9月12日から9月17日まで。

 

9月14日  (金)   河口湖 湖のホテル

山梨県南都留郡河口湖町浅川187

tel : 0555-72-1234

 

9月15日 (土)  京 Café Lavandería

19h 開場 19h30 開演

東京都新宿区新宿2-12-9  広洋舎ビル

tel: 03-3341-4845   要予約・問い合わせ openmusic.jp@gmail.com

 

9月16日 (日) 長野  松代藩文武学校

14h 開場 14h30 開演

入館料 200円(小中学生80円)

長野市長野市松代町松代205-1

松代大本営象山地下壕見学予定

 

9月17日 (月) 静岡 スノドカフェ

 

9月18日(火)名古屋 feel art zero

名古屋市東区葵2-3-4 三光ビル1F

 

9月19日(水)京都 立命館大学国際平和ミュージアム

世界報道写真展オープニング

15h開演

京都市北区等持院北町56-1

tel: 075-465-8151

 

9月20日(木)京都  法然院

19h開場 19h30開演  

前売り 2500円 当日3000円

京都府京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町30

tel: 075-771-2420

 

 

9月21日(金)広島 ヲルガン座

19h 開場 19h30 開演      

前売り2500円 当日3000円

広島県広島市中区十日市町1丁目4-31

tel: 082-295-1553

 

 

9月23日(日)和歌山 Heron

16h30 開場 17h 開演  

前売り2000円 当日2500円

和歌山市屏風丁13吉田ビルB1

 

 

 

詳細・問い合わせ

openmusic.jp@gmail.com

080-5067-6877


 

シリアから、フルート奏者 ナイサム・ジャラル dans 時勢 circonstance nounya表-212x300

 

nounya裏-214x300 dans 音楽 musique

 

 

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考えるカフェにて

鵠沼海岸ではおもしろい出会いが多々あり、

ギャラリー茘さんを訪れたのがかれこれ10年前、

パリに発つ時にこのギャラリーで展示されていた、

櫻井三雪さんの作品を手にしなかったのは今でも後悔している。

その後、鵠沼に住む知人の紹介で演奏したり、

湘南で用事があればふと出向いたり、

数年前に訪れた”余白や »さんでは、美味しいビール片手に

ミュージシャンと語ったり…そして »余白や »ならではのプロデゥースで

今回演奏する場所は、その名も、「cafe pensee」 !

なかなか興味深い名前のcafeですね。

是非のご来場を!

 

9月2日18:15開場、19:00開演

¥2500(1ドリンク付) 予約優先

Cafe Pensee

藤沢市鵠沼橘1-1-6    Tel:0466-23-5009

http://ameblo.jp/penseee/day-20120806.html

 

余白やさんのブログ→http://ameblo.jp/yohakuya/

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ブルキナーアルジェーフランスーニホン

ブルキナファソはバンフォラから24時間かけてフランス到着。
一週間のネット圏外の後は怒濤たるメールの嵐ーーー。
そして明日はマスターリングにて2日徹夜で飛行機in=
25日に成田着。
一体この7月から何キロ移動しているのだ….

 

ブルキナーアルジェーフランスーニホン dans 時勢 circonstance 2012-08-17-19.06.34-300x225

 

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アメリカの月、イスラムの月

1969年、人は月に足を乗せた。

2012年、ここモロッコの月は、

ラマダン始まって15日目、

細い爪の様な曲線の月は今宵満月に。

イスラムの人々は何世紀もに渡って、

月と共に生き、聖なることとして、

月の居ぬ日中は、音楽を奏でない。

それはもしかしたら、宗教というより、

何かに対する、シンプルなレスペクトなのかもしれない。

 

月に足を着けた人間は、何をレスペクトするのだろう。

 

 

アメリカの月、イスラムの月 dans 俳句 haiku IMG_0499-300x225

 

 

ラマダンから6日目、

エサウエラのグナワの重鎮 Maalem Soddik Laarchを迎えての、

月下での演奏前にて。

 

月凉し 宵の音に乗り 断食月

 

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リハ、ゲネプロ、食事

日の入りは毎日1分ずつ早くなり、今日最後のアザーンは19時44分。

この15分前は、スーク(市場)ではみなカッカカッカ、売る方も買う方も

真剣勝負です。

アザーン、あいにくコーランの何を語っているのか、私には分からないけれど、

一日のラマダンの終わりの合図はサイレン。この音がなんとも、

「焦らずゆっくりたべなさーい。」と聞こえてしまうのだから、面白い。

不謹慎かな。

さて、ラマダン中は日中に音楽をしてわならぬ事によって、

フランス組ミュージシャンだけでのリハ。リハが終われば食。

モロッコ組スーフィー教団楽士のハマッチャ Hamadchaと同じく19時30以降に夕食をすまし、

(伝統的には、山羊の牛乳、ナツメヤシ、ゆで卵、スープ、パン、そしてお菓子に薄荷茶)

21時から夜中の1時までみっちり。

一年前のレジデンスでもそうであったように、こうなると »食 »への欲求が高まってしまう。

煩悩丸出しの私は毎日市場に行っては、魚類を物色物色。

蜘蛛蟹があるからには食べるしかない。

しかも…15ディラムとくれば(150円)…

issawaやtkitika、gnaouaのカルカブの音と、

食べ物が脳の中で入り交じってしまっているのです。

 

メンバー10名+関係者3名も喜んだ、精進揚げと蟹。

リハ、ゲネプロ、食事 dans 料理 cuisine 2012-07-27-23.14.55-300x225

 

みそ旨し 夏日食欲 止められぬ

 

 

 

 

 

 

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怒濤のモロッコツアー

マラケッシュ42度…

メンバーの一人は「暖房消しください。」

モロッコ人も皆大爆笑。

2時間半かけてエサッウィラへ到着。

一年半前に来たときと同じ海の香りははるか何世紀を超えて変わらず、

やはり鰯を食す事に。

7月21日からはラマダン(断食食)がはじまるので、雰囲気も大晦日のような。

ラマダン一日目の夜は、山羊の頭を食べるとしましょう。

 

怒濤のモロッコツアー dans 料理 cuisine IMG_0422-300x225

 

ポルトガル支配下時代の城塞をリハーサル場として提供してくれたエッサウィラ市。
まずは一年ぶりのスーフィー教団楽士、ハマッチャHamadchaとのセッション。
IMG_0430-300x225 dans 時勢 circonstance

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避難民+スタインウェイ

人の気持ちをくむ、といってもやはりその立場になってみなければ、

わからないもので…

なんとアパートの壁が崩れ落ちる、という災難から(話すととのても長くなるので端折りますが)

家へ戻れぬ人々の気持ちや身体の変化、精神の変化を、

微少ながら味わっております。

部屋に入れるのは雨が降らない時に5分程度。

さすがフランスにて、この家屋担当の建築のエキスパートがバカンスとの事

で、診断判断ができぬまま、家屋に入れる日はいつの日に…

必要なものだけ取って外へ避難したものの、

それらは全楽器類+パソコン+ハードディスク+パスポート。

服も下着も何も、ともかく私はサックスを持って逃げたのだからいいけれど、

調度録音したばかりのピアニストがこの情況と同じ目にあったらどうなったのだろう。

冷や汗が、でる。

 

とはいっても、13区のある、

ドビュッッシーのスペシャリストのピアニスト宅でがんばったスタインウェイ。

地震なき、地崩れなき家で、穏やかな日々を過ごしてくださいね。

 

避難民+スタインウェイ dans 俳句 haiku 2012-06-29-01.43.46-300x225
白雨の 明るい涙 ものみなに

 

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アラブ世界研究所 -Le Corps Decouvert- 身体の発見 part 1

IMA(アラブ世界研究所)開催された »Le corps decouvert »-身体の発見-は、

アラブ世界自体が、そしてその要素となり頭角をあらわすであろう »現代 »アートの、

序曲のような展覧会、でありワクワクする作品たちに出会える観る側の喜びと同時に、

アラブ世界においての本来覆うべき »身体 »— »裸体 »という、 « 西洋的表現 »を、

宗教が国の大きな役割となっているアラブ諸国が一丸となって、

先進国のアートシーンに挑んでいる姿が、伺える。

この序曲の裏には、アブダビにルーブル美術館別館を設立するにあたって、

西洋美術の基に位置する »裸体 »とどのように対応するか、

そんな危惧に対する一つの解決方法、ともみれる。

 

といってしまうのは、あまのじゃくかしら。

 

20世紀初頭にみられる裸婦の習作から展示会は始まり、

« 現代 »アートで幕を閉じる構成は、実に充実していて、

”アラブ »と”裸身体 »のコントラストが、

とても象徴的かつ観る者の好奇心と、

それこそ観るものがアラブの »身体 »を発見する、

という応答が待ち構えているかの如く。

 

現在となっては象徴へのパロディ、そうさせてしまう美術における紀元前からの裸体は、

アラブ諸国によるその追従の先にある新風となり、世界を楽しませてくれると確信。

 

アラブ世界研究所 -Le Corps Decouvert- 身体の発見 part 1 dans あーと art IMG_0325-300x225

 

 

IMG_0317-300x225 dans 時勢 circonstance

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シャンゼリゼ劇場

約十年前にここシャンゼリア劇場で観た、

ミッシェル・ポルタルがやはり演奏した

モーツァルトのそれを思い出すもの、

貧乏学生は桟敷席で音を楽しんだだけ。

そしていまだバルコン席しか買えない、

けれどシンフォニーはやはりライブでなければ

聴いた気がしない。

今宵のそれもジャズとクラッシックの…

今やステレオタイプな出し物だけれど、

小曽根真さんとパリ室内管弦楽団との演奏、

誘ってくださった方からの配慮で、

舞台から3番目の列から視覚的にもに多いに満足。

 

白眉はピアノコンチェルト9番の最中、

中途に現れるピアノ独奏部分の小曽根氏の即興。

団員たちはその即興部分が来る度に、

ある者は如何わしい表情、ある者は微笑んで、

第二バイオリン一番後ろの演奏者は身を乗り出して、

演奏中に拍手はしないもののウズウズしている!

 

3幕は小曽根氏による即興ソロ。

といっても完全即興よりはモーツァルトを題材に、

あらかじめ作曲されたモチーフが展開し、最後のトルコ行進曲のモチーフでは、

多いにジャズ的要素、そう自由な、コードとタッチとリズムと…

ポリリズムの上で繰り広げられるモーツァルト。

シャンゼリゼ劇場は幸福な空気に満たされたのでした。

 

もう一つの白眉も忘れずに、そう、

ラヴェルの「クープランの墓」。

私にとっては、とてもジャズを感じる楽曲で、ハーモニーが身体にしみ込む

瞬間、やはり幸せを感じたものです。

 

 

シャンゼリゼ劇場 dans 時勢 circonstance モーツアルト2-154x300

 

 

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リー・コニッツ 真の即興=声

聴きたいCD、読みたい本を買う場合、
時間が読めて、しかも計画的に入手できるわけだけれど、
図書館でそれらを見つけようものなら、目的のブツを探すのにひと苦労。
だから往々にして偶然に身を委ね、作品と出会うことに、なる。
いまやアーカイブもインターネットを介して事前に
閲覧できるので、図書館に行って、アリマセンでした、
という悲劇は避けられるとしても、やはりひと苦労。
そして、「偶然」のお楽しみの封を開くときのワクワクさ、がたまらない。

 

ピアノとの録音という目の前に課された仕事がなければ、
今まで聴いてきた作品(CDs)で満足していたのだろうけれど、
特に財源が限られた中ではめっぽう図書館にお世話になる事に。

 

いくつものそれらを聴いて是非を問う、という愚行は置いておき、
コンセプトと音の実現性(!?)が合致しているのが、
Lee Konitzs(as)とDan Tepfer(p)のそれ。
自発的楽曲は(敢えて »即興 »とはいわない)、
もちろん全くの自由の上で奏でられ、
一つだけのルールがあるとすれば、12の調で演奏する、ということ。
曲順はドレミ~ではなく、F# Bb A B D G# F G E ….
これ自体がドデカフォニックへと広がっている。

 

さて、リー・コニッツ御歳82歳。
その音は、アルメニアのDudukのように、何の衒いもなく、
彼の »音 »が、そのまま録音されている。
ん?この楽器Dudukはサックスやクラリネットに発展していくのだから、
リー・コニッツ爺のサックスは、まさに先祖返り!!
さすがです。

 

リー・コニッツ 真の即興=声 dans 時勢 circonstance

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スウェーリンク-モーツアルト-シェーンベルグ-バッハ

急遽決まったギリシャ・フランスのピアニストとの録音が一ヶ月を切り、
(またもややってしまった衝動的決断実行…)
(譜面を)書く事を主体として相手との合意、
しかし怠けに怠けた五線譜の上で苦悩苦悩の日々なり。
そこで現実回避、いつも聴いてしまうのが、
Glenn Gouldの1959年のザルツブルグリサイタル。
15世紀のSweelinckから1920-23年のSchoenbergそして1783年のMozart。
そして閉めにBachのGoldberg。
脈絡がないというか、この演目での実況録音とは…
脳天ひっくり返ってしまう。

しかし、リサイタル録音、というのがみそなのかもしれない。
そして、おおよそこのCDはもう、手に入らない、というのもみそなのかもしれない。
貸してくださったM氏に感謝。

 

だめだだめだ、今日も一日24時間のうちの1時間15分をグールドに費やしてしまった。

曲を作らねば_______。

 

スウェーリンク-モーツアルト-シェーンベルグ-バッハ dans 時勢 circonstance 2571448

 

 

Sweelinck

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Josef Albersの黄色

今年1月、バーゼルで開催された倉重光則氏の個展オープニングでの演奏の際、

幸いにして偶然に、Josef Albers ヨゼフ・アルバースの回顧展に行く機会に恵まれました。

そして…嬉しい事にパリでも。

同じ内容、とは思うのですが、バーゼルのそれとは光が、ちがう。

などなどまた別の日に考察するとして、今は菜の花真っ盛り。

延々と続くそれこその菜の花畑はおそらくフランスだけではないと思う。

 

ところで、自家製マヨネーズを作る時、色々試した結果、コルザ (菜種)で作るのが

適した味になる、と最近分かった次第。

そこにすこーしオリーブ油を垂らせば、なんとなく南仏っぽくなり、

ニンニクなど入れた日にはアイオリになり、

しかしニュートラルな味で langoustine(手長蝦)を

食するならばColzaの黄色、で決まり。

 

 

Josef Albersの黄色 dans あーと art IMG_0604-300x225

 

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51.9%対48.1%

バスチーユで、

チュールで、

そしてTVの前で皆が待っていた瞬間、
勝利!
5年間耐え忍んだ、国民の約半分の、勝利!

 

51.9%対48.1% dans 時勢 circonstance IMG_02981-300x225

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ミクロコスモス

ひょんな事から楽譜にたーくさん書き込みのある、

バルトークのMIKROKOSMOSを見つけ、ただ今練習中。

同時に、しばらく読んでいなかった中沢新一氏のミクロコスモスに

目を通すと…

「自分を失うために本を読む」という氏のフレーズが

「自分を失うために練習する」と練習に対して定義を抱いている自分と

なんだかシンクロしてくる。

ちょっと一方的なこじつけかもしれないけれど、

練習は、「維持」「発見」=「源泉への回帰」

 

バルトークはなんとも始原的なタイトルを、練習曲(帳)に

つけたものだと、感心せずにはいられない。

 

ミクロコスモス dans 俳句 haiku IMG_0293-300x225

 

今日は5月3日、八十八夜。

なにものも ミクロコスモス 萌え出でぬ

 

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本場ウイグルUighur の グシュナン

日本ビジュアル・ジャーナリスト協会編でさえも取り上げられていない、

ウイグルの情況を、ウイグル民族の人から、そしてその情況を写真という形で

発表している人から、伝えられる現実。

« 民族 » はEtat (国家、政府)単位では存在しなく、

彼ら彼女は »中国人 »として扱われる。

そんな彼らの胸中を想像すると、こちらの胸さえ苦しくなってくる。

といって、一方の意見を鵜呑みにすることに対し、首肯しかねる事もあるけれど、

このウイグルの問題に関しては…

間違いなく弾圧する背景に経済が直結しているから、

そら恐ろしい。

 

そんな、切羽詰まった話をしながらも、身を隠す様に二人で住む、

16区の屋根裏部屋に迎えてくれたウイグルの姉妹の慎ましく、

そして心のこもったおもて成しは、このグシュナン。

小麦粉で生地を、中身は、回教徒のウイグル人は羊を使うけれど、

そう、16区ではHalalも羊の肉も、なかなか手に入りにくいので牛肉に、

野菜を炒めたもの。中国語ならば »肉包 »、といったところ。

 

本場ウイグルUighur の グシュナン dans 料理 cuisine IMG_0185-300x225

 

 

木箱をテーブルに、クロスは妹のスカーフを。

音楽の話、弾圧を受ける村の人々の話、とにかく仕事を探している…話。

 

5月6日にせまった大統領選を間近に、自分がこの地球上でなにが出来るのかを、

改めて考える。

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