Archive pour 音楽 musique

世界報道写真展 オープニング

いよいよナイサム・ジャラル/ ヤン・ピタール Noun Ya のツアー関西方面です。

世界報道写真展 in 立命館国際平和ミュージアムでの演奏は、

お昼にも関わらず大勢の方々に来て頂き、

日本も、シリアも、一世界の中に在り、

世界自体が世界の中の一つ、であると実感。

(禅問答みたいですネ….)

 

今宵法然院さんでの音は、

京都の空気の中にどう漂うのでしょうか。

 

 

世界報道写真展 オープニング dans 時勢 circonstance IMG_1477-300x225

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ナイサム・ジャラルと皆神山・松代大本営象山地下壕

松代文武学校の会場は、なんと槍術所で演奏!

エコールdeまつしろのご協力で、ここでの演奏が可能になりました。

梁も床もたいそうな柱に囲まれ、音がどんどん上昇中。

 

その後、今回松代を選択した理由でもある、松代大本営に行きます。

「レジスタンス」を共通項に、地下壕の空気と、この街を味わったのです。

 

先日のTV朝日のニュース、またCafe Lavenderiaの雰囲気はこちらで→

cliquez sur ce lien pour visionner la vidéo

http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220916004.html

ナイサム・ジャラルと皆神山・松代大本営象山地下壕 dans 時勢 circonstance IMG_1447-300x225

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市民と市民のテレパシー

ハマムよりも、サウナよりも、

「シリアよりも暑い!」

冷房機能の低下したcafe lavanderiaは

湿度 -% !!、

体感温度 – ℃ !?

人熱気圧 - ㍱ !?!?

 

毎回鬼気迫る演奏後に、彼女が撮った2006年の在りし日の姿のシリアを観る、

今宵の会場からの、確信をついた質問は。

「では、私たち日本人は今、あなたがたのために何ができますか?」

 

応えは、ないけれど、ひとつ言えることは、

「ヒューマニティーを感じ取る事。

地球上のいち市民として、市民の立場を知る事。」

 

それは、 »連帯、連帯” と言葉をかかげる前の、

個々の意識の問題。

 

明日は、長野は松代へ、移動です………………………..

 

市民と市民のテレパシー dans 時勢 circonstance 2012-09-15-18.40.01-300x225

 

30分にわたる取材(T/A)、メディアを通じて、私たちが知る事のできることとは。

 

 

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河口湖 湖のホテル

 

「ナイサムの、西洋フルートから奏でられる微分音は、瞬間瞬間の空気をかえる」

と、おっしゃったお客様の言葉を彼女に伝えると、

「日本の方に、微分音のエスプリを感じ取ってもらえて、うれしい。」

と。

 

微分音を奏でるから、アラブ風になるとか、比較のうえでの音楽云々を語るとかではなく、

微分音の中にある音を、どう聴き感じるか。

そして感じる自分を、音は発見させてくれる訳です。

 

 

毎回快く迎えてくれる、湖のホテルのスタッフのはからいで、

今宵はカルチャー・サンドイッチと題した催し。

北は旭川、南は>>>長野?いや三重か?

皆が河口湖、「湖のホテル」に集まり、

旧暦の仲秋の名月に合わせたお茶会でお抹茶をいただき、

幅広い年齢層の方に聴いてもらい、

今日起こった御殿場バイパスの惨事を反復、

午前3時、一人温泉の中で今日の疲れを癒す訳ですが、

明日という現実に戻れば….

 

 

明日の新宿の演奏後は、どこに泊まろうか、

などと途方にくれながら考えているのです。

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ナイサム・ジャラル 一つの抵抗として .2

 

今朝、ようやくナイサムから連絡が来た。

実はこの1週間彼女からの連絡をずっと待っていた。

何かに巻き込まれていない事を願いながら…

明日にはレバノンからフランスに移るとの事。

しかし、それだって彼女のパスポート上の問題を考えると、

無事レバノンから出られるか心配だ。

アレップ近くの村に居るはずの彼女の家族はいまだ消息不明とのこと。

 

はっきり言います。

国家はもう存在しません。

ギリシャも、シリアも、ある投資家に買われ、企業のモノとなる。
例えばGoldman Sachsとかに。

イタリアの首相マリオ・モンティが

ゴールドマン,コカコーラのなんやら顧問であるように

ハイエナの如く貧しい国に近づいて喰ってしまう。

 

彼らは、これ以上お金を自分の懐に入れてどうするというのだろう。

自分たちだけ火星にでも行くつもりなのだろうか

 

 

ナイサムによる独奏。

なぜかアップできませんのでこちらをクリックでご覧下さい↓

إهداء إلى شهداء الثورة السورية – نيسم جلال‬‎ – YouTube

 

 

公演スケジュールは→ http://openmusic.kyweb.fr/openmusic/openmusic_from_shiria.html

 

 

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ナイサム・ジャラル 一つの抵抗として .1

シリア人フルート奏者:Naissam Jalal ナイサム・ジャラル  コンサート
9月13日から日本ツアーが始まります。

http://openmusic.kyweb.fr/openmusic/openmusic_from_shiria.html

 

連日伝えられるシリアの現状。目を背けてはいけない、
しかし複雑なその状況を誰が理解できようか。

ナイサム・ジャラルは今、母国であるシリアが複雑な状況の中で、

何に抵抗すかもわからなくなってしまうほど複雑そして無残な事象への反応に、

彼女は抵抗する。

彼女を通じて、シリアで起こっている事、

牧歌的な在りし日のシリアからの音に、耳を傾けてみたい。
フランス語が分かる方は、~2分からの彼女の言葉を是非。

一つの、彼女なりの抵抗という生きる姿が、見えます。

 

Image de prévisualisation YouTube

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シリアから、フルート奏者 ナイサム・ジャラル

灼熱のアフリカからフランス経由、新譜のマスタリングを徹夜で終えて、

朝10時のCDGに乗り込めば、成田着は翌日の朝7時。

日本の夏の熱風に出迎えてもらえば、暑さに覚悟しそのまま富山へ直行。

船に乗って、新幹線に乗って、成田エクスプレスに乗って~~~

 

二週間後に控えた、ナイサム・ジャラル Naissam Jala の日本公演を目前に、

日本中走り回ります。

 

彼女は今、レバノンに居る。

彼女が奏でるフルートの音に、そしてシリアの日々伝えられる現状を目の前に、

たったひと時、彼女の音に、浸っていたい。

彼女が伝える音に、耳を傾けたい。

 

 

ナイサム・ジャラルサイト→NOUNYA Musique libre et nomade

主催サイト→ News de Ky

 

 

公演スケジュール

 

9月13日(木)  東京 Uplink Factory

19h 開場 19h30 開演

前売り2000円 当日2500円

東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル
tel.03-6821-6821 予約 info@uplink.co.jp

*写真展は9月12日から9月17日まで。

 

9月14日  (金)   河口湖 湖のホテル

山梨県南都留郡河口湖町浅川187

tel : 0555-72-1234

 

9月15日 (土)  京 Café Lavandería

19h 開場 19h30 開演

東京都新宿区新宿2-12-9  広洋舎ビル

tel: 03-3341-4845   要予約・問い合わせ openmusic.jp@gmail.com

 

9月16日 (日) 長野  松代藩文武学校

14h 開場 14h30 開演

入館料 200円(小中学生80円)

長野市長野市松代町松代205-1

松代大本営象山地下壕見学予定

 

9月17日 (月) 静岡 スノドカフェ

 

9月18日(火)名古屋 feel art zero

名古屋市東区葵2-3-4 三光ビル1F

 

9月19日(水)京都 立命館大学国際平和ミュージアム

世界報道写真展オープニング

15h開演

京都市北区等持院北町56-1

tel: 075-465-8151

 

9月20日(木)京都  法然院

19h開場 19h30開演  

前売り 2500円 当日3000円

京都府京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町30

tel: 075-771-2420

 

 

9月21日(金)広島 ヲルガン座

19h 開場 19h30 開演      

前売り2500円 当日3000円

広島県広島市中区十日市町1丁目4-31

tel: 082-295-1553

 

 

9月23日(日)和歌山 Heron

16h30 開場 17h 開演  

前売り2000円 当日2500円

和歌山市屏風丁13吉田ビルB1

 

 

 

詳細・問い合わせ

openmusic.jp@gmail.com

080-5067-6877


 

シリアから、フルート奏者 ナイサム・ジャラル dans 時勢 circonstance nounya表-212x300

 

nounya裏-214x300 dans 音楽 musique

 

 

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考えるカフェにて

鵠沼海岸ではおもしろい出会いが多々あり、

ギャラリー茘さんを訪れたのがかれこれ10年前、

パリに発つ時にこのギャラリーで展示されていた、

櫻井三雪さんの作品を手にしなかったのは今でも後悔している。

その後、鵠沼に住む知人の紹介で演奏したり、

湘南で用事があればふと出向いたり、

数年前に訪れた”余白や »さんでは、美味しいビール片手に

ミュージシャンと語ったり…そして »余白や »ならではのプロデゥースで

今回演奏する場所は、その名も、「cafe pensee」 !

なかなか興味深い名前のcafeですね。

是非のご来場を!

 

9月2日18:15開場、19:00開演

¥2500(1ドリンク付) 予約優先

Cafe Pensee

藤沢市鵠沼橘1-1-6    Tel:0466-23-5009

http://ameblo.jp/penseee/day-20120806.html

 

余白やさんのブログ→http://ameblo.jp/yohakuya/

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ブルキナーアルジェーフランスーニホン

ブルキナファソはバンフォラから24時間かけてフランス到着。
一週間のネット圏外の後は怒濤たるメールの嵐ーーー。
そして明日はマスターリングにて2日徹夜で飛行機in=
25日に成田着。
一体この7月から何キロ移動しているのだ….

 

ブルキナーアルジェーフランスーニホン dans 時勢 circonstance 2012-08-17-19.06.34-300x225

 

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アメリカの月、イスラムの月

1969年、人は月に足を乗せた。

2012年、ここモロッコの月は、

ラマダン始まって15日目、

細い爪の様な曲線の月は今宵満月に。

イスラムの人々は何世紀もに渡って、

月と共に生き、聖なることとして、

月の居ぬ日中は、音楽を奏でない。

それはもしかしたら、宗教というより、

何かに対する、シンプルなレスペクトなのかもしれない。

 

月に足を着けた人間は、何をレスペクトするのだろう。

 

 

アメリカの月、イスラムの月 dans 俳句 haiku IMG_0499-300x225

 

 

ラマダンから6日目、

エサウエラのグナワの重鎮 Maalem Soddik Laarchを迎えての、

月下での演奏前にて。

 

月凉し 宵の音に乗り 断食月

 

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リハ、ゲネプロ、食事

日の入りは毎日1分ずつ早くなり、今日最後のアザーンは19時44分。

この15分前は、スーク(市場)ではみなカッカカッカ、売る方も買う方も

真剣勝負です。

アザーン、あいにくコーランの何を語っているのか、私には分からないけれど、

一日のラマダンの終わりの合図はサイレン。この音がなんとも、

「焦らずゆっくりたべなさーい。」と聞こえてしまうのだから、面白い。

不謹慎かな。

さて、ラマダン中は日中に音楽をしてわならぬ事によって、

フランス組ミュージシャンだけでのリハ。リハが終われば食。

モロッコ組スーフィー教団楽士のハマッチャ Hamadchaと同じく19時30以降に夕食をすまし、

(伝統的には、山羊の牛乳、ナツメヤシ、ゆで卵、スープ、パン、そしてお菓子に薄荷茶)

21時から夜中の1時までみっちり。

一年前のレジデンスでもそうであったように、こうなると »食 »への欲求が高まってしまう。

煩悩丸出しの私は毎日市場に行っては、魚類を物色物色。

蜘蛛蟹があるからには食べるしかない。

しかも…15ディラムとくれば(150円)…

issawaやtkitika、gnaouaのカルカブの音と、

食べ物が脳の中で入り交じってしまっているのです。

 

メンバー10名+関係者3名も喜んだ、精進揚げと蟹。

リハ、ゲネプロ、食事 dans 料理 cuisine 2012-07-27-23.14.55-300x225

 

みそ旨し 夏日食欲 止められぬ

 

 

 

 

 

 

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怒濤のモロッコツアー

マラケッシュ42度…

メンバーの一人は「暖房消しください。」

モロッコ人も皆大爆笑。

2時間半かけてエサッウィラへ到着。

一年半前に来たときと同じ海の香りははるか何世紀を超えて変わらず、

やはり鰯を食す事に。

7月21日からはラマダン(断食食)がはじまるので、雰囲気も大晦日のような。

ラマダン一日目の夜は、山羊の頭を食べるとしましょう。

 

怒濤のモロッコツアー dans 料理 cuisine IMG_0422-300x225

 

ポルトガル支配下時代の城塞をリハーサル場として提供してくれたエッサウィラ市。
まずは一年ぶりのスーフィー教団楽士、ハマッチャHamadchaとのセッション。
IMG_0430-300x225 dans 時勢 circonstance

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シャンゼリゼ劇場

約十年前にここシャンゼリア劇場で観た、

ミッシェル・ポルタルがやはり演奏した

モーツァルトのそれを思い出すもの、

貧乏学生は桟敷席で音を楽しんだだけ。

そしていまだバルコン席しか買えない、

けれどシンフォニーはやはりライブでなければ

聴いた気がしない。

今宵のそれもジャズとクラッシックの…

今やステレオタイプな出し物だけれど、

小曽根真さんとパリ室内管弦楽団との演奏、

誘ってくださった方からの配慮で、

舞台から3番目の列から視覚的にもに多いに満足。

 

白眉はピアノコンチェルト9番の最中、

中途に現れるピアノ独奏部分の小曽根氏の即興。

団員たちはその即興部分が来る度に、

ある者は如何わしい表情、ある者は微笑んで、

第二バイオリン一番後ろの演奏者は身を乗り出して、

演奏中に拍手はしないもののウズウズしている!

 

3幕は小曽根氏による即興ソロ。

といっても完全即興よりはモーツァルトを題材に、

あらかじめ作曲されたモチーフが展開し、最後のトルコ行進曲のモチーフでは、

多いにジャズ的要素、そう自由な、コードとタッチとリズムと…

ポリリズムの上で繰り広げられるモーツァルト。

シャンゼリゼ劇場は幸福な空気に満たされたのでした。

 

もう一つの白眉も忘れずに、そう、

ラヴェルの「クープランの墓」。

私にとっては、とてもジャズを感じる楽曲で、ハーモニーが身体にしみ込む

瞬間、やはり幸せを感じたものです。

 

 

シャンゼリゼ劇場 dans 時勢 circonstance モーツアルト2-154x300

 

 

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リー・コニッツ 真の即興=声

聴きたいCD、読みたい本を買う場合、

時間が読めて、しかも計画的に入手できるわけだけれど、

図書館でそれらを見つけようものなら、目的のブツを探すのにひと苦労。

だから往々にして偶然に身を委ね、作品と出会うことに、なる。

いまやアーカイブもインターネットを介して事前に

閲覧できるので、図書館に行って、アリマセンでした、

という悲劇は避けられるとしても、やはりひと苦労。

そして、「偶然」のお楽しみの封を開くときのワクワクさ、がたまらない。

 

ピアノとの録音という目の前に課された仕事がなければ、

今まで聴いてきた作品(CDs)で満足していたのだろうけれど、

特に財源が限られた中ではめっぽう図書館にお世話になる事に。

 

いくつものそれらを聴いて是非を問う、という愚行は置いておき、

コンセプトと音の実現性(!?)が合致しているのが、

Lee Konitzs(as)とDan Tepfer(p)のそれ。

自発的楽曲は(敢えて »即興 »とはいわない)、

もちろん全くの自由の上で奏でられ、

一つだけのルールがあるとすれば、12の調で演奏する、ということ。

曲順はドレミ~ではなく、F# Bb A B D G# F G E ….

これ自体がドデカフォニックへと広がっている。

 

さて、リー・コニッツ御歳82歳。

その音は、アルメニアのDudukのように、何の衒いもなく、

彼の »音 »が、そのまま録音されている。

ん?この楽器Dudukはサックスやクラリネットに発展していくのだから、

リー・コニッツ爺のサックスは、まさに先祖返り!!

さすがです。

 

リー・コニッツ 真の即興=声 dans 時勢 circonstance

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スウェーリンク-モーツアルト-シェーンベルグ-バッハ

急遽決まったギリシャ・フランスのピアニストとの録音が一ヶ月を切り、

(またもややってしまった衝動的決断実行…)

(譜面を)書く事を主体として相手との合意、

しかし怠けに怠けた五線譜の上で苦悩苦悩の日々なり。

そこで現実回避、いつも聴いてしまうのが、

Glenn Gouldの1959年のザルツブルグリサイタル。

15世紀のSweelinckから1920-23年のSchoenbergそして1783年のMozart。

そして閉めにBachのGoldberg。

脈絡がないというか、この演目での実況録音とは…

脳天ひっくり返ってしまう。

しかし、リサイタル録音、というのがみそなのかもしれない。

そして、おおよそこのCDはもう、手に入らない、というのもみそなのかもしれない。

貸してくださったM氏に感謝。

 

だめだだめだ、今日も一日24時間のうちの1時間15分をグールドに費やしてしまった。

曲を作らねば_______。

 

スウェーリンク-モーツアルト-シェーンベルグ-バッハ dans 時勢 circonstance 2571448

 

 

Sweelinck

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ミクロコスモス

ひょんな事から楽譜にたーくさん書き込みのある、

バルトークのMIKROKOSMOSを見つけ、ただ今練習中。

同時に、しばらく読んでいなかった中沢新一氏のミクロコスモスに

目を通すと…

「自分を失うために本を読む」という氏のフレーズが

「自分を失うために練習する」と練習に対して定義を抱いている自分と

なんだかシンクロしてくる。

ちょっと一方的なこじつけかもしれないけれど、

練習は、「維持」「発見」=「源泉への回帰」

 

バルトークはなんとも始原的なタイトルを、練習曲(帳)に

つけたものだと、感心せずにはいられない。

 

ミクロコスモス dans 俳句 haiku IMG_0293-300x225

 

今日は5月3日、八十八夜。

なにものも ミクロコスモス 萌え出でぬ

 

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イタリア-ブリュッセル〜ブラジルへ

大阪の演奏会場に忘れてしまったというヨガマットを渡しに、

イタリア-ブリュッセル〜ブラジルへ dans 音楽 musique IMG_0182-225x300

 

演奏のために行くブリュッセルへの列車乗り場の北駅にて。

 

日本と来た時と同じ容量の楽器と荷物で

イタリアから一昨日戻り、今日はベルギー、

そしてそのままブラジルへと演奏へ赴くバシール。

 

涙ぐましいかな、関西空港での一件から一夜、

カマレンゴニのネックヘッドを少し切り落としていた…

「先が尖っていたり、ケースからはみ出ていると、

第一印象で »槍 »とか思っちゃうかな、と思って…」

 

そしてどこの楽屋でもヨガマットを敷いて演奏前のストレッチを

念入りにしていた姿を、思い出す。

 

お寺の畳の上で、

Jazz Barでの演奏の際楽屋になった2階にある、人のアパートで!

関西日仏学館のさむ〜い教室で、

ギャラリーの事務所で、

懐かしいなあ。

 

本当の意味での世界中(北半球ばかりでなく!)に

響かしてくださいね、君のンゴニと歌声を。

 

Bon Concert !

 

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ペンタトニックと12音階の間で

自作を出した後でその作品を自分で云々いうのは、なんだかナルシスト的行為で、
虚しくもあるのですが、私なりの産みの苦しみ、というか、
« いわゆる » 民族楽器とジャズと、そしてフュージョン的に、
2011年に作ったCD「Out Of Place」を受け止めてもらいたくないなあ、
そういう、もやもやした気持ちを »解説 »という方法で、
2曲を例にして挙げたいと思います。
(といっても全ては受け止める人によるのですが。)

まず、一曲目の「Ce palot fou」
曲名からして「Out of Place」のアナグラム、
へそまがりな曲です。
そしてPalotは俗語(もしくはラルゴ)なので、
仏語辞書には載っていません。
ディープキス、という意味ですが…

イントロを除く4拍子のベースラインの上で、
テーマ、ソロ、西アフリカのリズムバリエーション、そしてパーカー的リフが
繰り広げられるわけですが、テーマの中に実は12音階を埋め込めています。
バラフォンとカマレンゴニはペンタトニックなので、どの曲をこなしても、
結局は同じ帰結、を回避したいというか、ペンタトニックの中で浮遊感を感じたい、
と思ったら、12音階が登場してしまいました。
何だかお釈迦様の掌にいる孫悟空の気持ちでもあります。
未だもって世界は、西洋とアフリカ、西洋とアラブ、西洋と…云々
の図式で成り立っているようですが、
ひとたび音を放つ、2000年代に私たちができる
(今や音楽的タブーの重きはなくなりつつあると仮定して)
生きた音楽としての表現は、その図式も音という時間軸の中で、
共に旋回できることを実証した、といったらどうやら大げさですね。

そして5曲目の「Mai Kasireta」

これが曲者です。5拍子ですが、演奏者5人とも一拍目が違うのです。
ですから個々が責任もって拍子のフレーズを保ち、その上でアドリブをしないと、
大渋滞というか、交差点での大事故が起こってしまうのです。
特に肝心なのが、CDの中でも唯一ウードが唱う場面であるイントロが終わったあと、
一気に盛り上がり、皆が同時にinになるところ。
一見ポリリズムに聴こえる要素は、この構造的な意味での底辺が、
演奏者全員に委ねられているところ、と言えるでしょう。

この2曲を例にして言いたかった事は、
当初各々が出来ることを持ち寄り、5人で演奏する事によって何が生まれるか。
がバンドのテーマでしたが、
しかし蓋を開けてみたら、5人が円心を目指し努力する
(日本的な言い回しですね)姿になっていたのです。
これが、歩み寄りでなく何であろう、ということです。
そうなると、一般的な民族やらジャズやらというキーワードは、
悲しいくらい無意味になる、と思いました。

さて、

Bala Deeというグループをもっと続けて行きたいのですが、
5人集まれば何とやら、
どうやら演奏の機会は少なくなりそうです。。。

これも、結局は西洋とア×××、という図式に私たちが苛まれている故なのでしょうか。

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ベトナムより、Ensemble Nguyen Vinh Bao、そしてあごだしのお吸い物

2012年、Kyの日本ツアーにご協力頂いた本当に多くの方々、

心よりお礼申し上げます。

お名前を全て映画のエンドロールに載せたならば、通常の大凡3分を超えるでしょう。

 

 

帰国の翌朝AM10時30には、パリ滞在中のミュージシャンに

市内のCDショップを案内する、という

奇妙なミニツアーを敢行。

そう、パリの4月は春時雨。

しとしとしとしとと、音もなく降る雨の中、

自分が売ったCDは街の小さなレコード屋さんで還元するという

心強いこのミュージシャンに逆に私が連れられてしまった

CDショップの穴場とは…

中世美術館の前Gibert Joseph.

店内にてアフリカばかりに目を取られていたら、

「これを、僕は勧めます。」

Nguyễn Vĩnh Bảo Ensemble

ベトナムより、Ensemble Nguyen Vinh Bao、そしてあごだしのお吸い物 dans 俳句 haiku ensemble-Nguyen-Vinh-Bao-300x300

ベトナムのポリフォニーは縦横無尽に…大変な音。

わわわ、これは早速推薦者にお礼の一筆といかねば。

 

さて、

ジム・モリソンのお墓の近く、

我らsouffle continueへ、

パリ来訪の際は必ず寄るらしく、一足店内に入ると店員の敬意溢れる、

ビンボータワーへ。

お買い上げは重たそうな、そしてちぎれそうな袋、袋、袋。

お別れの時間まで、飛行機と楽器の話を、

氏の経験値から分析。(まさにラディカル人生です、空港での拘留経験2回!)

音楽人生のためにここまでやれる音楽関係者(インタビュアーとか、

評論家とか、呼び屋、とか…)いるか否 !

 

引続きの仕事は料理教室にて、時差ぼけが始まりそうな18時30分。

カロジェのワイン一杯、景気付けに、そしてああ、美味しいワインとはこれだ。

目を覚まします。

 

きんぴらに、春のアスパラと海老のサラダ、豚しゃぶを生徒さん達と作り、

(生徒全員豚を食せるとの事で安堵安堵)

仕事終了。

 

帰路につけば、H氏に触発され購入したレコード8枚と、日本でお世話になった方から頂いた、

「あごだしのお吸い物」を啜り、至福のリスニングタイム。

 

 

 

春霖は 帰路急く一人 訳ありて

 

 

 

 

 

 

 

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エールフランスから、悲しい贈り物

AM7時、無事に京都を出発し、関空へと向かいます。

フライトは、11時20分。

AM9時、関西空港着。

荷物は一個23kgの規定に従い、

小さな茶色のスーツケースと、バシールの大事なジャンベを一緒に括り付け、

2個を一個の荷物にします。計23,5kg。

 

さて、バシールはフランスを旅立ったとき、カマレンゴニを機内に入れ、

無事4月1日に成田空港に着きました。

何度も、何度もこうして機内に楽器を入れてもらい、

海外で演奏をこなしているミュージシャンです。

 

 

AM9時40分、チェックインカウンターにて、

エ「お荷物は規定の長さを超えるため、機内には持ち込めません」

バ「フランスからの飛行機では可能でした」

エ「本日は満席なので無理です」

 

幾度と、私はこの光景を目にしたことか、

トルコでは楽器を裸にして機内に、

韓国ではコックピットに楽器を、

アメリカではペダルの検査に一時間…

 

バ「パイロットと話をさせて下さい」

エ「それはできません、この状況での責任者とお話しください」

 

バシールの限りない努力、説明、経験。

そして、

関西空港エールフランス責任者、伊藤氏によるこの言葉。

「Je veux pas parler avec vous」 「私はあなたと話をしたくありません」

 

 

10時20分、搭乗時間20分前にして、カウンターでのこの押問答に決着をつけるべく、

ひとつの賭けに出た。

その結果、エールフランスの職員は、なんと通訳担当の女性を使い、

セキュリティチェックまで全速力で走らせ、

「その男性を捕まえてください」

AM10時40分、既に搭乗時間になる。

この時点でもまだ、

エ「本日は満席なのでお手荷物は入れる事ができません」

しかし、

しかしです、実は一席空いているのです。

なぜなら私はバシールと同じ飛行機に乗るチケットを破棄したのですから。

そしてセキュリティチェックでの検査官に取り囲まれるバシール、

私の後ろには日本人の、やはり同じ飛行機に乗るであろう女性が、

「もし私たちで何かあの方の手荷物を持って行けるなら、お手伝いしますが。」

 

この瞬間、完全に私の琴線が、いや緊線が切れたのです。

エールフランスの職員に叫び訴え、訴え、

なぜヒューマニティーが通じないこの状況になってしまうのか、

理不尽、そして、全てはお金でしか解決できない現状をバシールが感じた時、

「僕は楽器を置いて行きます、そして飛行機に僕だけ、乗ります」

と決断。

ミュージシャンが、特にアフリカのミュージシャンが自分の楽器と

一緒に飛行機に乗らないという決断の重さ…

 

あんなに素晴らしい演奏で、9日間のツアーを乗り切った彼への、

日本人からの贈り物は、 »愚弄 » でした。

 

瓢箪と山羊の皮でできた、

長さ138cm、幅45cm、重さ約5kgの楽器を、

私はなんとしてでも彼の元に持って帰らなければなりません。

彼の演奏を待つ人々がパリにいるのですから。

どうか、どなたか、この1週間の間に、

パリ行き、ビジネスクラス(エコノミーでは同じ問題の繰り返し)に搭乗する

知人ご友人がいれば、ご一報ください。

openmusic.jp@gmail.com

 

お金もない、コネもない、個人招聘の不甲斐ない私を、

バシール、許して下さい。

 

 

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