Archive pour 音楽 musique

真正たる音楽の友

外出禁止8日目。そろそろ精神の変化が現れる頃。
こんな時、支えてくれるのは、真の音楽の友です。
物理的に会うことはできぬも、音楽の交流を図り、アイデアを語り、まだ見ぬ先に少しの希望を投げかける。
音楽は最高の恋人で時々愛人、親友で、家族。
フランス語ではCamarade=同志と呼びますが、相互に悶々とする時、いつも励ましあえるそれこそは、かけがいのないBuddyであると確信しました。

車道には孔雀、道には鶏、空にはコマドリにシジュウカラ、海にはイルカの群れ。
人類が自然を植民地にして数百年。人類様と我が物顔で地や海や山を占領してきた今、大気はホッとしています。

3月新月のopenradioは生演奏付きです。
閉じ込められた世界からの音楽をどうぞ。
https://www.mixcloud.com/makinakano/2020324-%E6%96%B0%E6%9C%88/

1) Ile de MIyake (maki Nakano)
2) Si la photo est bonne (Barbara)
3) Gottingen (Barbara)
4) Sara (Rokia Traore)
5) Hanter dro duhont’ar ar mane (Maki Nakano)
6) King James (Anderson. Paak)
7) Reachin’2 Much (Anderson. Paak / Lalah Hathaway)

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春迎へ街ブラックアウトになりにけり

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ゆで卵100個!ジョレスの鍋

目下外出禁止中のフランスでは炊き出しにでることもできないのですが、
それでも特別許可を持っている団体は続行しているとのこと、安堵。
けいそうビブリオフィルでの連載、13皿目のレシピはマッシュルームのスープでした。お読み頂けたでしょうか?
花冷えの季節、まだまだ、温かいスープが食道から胃にほっこりと入るあの瞬間が愛おしいですね。
日本人であれば、出汁の効いたそれも、細胞が喜ぶはずです。

「ごはんを作る場所には音楽が鳴っていた」
https://keisobiblio.com/2020/03/10/nakanomaki13/

2年前、毎週通っていた炊き出し現場ー
ー難民が多く路上生活するLa Chapelle界隈で毎週月曜と火曜日に炊き出しをしているLa gamelle de jaurès ジョレスの鍋という名のアソシエーション。
ジョレスとは言わずと知れたジャン・ジョレスの名。
ボランティアが各人できる範囲で持参する約100人分の食事。
温かい飯を、できるだけ温かいままで。みな各々の大きさの飯盒を持参し、ご飯にクスクス、スープを。
わたしはバナナとゆで卵担当!
やれることから始めるしか、ないのです。

凍月の下、飯を待つ人々がいる。
彼らの目は、わたしたちの生きるを問いかけている。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2018/2/23_La_gamelle_de_jaures_joresuno_fan_he.html

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ピンクのチョッキを着て、20時からの約100食は瞬く間に胃袋に収まる。
マグレブの人々に圧倒的に「クスクス」を求め、ご飯はいつもあまり人気がない…
スーダンの難民の多さに、現実を見る。

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言うよりはまずは実行!をスローガンに。

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卵100個を次々茹でて、ホッカイロに包んで持って行きます。

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内を旅する inside voyage

ざわざわとする外の世界と、静謐を求める内。
雲烟ただよう今日、大気は春霞。
土の中で一刻一刻を生きてきたものみなたちは今、外に芽をだし、さなぎの丸々可愛らしい姿はじきに優美に空を舞う姿と変わるでしょう。

内にある世界へ耳をすませば、溢れる鼓動が聞こえてくるはずです。

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春嵐到来前の静けさや

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眠れぬ夜燻る煙草と春の暁

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アルヴォ・ペルトの中にある静寂にもたれたい

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マクロ、ミクロコスモスを射程する遠近法

人間と世界の闘いが繰り広げられているが、
世界のほうからその闘いをしかけたわけではない。

(ガストン・バシュラール)

心と呼ばれるものがあるならば、その奥深くに痛いくらいに届く音というものがあります。たった一音なのに、細胞を覚醒させるようです。
そういった音の連なりは音楽と呼ばれるのかもしれません。

今宵下弦、発売されたばかりの、ギター奏者笹久保伸さんのアルバムから遠近の音を。
タイトル名の意味をさぐる楽しみ。あるいはその意図をどこまで想像できるか、聴き手は試されるかもしれません。
内なる音の世界があって、はじめて外へ放つ音の世界が生まれます。

Out of Place的な次元で、どこに居るという問いかけが無意味であるがごとくの音楽をどうぞ。
2020年3月16日下弦のopenradioはこちらから
https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio2020316-%E6%96%B0%E6%9C%88/

00) Campos de esperanza (S.Sasakubo)
01) Valle (S.Sasakubo)
02) Musica del dedo roto (S.Sasakubo)
03) Onirik Pentaphilia (Bala Dee by G.Zirko)
04) 歌の庭 (Bala Dee by M.Nakano)
05) Perspectivism ( S.Sasakubo)

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2020年3月15日発売のアルバム、Perspectivismというタイトルが彷彿させる
ヴィヴェイロス・デ・カストロの存在。

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2011年 Bala DeeによるOut Of Place というタイトルが導くエドワード・サイードが問う「どこでもない場所」という思索。

自由を守るには、自分の命を危険にさらすよりない。(ヘーゲル)

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微かに揺れる夜、今宵は満月

どんな状況にあっても、音楽の隣にいたい。
そんな気持ちがつのる月夜です。

2020年3月の満月のopenradioはこちらから
https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio-202039-%E6%BA%80%E6%9C%88/

00) Sibel (Ricardo Moyano)

01) P.S I love you (Jakob Dinesen)

02) Coyor Panon (Detty Kumia by David Toop)

03) Folks (McCoy Tyner)

04) Last time you went (Louis Cole)

05) Night (Louis Cole)

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「ミッシェル、バタイユ…そして僕」-Musique- By ミロ

すでに時計は 思ひ出の 微かに揺れる夜を指し (北園克衛)

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夜 Night

初春満月へあと一歩。そしてもう少し待てば、春分です。
地球暦を使い始めてから銀河系と地球との壮大なリレーションを視覚で意識しつつ、実のところ、夜を迎える場所では朝が始まるという、時空の遠近的な感覚の方を身近に味わっている。
今宵、夜と友達になれますように、この一曲を。

Night
by Louis Cole
[アルバムTimeから。
KNOWERとは違う側面をもつ彼の音楽はあっぱれというほど二重人格的。だけれど核にあるのは虚無への諧謔的謳歌]


 Image de prévisualisation YouTubeWould I care if I reach my dreams? Before my time to leave?

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日脚伸ぶ午後19時の涙落つ

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だから、花をそばに

大変な時勢の中にある生活。
音楽を、花を。

2020年3月の上弦のopenradioは花を詠った楽曲ばかりをお送りします。
https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio202033/

1) Lament for an orchid (Fred Herch)
ランの悲しみ

2) The flowe of Edingurgh (les musiciens de st. Julien -Francois Lazarevitch)
エジンバラの花

3) The flower of Cusco (Trencito de los Andes)
クスコの花

4) Passion Flower (Billy Strayhorn)
パッションフラワー

5) ユリの記憶 (Shin Sasakubo)

6) Fleur bleue (Charle Trenet)
青い花

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春色に誘われ起きるパリの朝

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紫陽花の季節が触れる肌の湿り

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森の中では野花を手にとって

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そして花はわたしたちの生活を共にする友達になってくれます。

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J’ai deux amour

ジェゼフィン・ベーカーが歌い一躍有名になったこの曲の背景は1920年代の、両大戦間のパリにあります。
彼女が1925年にパリへ着いたその年、エリック・サティはこの世を去りました。
そして狂乱の時代にはいつも、思想を具現化する芸術家たちがいました。
今秋、ジャズなのかオリエンタルなのかシャンソンなのかわかりませんが、ピアニスト、ステファン・ツァピスとの音楽世界を日本で作れればいいなあ、と思うのです。

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Stephane Tsapisとの演奏はかれこれ16年目を迎えます。

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2012年に発表した「四つの手とひとつの口のための音楽」というDUOアルバムに »J’ai deux amour »が収録されています。

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愛らしい一音鳴れば曇天のパリにも風が吹く春の午後

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Perspectivism

つくるよろこび生みの苦しみ。
ある結界に立って、あちらとこちらの声を聞きながら、重層的な心の襞にも耳を傾けて、ある時車窓から見える情景それが心象であると気づく。
Perspective的感性はわたしたちにまったく知らない世界を聞かせてくれる。

笹久保伸の新作 perspectivismに2曲ゲストで演奏をしました。
異貌の世界へ、ようこそ。

http://www.ahora-tyo.com/detail/item.php?iid=18653
発売は3月15日

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音楽の神様が味方についている稀な音楽家

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車窓から生まれる虹は消えし虹また生まれては命をつなぐ(祝辞)

perspectivism=日本語では遠近法主義、的な訳で使われますが、
わたしは「はるかなる視線」(レヴィ=ストロース)の思想のベクトルの先にある希望と絶望、オポジットの中にある詩的なものと読み解いています。
できたてほやほやのCD、この作品の底辺にはヴィヴェイロス・デ・カストロの思想があることに疑いの余地はありません。

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1983年の君たちへ

新月空には星だけ。潔くはじまる虚空は春分にむけて、心の起伏に加速を促す。
1983年のCAHORSのマグナム、Chateau de Chambert。
これを飲める日がおとずれるだなんて想像だにしていませんでした。
ということで、今は亡きCAHORSが好きだった人々を想いながら、飲みながら、
そしてこの狂った今を生きる人々に思いを馳せながら、
1983年に作られた、録音された音楽を愛でたいと思います。

2020年2月24日新月のopenradioは→https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio-2020224-%E6%96%B0%E6%9C%88/

00) かたちもなく寂し (Toru Takemitsu)
01) It never entered my mind (Keith Jarrett trio)
02) Girl talk (Ella Fizgerarld/Joe Pass)
03) The Lady in my life (Michael Jackson)
04) 波の盆 (Toru Takemitsu)
05) Africa (TOTO)

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春動く予感の今宵栓開けぬ

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ビストロの地下でこの日を待っていたボトルに頬を赤らめたるや

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すべては指の間からこぼれ落ちる

ぽたり、というよりスルッと滑り落ちる感じです。
春待たずして喪失の再来、は要するに反復するようです。
それでも、書物という形で残る文字がこぼれ落ちないように読み取ること、
それは希望となるでしょうか。
いつかのどこかの繰り返しになりますが…
書物、それはわたしたちに残された「知の悦び」なのです。

2020年2月16日下弦のopenradioは…
https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio-20200216-%E4%B8%8B%E5%BC%A6/

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Solangeの歌詞カードはアポリネールのカリグラムを彷彿させるもの。
言葉と図象の連携プレー!

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春に近づく空の下弦は色を誘う。

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この世にはもう亡き二人花のみぞ

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Pour Analogique Maladroit

誰かのために曲を作ったことは今の今までないのですが、生まれてはじめてそんなこんなでできた曲を。
サックスで演奏するのもピンときませんし、どんな楽器がいいでしょうか。
タイトルは、-Pour Analogique Maladroit 不器用なアナログ-
もちろん、その人のことです。
https://www.youtube.com/watch?v=1i36jexKAU4&feature=youtu.be
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冬日向指の間の間に透く光

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The clock stops ticking

前回のopenradioではジャズだなぁ、と感じる楽曲を紹介しました。
はっきりとした発声の無意味、あるいは忠実であることに束縛されぬこの音楽。
瞬間に生まれる人間のもつ即興性こそが命であるジャズの中で、時に詩学的に面白い場面をもっていることも事実です。
全く知られていないMeredith d’Ambrosio という歌手がいます。
正直彼女の声はどこにもありません。
猛々しく、あるいはヴィブラートを操作できなくてもいいんです。
誰かに、どこかに届けば、それでいいよね。

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The clock stops ticking でも繰り返す季冬かな

1937年のミュージカルで歌われた there’s a lull in my lifeの歌詞

Oh, there’s a lull in my life
It’s just a void and empty space
When you are not in my embrace
Oh, there’s a lull In my life
The moment that you go away
There is no night, there is no day
The clock stops ticking
The world stops turning
Everything stops but the flame in my heart
That keeps burning, burning
Oh, oh, oh
There’s a lull In my life
No matter how I may pretend
I know that you alone can end
The ache in my heart
The call of my arms
The lull in my life

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BookEnds

倒れないための仕切り、あるいは本棚から落ちないための本立て。
BookMarkとは違います。
今宵openradioは春の予感と晩冬のジャズを。

かけがえのないアルバム Marc Copland (P) / David Liebman (Sax)はその名も「BookEnds」

2020年2月9日満月のopenradioはこちらから
https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio20200209-%E6%BA%80%E6%9C%88/

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ロフト兼スタジオはパリ14区

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静穏に冬曙を待つ午前五時

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ジャズのことを少し

わたしにとってのジャズとは、すべての人類にとって寛容なものであるのです。
変容を厭わなく、むしろ変容を味方にして、
訪れるであろう瞬間に勝負できる音楽なのです。
そして、勝負の後には共にハグをすることができる音楽なのです。

あなたという個体=同一性が、ジャズである、と人類学とシュルレアリスムは教えてくれました。

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suported by Chichibu Avantist 2020

When you hear music, after it’s over,
it’s gone in the air. You can never capture it again
by Eric Dolphy

音楽は 聴きおわった後、 空中へ消えてしまう、
再びつかまえることは誰にもできないのだ
エリック・ドルフィー

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春は山から、ほんの少しの笑みを

南米のギター、歌。言葉のイントネーション、メロディーのアーティキュレーション、リズムとアクセントのバランス。
どれも魅惑的な要素に溢れています。
ただ、真似という方法でそれらの楽曲を演奏することに懐疑的にならずにはいられません。
ただ、もし奏でることが可能であるならば、それは一度自らの同一性を凝視し切り込みブリードの覚悟という意識を経てからということになるでしょう。
硬いことはさておき、ゆったりと、寒暖の境界、立春をお過ごしください。

2020年2月4日立春のopenradioはこちらから
https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio-202024-%E7%AB%8B%E6%98%A5/

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山の中にいると、それ自体を忘れてしまう。

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いつも移動の中に思想の発端が生まれる。

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緋桜や冷静たれと微笑みぬ

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これからがこれまでを決める

シンプルな言葉の中に重層的な真実が生まれることがあります。
過去、現在、未来という三種の反復。

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銀座の逢瀬は黒田征太郎・泰蔵 兄弟展となりました。

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京都に本店がある思文閣にて

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立春を窓から見遣る虚無の空

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音は生まれ、また会う日まで

秩父の山肌に魅了されてしまったからには、その地の土や谷、あるいは命の源である水なるところにひっそりと在る苔の存在に触発され、音が生まれました。
そして、潔く消えゆく音を前に、 »また会う日まで »、と手を振るのです。

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リハーサル中に次なるアイデアを生み出すギターの孤独な音。

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山羊とある今日の営みは上弦へ向かう月の出と共に。

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いつも、今回も、演奏する場所には遠くから聴き手がやってきてくれます。
鎌倉、新潟、白金、高崎、はたまたマルセイユ!
彼らこそが、「旅する音楽」なのです。

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当日は、詩を中心に写真・絵・インスタレーションとジャンルを超えたアート作品を展示しているcafe PNB 1235のオーナー、詩人の保坂さんが『狂った季節が首を鳴らす時』 を朗読されました。

新緑の山間にひかり影の中

次回があるならば、こんな感じかな!

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花と雪 fleur et neige

暖冬花を両手に抱えれば、自然賛歌の献花となり、しかしそれを司るは人間のするところ。
それをするかしないかはあなた次第。
わたしはする方に惹かれます。

迎える雪は今日山間にひっそりと、そして沈々と夜に降る。

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「秩父前衛派」をご存知でしょうか。
このアート集団による今年最初のパフォーマンスはこちらから
https://www.youtube.com/watch?v=P9Zkov2UUY0

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雪の夜半旅する恋人着きにけり

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谷間に鳴る音の足跡

1月31日、急遽秩父鉄道「親鼻駅」にあるゆったりとしたカフェ、PNB-1253
https://pnb-1253.tumblr.com/
で演奏をすることになりました。

ギターとサックス。
伴奏と旋律という関係をものともせぬ音の相対的、あるいは音楽に包摂される関係性。

冬の谷音の足跡残しけり

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笹久保伸 (guitar)× 仲野麻紀(sax, metal-clarinet, nay, voice)

場所:PNB-1253
(秩父郡皆野町下田野1253-1)
開場:18:00、開演:18:30
料金:2000円
予約:sasakubox@gmail.com

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痛みのあらわれ

痛い!
心が痛い、あるいは悲しい。
そんなときはマックス・ロメオ爺と一緒に飛ぶのもいいけれど、PYNと一緒に7拍子で決めるのも有効です。
命を削るって、こういうこと。

「眠らない子供のための音楽」
https://twitter.com/mimihen/status/1189922968664588288/

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Un Poète Péruvien À Paris パリのペルーの詩人

アルベール・マルクールの最近の作品はQuatra Belaという弦楽四重奏とのアコースティックな音に、小気味いい詞が添えられます。
その中でも「Un Poète Péruvien À Paris パリのペルーの詩人」はアルバムの白眉。

ブラッド・メルドーのエレゲイア・サイクルにはこうあります。

「”我々が得るのは二つある、時間が与えてくれた体験、
そして我々のはかなさとは裏腹に、常に戻ってくる不可避的なものの慰め…
君の思いがどうあれ、物事は永久に終ってしまうというのは錯覚だ。
全ては幾度も幾度も周期をなして巡ってくる。”」

「死ぬこと、思い出されること。音楽は、そのこと自体へエレジーを歌う。
我々の周りにある”日々”の喪失を美化し、
我々がいかに死と親密になれるかを教えてくれる。」

2020年1月11日満月のopenradioはこちらから
https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio-2020111-%E6%BA%80%E6%9C%88-%E3%83%91%E3%83%AA%E3%81%AE%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%81%AE%E8%A9%A9%E4%BA%BA/

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初満月喪失周期の中にみる

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玉川奈々福師匠

浪曲その魅力は、ある関係性だけではないわたしたちが生きる世界にスポットを当てて、その関係性の中に心がほっとする瞬間を語りにすること。それが浪花節と泣き笑いの逢瀬。
今秋奇跡の共演となった浪曲師玉川奈々福師匠はいいました。
彼女の声、語りは脳髄にビリビリと届き、生きる儚ささえも皮下脂肪の下に沁み込みます。
日本語の世界と西洋の楽器が重なり交わる時、その音世界が在る瞬間のためだけに生きるという諦念が生まれます。
飛ぶ鳥落とす勢いの師匠の公演、一番のオススメは浅草の木馬亭かな。
本当の浅草の街人情の中に真正を聞く。

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演奏後のサイン会では「二人似ているね」という声が

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そしてなんてたって、奈々福師匠、曲師の豊子師匠あってのこと。

女二人一騎打ちの律の風

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あるいは Please Rewind

そうはいかないのが人の道の常
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moonchild -Voyager 旅人 -

低音の鳴りと、タイトな重層的音のてっぺんにある彼女の声がいい。
バックのフルートの奥行き、シンセと管のバランスが人の耳には心地いい。
要するに、ミックスがいい。
録音物はミックスによってその価値が何倍にも化ける。

西アフリカで録音したあの灼熱の地では、そんなテクニックは使えなかったけれど、
実のところ、演奏者自身の気の利いた楽器の配置と、あの乾いた赤土と藁のおかげでアナログミックス=リアルミックス録音ができたことは言うまでもない。
(機材は暑さで溶けるかと思ったけれど。)

録音物の魅力はこういうところ。
音の震えが、技術者のエゴなしに伝わるか、否か。
それは、純粋性。
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月読みの子等の歩きし冬日向

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