Archive pour 音楽 musique

高みとは同じだけの深みのこと

その根の深さに比例して、あるいはその高さと同じだけの深みがある。
その例えは?
人間、樹、ビルディング!?

今、この世界の富を考えた時、対としての貧があるということ。
分配を声高に言った時期があった。しかし今やだれもが »分配 »という言葉が口から転げ落ちてきたことを知っている。
声は必要だが声を出すならばそれと同様に、いや出さずともささやかなアクションで、富への疑問を投げかける。

小春日和の中の秋光。
切ないとしか言えないじゃないか。

openradio No.178 神無月の満月の放送はmixcloudからご試聴になれます。

01) Water Fountain (Shinichiro Mochizuki)
02) Song for South Africa (Kyle Shepherd)
03) Avalon (Rhiana Giddens)
04) A cor et à cri (Maki Nakano)
05) String Quartet in F Major (M.Ravel)

1) 2) のSong X Jazz レーベルhttps://www.songxjazz.com/の作品はディスクユニオンからご購入いただけます。

https://diskunion.net/jazz/ct/list/0/0/59106

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日々に花。日比谷花壇より野に咲く花。

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Jazzの揺曳

人類とジャズ、大げさなほどにこの音楽がもつ、すべてのアイデンティティーへの包容。
あるインタビューをきっかけに、再び、深く、そしてその進むべき高みを実感したのでした。

openradio No.176 10月上弦の放送はこちらからご試聴いただけます。

01) Improvised dialogue between Oud and Qanoun : AMAR (Asil ensemble for Arab contemporary classic music)
02) Interval study 2A 2020 (Stéphane Payen / Guillaume Orti)
03) Don’t blame me (Noël Akchoté / Shin Sasakubo)
04) The doors of perception (Maki Nakano)
05) Cazzati/Pssacaglio (Ensemble Baaroque De Mateus-Marie Leonhardt)

新譜「Auto & Bauto」by Noël Akchoté & Shin SasakuboはBandCampから購入できます。

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闇彼方前奏曲は秋夕日

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インタビュー、枯木灘、ジャズ

そのすべてにおいて、中上自体がジャズだ。
「至上〜」なんてもろコルトレーンで、あ、チェット・ベイカー的破滅的な感じもありつつ。

ソロアルバムの楽曲名はすべて、影響を受けた文学作品のタイトルから頂戴しました。
急遽、フランス語で語りを加えて、いざプレスへ。
何せ一人でこれからCDを背負って世界を回る予定ですから、日本語だけではいかんせん通用しない。

日本へ発つ前に重要なインタビューのアポを取り付け、さてどうなることやら。
ある鬼才的ギターリストを前に何を質問するか、ドキドキが収まらない。
からには葉巻を一服をしておこう。

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9月29日 下弦のopenradioはmixcloudからご試聴になれます。

USのギター奏者Fred Frith、ナントのhipなレーベル Yolk Record、アルゼンチンのロック、アメリカのブルースロック。
音楽があるから大丈夫、といいたいところですが…あぁ….借金が膨れ上がるばかり、どうするんだよ!!!
来週44歳だぜ!?

01) She don’t know (Melody Gardot)
02) Lony A Y Utca (Matthieu Donarier)
03) The Slighst Siver (Fred Frith)
04) HIV (Color Humano)
05) Hopscothe Horizon (Fred Frith)

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あなたがいるからわたしがいる

お酒を飲んだわけでもタバコを吸ったわけでもないのに、脳内が煙った感じで霧の中にいるこの感覚は、まさしく疲労の限界というものだろうか。
集中レジデンスの1週間は出来上がった曲の試し録りの後アレンジを施し、ハーモニーやリズムに変化球をかけ、
構成アイデアの提案に妥協しないままミュージシャンとの対話。
そのだいたいは不可能的技術の隠蔽を発端に起こるものの、そんなものはすべて見透かしているので、ちがうやり方でこちらのアイデアを貫く。

« あなたがいるからわたしがいる »、という発想は一直線であってほしい。しかし時々その現実から逃避したくなる、そんなジレンマとの戦いでもある。

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直線の波などないと知る孟秋

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まろやかに、刺々しく

暁の中に満月が沈む景に見とれています。
ナントという街でのレジデンス最中、宿舎となるアパートからは田舎でもパリでもない、小ぶりな街独特の光。

2021/9/21 満月のopenradioは、
デンマーク弦楽四重奏が奏でるベートーベン、音の伸縮。
イランの歌手、ペルシャの深み。
ミンガスビックバンドの厚みとハーモニーはジャズ。
キューバのギターはいくつもの夏の場面を。
かなしみもよろこびも、まろやかさもとげとげしさも、Full Moonがすっぽりとつつむような、Open Radio 中秋の名月、満月の、放送です。

mixcloudからご試聴になれます。

01: Full Moon (Eden Ahbez)
02: Derecho Humano (Silvio Rodriguez & Rey Guerra)
03: Aghayede Neo Kanti (Mohsen Namjoo)
04: Please Don’t Come Back from the Moon (Charles Mingus)
05: Beethoven Cavatina. String Quartet op.130 : Adagio molo espressivo (Danish String Quartet)

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どことなくどうでもいいと月眺む

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怒りは沸点、後ろからやってくる夜の愛撫

色々なところで怒り散らしてすみません。
馬事公苑、新木場、あらゆる無意味によって自然が破壊される過程。何もできない自分に対しての怒りで19度の海が49度になりそう。
海に生きる生物たちが困るな。

怒り沸点をクールダウンにと出た20時の散歩。背中から夜がやってきて、花々の色を消していった。
南西の空へ妖艶な半月が見事に沈んだのでした。

openradio No.172 9月上弦の放送はmixcloudから。
幻のサックスJoe MacpheeとロマのギターRaymond Boniによるジャズ。
エクアドルのピアノ、飯島晃さんという奇跡のギター奏者、そしてSoul Soul Soul….etcです。

01 Chatarratero (Daniel Mancero)
02 Oleo (Joe MacPhee)
03 The Waiting Grounds (Akira Iijima)
04 More Than Ever (Moonchild)
05 Let Your Feelings Show (Earth, Wind and Fire)

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見事に真っ白な柏紫陽花。

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沈みゐる月金星を連れ行きぬ 

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旅は-殯-もがりということだった

2021年9月新月。
今夏の旅は意図せずしてブルターニュの海に誘い込まれてしまいました。
その理由をわからぬまま、歩き続けたというか。

今回の選曲には自信があります。
だって、あまりにもあまりにもあまりにも深きことばかりが身の上に起こった中で出会った音楽なのですから。

放送はmixcloudから、ご試聴いただけます。

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摘み揃へ献花の中に晩夏光

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夜を震わすバーバラ・ハニガン

openradio No.168で選曲したバーバラ・ハニガンの作品。
澄明な眩しさの中にある吐息。そんな音楽への憧景。
まさに、音楽に選ばれし者の、声。

note上の「勝手にレビュー」でもご紹介しています。

Digital Booklet - Erik Satie_ Socrate

どこまでも響く声聞く晩夏かな

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先祖の魂、世界の命

命の音、その音を聞かなくなった時、命は失われる。もちろん、聞くという行為をやめた者の命のことだ。

死者を迎え、送る。この繰り返しの中にわたしたちの命がある。
キューバ、アフガニスタン、ブルターニュの精霊Corriganコリガンが生きる森、川の声、Moondoogをピアノ一台で、ジャズの巨匠は土曜の朝にウインクする。

openradio No.169/2021年8月の上弦そしてお盆の放送は、mixcloudからご試聴になれます。

01) Con Aji Gua Guao (Juan Pablo Forres)
02) Nasaran (Ensemble Kaboul)
03) Riviere de Huelgoat (Bernard Benoît)
04) Elf Danse (Vanessa Wagner)
05) Saturday morning (Ahmad Jamal)

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向かふ先薄暮の夏は消へゆきて

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世界の果てへ、世界の淵へ

もういまや中心には全く興味はなく、それでもいつも一歩先を自然に感知して歩いてきたつもりです。
次のRDVはNZあるいはマオリ語でAotearoa。シェンゲン協定に対してわたしの査証は有効なので、その後はリスボン。
それまでにやることは、 »日本における世界の表象のズレ »(=カリブ文学研究者 中村隆行さんのフレーズを引用)を内包しつつ、冷ややかに旅を進める覚悟そして語学ツールの強化。

道中楽器と共に海の藻屑になれたらそれほど幸福なことはない。

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その果てに世界の果てに夏沈む

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Que Falta voce me faz 夏は恋

立秋と新月を一緒に迎える。すると何かざわめきのような、それがどこへむかうのかわからない不安を孕んだざわめきを感知します。

そういう時はできれば山の木々の中に佇みたいものですが、今は海の波音を聞くしかなく。

openradio No.168 8月新月の放送はmixcloudからご試聴になれます。
ブラジル、ブルトン、南セネガルそして、サティが涼となりますように。

01) Minha namorada (Maria Bethânia)
02) Gavotte À Deux Violons
03) La musique de Casamance
04) Gymnopedie (Ky)
05) Trois mélodies No. 1 : Les anges by E.Satie (Barbara Hannigan)

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立秋や音の残影宵始む

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Garden Of Love’s Sleep

note上の「勝手にレビュー」はopenradio No.167でご紹介したメシアンの「世の終わりのための四重奏曲」です。
こういった音楽をCDで聞く世界から現実の演奏会で聴ける日が来ることを切に、願う。

人生とは庭の上に広がる空を見逃す花に戯れる幻想だ。

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とはいっても庭最後のバラを愛でる性よ

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-L’or des fous 気狂いたちの金-

すべては金。その金を抱えてラグジュアリーの世界に生きる?
セバスチャン・サルガドの、あのブラジル金鉱山の写真が蘇る。
世界をみているのは、誰なのか。

フランス・シャンソンアレンジの妙、ベルベル+イラン、ジャズに託す同一性そして、バレンボイムとヨルダノフが奏でるメシアンの静謐たる祈りを…

openradio No.167はmixcloudからご試聴いただけます。

01) L’or des fous (Bernard Lavilliers)
02) La mer nous sépare (Keyvan Chemiri/Cherifa)
03) Igor…(Sthepane Tsapis/Maki Nakano)
04) Blue gardenia (Dinah Washington)
05) Louange À L’immortalité De Jésus (Daniel Barenboim /Luben Yordanoff)

☆ ステファン・ツァピスと仲野麻紀のDuoアルバムはSold Outですが、デジタル版はBandcampからご試聴・ご購入いただけます。

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イラン -アラブ-にあらず楽器の音と声

一括りにアジア人、一括りにヨーロッパ人、ひとくくりに…
挙足を取るわけではなく、認識というものがいかに個々人の興味から発しうるものなのか、ということをOlympic開催地という某国の情報から知ることとなりました。

ということで、openradio No.166でご紹介したのはイラン=ペルシャ文化を脈々と受け継ぐパーカッショニスト
のKeyvan Chemirani ケイヴァン・チェミラーニー。
彼の作品Le Rythme de la Parole-語りのリズム-ではすべての楽曲に様々な歌手との演奏が聞けます。
なんでこういった作品は日本で紹介されないのでしょうね…

noteに連載中の「勝手にレビュー」にてその真相を!?

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金、金、金/土、土、土

7月満月のopenradioの白眉はなんといってもPink Floydです。
それにしても月の光の燦々たるや。
その光は決して金を貪る輩にではなく、そう、この世界にある河や土や谷、海や山奥にひっそりと生きる人々を照らしているはずです。

阿呆の企てる虚構一瞬、そんな世界とはまったく無縁の世界がある、という想像は、ありとあらゆるプロパガンダで犯される。
ではどうやってそれらを回避するか。
今宵の夜空を見上げるしか、ないね。
人間が作りだした光なんてクソ食らえ。

openradio No.166/2021/7/24 Full Moonの放送はこちらからご試聴になれます。

ーDark side of the moon-狂気…の沙汰、な選曲。
01) Rouge colère (Sages comme des savages)
02) Le fils du vent (Keyvan Chemirani/Delphine Aguilera)
03) Arquioelago (Hugo Corbin)
04) On the run (Pink Floyd)
05) Our love is here to stay (Shirley Horn)

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そして、物語が生まれる

モザンビーク、コロンビア、アフガニスタン、ポルトガル、インドネシア、マリ…
一つの核=自己同一性をもっている男は失業中。しかし地雷除去の任務10年目にして、血はつながっていない息子とフランスの海辺で、すべてを回想する夏の時間。
その男と息子の肌の色は、今は語らないでおこう。
ただ、男はフランス語を、息子はポルトガル語を母国語とする、とだけ。

物語はリアリティの質感をもって語られる、ではその質感とはどんな手法か。

色と音でやってみたい。
言葉ではなく。

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バングラディッシュ・ダッカ

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ギリシャ・レスボス島のモリア難民キャンプのあるバス停
photo:渋谷敦志 「Carpe Diem」より

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まずは地図を開いて、オリエンテーション

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祝福された音楽

openradio No.165 7月上弦。
暑さも感染者も右肩上がり、もうどうにもこうにもという夏の始まりに、音楽で現実あるいは生きることの本質を問いかけてくれる、そんなセレクトです。
先月から始まったnoteでの「勝手にレビュー」。openradioでご紹介する音楽のひとつ、3作目はギター奏者笹久保伸さんの新作「CHICHIBU」をピックアップ。
様々な尽力、恩寵。それは稀にみる音楽を奏でる使命を授かったご本人の存在と音の命ゆえ、まさに「祝福された音楽」としかいえない。

そういった音楽を聴いた後に何ができるかというと、花を捧げる、そんな素朴なことのみ。
あるいは、わたくし自身も音楽を、ささやかな音楽を奏でる、ということです。

フランスの花々は、元気です。
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虹色の花束は庭から。

赤: バラ・雛罌粟
オレンジ: ガーデンダリア
黄色: 金糸梅
緑 : 葉
青:アジュガ
藍色:ハナシノブ
紫:アネモネ

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あるいはフランボワーズとブルーベリーのタルトを作りましょう。

☆noteでの「勝手にレビュー」はこちらから 
☆openradio No.165はmixcloudから

00) Cielo People (Shin Sasakubo/feat. Sam Gendel)
01) Rioella (Shin Sasakubo/feat. Antonio Loureiro)
02) Sheikh ahmad,e-jâm (Mohammad Rahim Khushnawaz)
03) no title (maki nakano)
04) Uh Uh (Thundercat)
05) Reflections In D (John Taylor)

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オーガニックな音で

去年から続いているSax Soloアルバム制作過程、3度目の正直ということで、フランスにて地獄のミックスダウンの日々。
実は信頼しているサウンドエンジニアに当初から予測されていたものの、こんなにも時間を要するとは。

すべての音はオーガニックにアコースティックで録音したものの、それらの素材を最大限に使おうとすると、音質が楽曲の中で輝く作業が必要となり…

ある森の中で録音した水滴、山中の鳥の囀り、割れたバカラのグラスの縁を水で濡らして擦った時に出る音波…etc
エフェクトをかけてしまったものの、本当は生声の有機的な質感に憧れているのです。
一応8月にはブルゴーニュにてマスタリング完成予定。

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Linda Perhacs、あの声の質感

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太鼓はモロッコのタリージャを中心に録音

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一体いつまでつづくのか、果てしないミックスダウン作業

道のない森彷徨ふて雨燕

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「勝手にレビュー」はじめました

それでなくても遅筆で原稿催促で訴えられてもおかしくない状態なのに…noteというサイトにて、openradioでご紹介する音楽作品を言葉で綴ることを始めてみました。
「勝手にレビュー」
こういった作業を生業にしている先輩たちを横目に、自由気ままに音楽の紹介を連ねていこうと思います。
どうぞ、ご贔屓のほど。

2021年7月の新月のopenradioのテーマは-ジャズへの道-

それは息使い、空間の響き、感応する音の働き…すべての生きるへの賛美、尊愛。
コルトレーンのGiant Stepsを歌で、スイカズラの甘美を音楽に、ドキュメンタリー番組”アメリカ抽象美術とモネの晩年 »のサウンドトラック、Sax & エフェクターの醍醐味、イタリアの、声。

01) Giant Steps (Meredith d’Amboisio)
02) Honysacle rose (NAtO)
03) Nymphéas et voix et timbre (Yann Pittard)
04) Connected II (Paul Pankert)
05) ’Na stella (Gianmaria Testa)

ご試聴はmixcloudから

noteサイトの「勝手にレビュー」はこちらから

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ベルギーの音楽家Paul Pankertの新作CD/LP Connected

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演目で、今宵どこに出向きましょうよ

まったくもってパリ、フランスの生活の中にある音楽、あるいは観劇の世界はこの一年で一変してしまいました。
毎晩繰り広げられる音楽、その後にあるパリの街の慣習を失って1年半。
右岸左岸、そしてパリ郊外、すべてにおいて、本物に触れてきたというわたくし自身の自負、数え切れない思いでの中に、もしささやかな未来があるならば、ヴィラ-ロボスのBachianas Brasileiras No. 5 を聞きたいと思うのです。
とってもささやかな自分が奏でる音よりも、もっと実感として、真正たる音の体験したいのです。
その存在を教示してくださった某ギター奏者に、感謝。

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So by the way, I don’t have interested in soprano voice, same, I hate that…^^

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キューバの雨、島、心象たる音、残映

openradio No.163 下弦の放送は、ピアノ2台によるエリス島、モーリシャス島のドキュメンタリー映画のためのチェロそしてあの島のリズム、セガ。
アルジェリアの枯淡たる声Abdel Hadi Halo、Jon HassellとブルキナファソFalafinaの妖術的リズム、キューバの雨、音による残映….

01) Ellis Island /com. Meredithe Monk (Vanessa Wagner/Wilhem Latchoumia)
02) Night Moves (Jon Hassell/Farafina)
03) Min Yaati Kalbon Lil Melah (Abdel Hadi Halo)
04) Attention aux cipayes (com : Yann Pittard /cello : Karsten Hochapfel)
05) Valse mauricienne (com : Yann Pittard)
06) Cuban Landscape With Rain (Los Angeles Guitar Quartet)

この季節だけの、肌感覚としての翠雨。
ご試聴はmixcloudから
https://www.mixcloud.com/makinakano/openradiono163202171waning-moon/

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紫陽花を部屋に迎へて暦めくる

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ラジオ日経

とうことでご紹介したい音源多々あるものの、6月満月のopenradioはお休みします。
代打でありませんが、6月24日(木)22h30~から民放ラジオ最長寿級のジャズ番組 !?
« テイスト・オブ・ジャズ »に出演します。

収録日は埼玉は飯能の畑での演奏を終え、虎ノ門に南下。
東京上空機上の人になることが多く地形を視覚的に感知すること多々。
西武鉄道に乗って、まさに荒川に沿って東京湾に向かう、そんな趣でした。
スタジオには畑でいただいた香菜、当帰の葉、ラディッシュ、ホワイトタイム …etcを。

そういえば、JazzTokyoでのインタビューで「夢はなんですか?」という質問に
「畑や農場などで演奏をしていたら、人々が(鳥や蝶や牛とかも!?)集まってきて、やんややんやと音空間が生まれる、そんな夢があります。」と応えたのですが、すでに叶ってしまったわけですね。

それでは、今宵6/24/22:30-ラジオNIKKEI第1でお会いしましょう。
(追伸:たたみかけるような早口で話しておりましたが…openradioではゆーっくりとした口調ですので。)

ラジオプロデゥーサー小西さんによる紹介
http://www.radionikkei.jp/music/527_1.html

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パーソナリティーの山本郁さんと

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建物の隣には琴平神社!もちろん収録前後にお詣りを。

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openradioもこんなスタジオ設備を整えたいものです。

JazzTokyoのインタビューはこちらから
https://jazztokyo.org/interviews/post-62685/page/4/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=post-62685

同じくJazzTokyo 淡中隆史さんによる新譜CD評はこちらから
https://jazztokyo.org/reviews/cd-dvd-review/post-64093/

水無月の月満ち満ちて吐息かな

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生活の中にある聖なるもの

20世紀初頭、シュルレアリスムあの空気感と植民地~民族詩学の展開、アイデンティティという内的ベクトルと外にある存在は、格好の思索的材料となった。
ここでいう外には、なんとその生活の中にこそ、ある真正なる生きる姿そして詩学があったのだ。

-ミシェル・レリス著:生活の中にある聖なるもの-
日本において、彼の訳本を世に出し続けた編集者は52歳にしてもうこの世にはいない。
その人は江戸水道端、神田川を見下ろし印刷会社東に望み、夏目漱石の両親と仲良く同じ墓場にいる。
さて、彼の仕事をわたしはどう音楽に変換できるものか。

フィンランドの風、ウードとファドの邂逅、ギターと声のサウダージ、Marc Ducretというギターの存在、パリのジャズシーンを牽引したアメリカ人、そしてホルショフスキによる、フランスに生きたポーランド人ショパン…。
2021/6/18 上弦のopenradio No.162はmixcloudからご試聴になれます。
https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio-no1622021618-waxing-moon/?fbclid=IwAR2dfakgTjN-UmV5YzZ5JgU2Ga6f1_BWEeWyNm578-uBRSZ1lla9H6bntuI

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日常といふ日に落ちた夏の涙

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openradio No.158〜161

そうこうしているうちにopenradio No.161となりました。
旅する道中での収録は、それぞれの空間の音を内包し、それぞれの日常がRadioの中から聞こえてこればいいな、なんて思いながらマイクに向かっております。

No.158 木曜日の雨と上弦
https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio-no158-20210512-waxing-moon/

No.159 円環・円相
https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio-no159-20210526-full-moon/

No. 160 代田というエロス
https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio-no16020210602-waning-moon/

No.161 -新月の無、Nothing その憧憬-
https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio-no161-20210610-new-moon/
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日常の深くに在りて初夏の音

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openradio – 月光茶房

遅ればせながら、openradio No.157は原宿の路地裏にひっそりと佇む音楽喫茶あの名店、月光茶房の店主:原田正夫さんに選曲をお願いし、しかもカフェでの収録となりました。
なんと貴重な体験であったことか。
後日談として人間が感知する環境音の話、あるいは身体性の要である”声”の存在、ロシア-東欧ジャズの深淵たる世界…etc
アイルランドから始まり最後はブラジルの女性の声とう展開にも唸りました。

お店は現在閉店しているものの、企画ものの催しもあり、また隣接するビブリオテカ・ムツタミンダではECMコレクションのアーカイブはもちろん、大人な音楽愛好家によるセッションもあるとか。
そして原田さんは下北沢の老舗ジャズ喫茶マサコやジャズと喫茶・はやしで時折レコード係もなさっています。
これプロの仕事。
そう、対仕事の何をプロというかは、受けてであるわたくしたち自身の問題なのです。

映像バージョンはYouTubeからご覧になれます。
Image de prévisualisation YouTube

openradio No.157 New Moonの全曲フルバージョン(about 50min)はこちらから。
https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio-no15720210512-new-moon/

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