Archive pour 音楽 musique

エジプトのモーツァルト 

そういえばチベットのモーツァルト、という本があったけれど、
こちらはエジプトのモーツァルト。
なんとブルガリア交響楽団とエジプト人演奏家によるびっくり仰天の
アレンジ。仕掛け人はフランス人のHughes de Coursonとエジプト人のAhmed al Maghreby。
所謂サイードの「オリエンタリズム」の延長線にある音楽、と聴き取れますが、知的言論にウインクしているようなこの音楽は、むしろ微笑ましくそれぞれの楽曲の意味の深さが魅力。
シンフォニーに古典アラブ楽曲。
もちろんエジプトが舞台である »魔笛 »もアレンジされています。

日本でも紹介されているパレスチナ人ウードトリオ
« Le Trio Joubran ル・トリオ・ジュブラン »のデビューCDからも一曲。

モーツァルトPiano Concerto No.23を、そして夜はNo.17という毎日が続きます。

そんなopenradio4月上弦の放送はこちらから。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2018/4/23_ejiputonomotsu~aruto.html

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元祖アナーキズムラジオ局Radio Libertaireのステッカー。

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パリ左岸、1時間半歩けば着いたところはコレージュ・ド・フランス。

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レジデンス演奏合宿の中庭から見る月。

どこまでも一人で歩く春の宵

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反魂香あるいは唯春の夜の夢のごとし

縮小される図書館からある書籍を手に入れました。
安野光雅氏による平家物語。
惚れ惚れする絵。巻物ではないけれど、流れゆくこの物語
に添える絵から中世の趣、香が漂う。
読みながら聴こえてくるのは琵琶法師の嫋嫋ではなく、
アルヴォ・ペルト Arvo PärtのFratres。

香りを贈ってくれる人なき今、
ようやく、白川よりも室町の良さを知ることになりました。

花冷えに昇り立つ煙反魂香

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野生の菫 Des pensées violettes, sur sauvage

森をひとりで歩く至福の時。足元には、菫が咲いている。
清明を迎えた今、燕が飛ぶ空。
土と空の間に、わたしたちの生活があるならば、この生活にはどんな音楽が鳴っているだろう。
菫の佇まいからはあまり連想できないのですが、なぜか西アフリカと津軽、というよりは初代高橋竹山さんのソウルが、マリの、ギニアの声に重なって聞こえてきました。
楽器や形式は異なりますが、核にある音の魂が同質のものに呼びかけている。

4月の下弦は明け方4時頃から南の方向に、お目見えするのです。
月の光で目が覚めて仕方ありません。
openradio4月8日下弦の放送はこちらから

http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2018/4/8_ye_shengno_jin.html

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足元の野生を愛でて菫かな

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国鉄大型ストライキを免れセーフで乗車した20時の、
菫色の車窓。

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満月にレリスを、復活祭に兎現れ日々春霖

平凡社から刊行された、奇跡のような本。
ゲームの規則全4巻の装丁美意識の塊は、一冊ごと紙の質が異なるところに
見て取れる。
レタリングの間に間のセンスに唸るしかない。
春分迎え地球暦の年初め、はじめの満月にこの本を開こうものなら
眩暈を覚え、レリスの言葉の迷路を彷徨うことになる。
この本に関わる人々の労力あるいは審美眼の在り様。

フランスの春は春霖の日々。
しっとりと、しっとりと雨水含む大地はまさに踏青への準備。
畑仕事をしようものの、今は雨音の中でレリスの世界に浸るとしよう。

3月31日満月の放送は少し遅れました。
Passion Coco、岩川光(ケーナ)さん、1977~90年のフランスの反乱ミュージックのopenradioの放送はこちらからhttp://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2018/3/31_chun_lin_chun_qianki.html

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驚異の作品。ため息…

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地球暦は音源も発表。色々な場所で聞いてみたい。

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パリの空春の気配を探しをり

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三月の雨、三月の歌 、三月の水

ブルターニュから沖縄、京都…
大磯-河口湖-十条-佐渡-甲府-藤野、そして鈴鹿山脈へ。
まるで車窓の中が生きる場所、移動の日々。
土地土地の、日本の水の脈はわたしたちの血脈となるようです。
今生水を求めて生き存える。

ある作家さんがネーミングした「風と水のアナーキズム」という
水をテーマにした語りと音の会は10月に京都で。

一晩一升、すでにシングルモルト痛飲2本目、酩酊健忘症は日々進行。
なんだか肝臓が腫れてきているやうな…されど旅に酒は必須也。

三月の雨はアントニオ・カルロス・ジョビン。
三月の歌は武満徹と谷川俊太郎。
春分寒明けぬ今日、それでも春は必ずやってきます。

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佐渡は草刈神社の能舞台は誰待ちて

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佐渡の棚田も春を待つ

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越後はまだ雪の中

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日本をよろしゅうたのんます、富士山。

春嵐不在のままの写真かな

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That’s all

openradioは一ヶ月のお休み中です。
雨はひとしきり降り、風をまとった春光が木々を照らします。
啓蟄三日目今宵は夜空に下弦のお目見えかな。
まっぷたつき=真っ二つ月。
放送はできませんが、聴きたいなあ、と思う曲があります。
でも、すでに存在する楽曲ではなく、今生まれる音、それを即興と呼ぶならば、
そんな音楽を聞き入りたくもあります。

スタンダードと呼ばれる曲々は、あまりにも過去を蘇らせる。
過去に微笑むことができればいいけれど、ね。

そんな時は、メジロに雉、鷺などの鳥の声に耳をかたむける、
ただそれだけでいいのかもしれません。
ある人類学者が話していました。
「重さに抗いながら、飛翔の自由への回想を手放さないこと…
鳥たちは翼に変えた手で、攫みえぬ大気を捕捉するのを感知する…
翼の自由はまた咽頭の構造を変えて音声によって鳴き交わす可能性を開いたのではないか、」と。

遠い現実が、目の前の現実になることによって、その事実は深さを増すようです。

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梅の芳気は暁時に一人で、がいい。

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京都の、だれもいない教会に、ろばをみつけました。

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睦月から最初の満月

24時間の移動、三つの飛行機に乗りたどり着いたところは…。
雪のパリから20℃の地へ。
遠隔作用を駆使してのopenradio、今宵はギターの音色と共に。

初春の満月一号は燦々と輝いています。openradio3月2日の放送はこちらから。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2018/3/2_cao_mu_meng_dong.html

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春の兆しの車窓にもたれ

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柚子の苗はすくすくと育つ

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パリでの佐渡祭り、鬼に喰われれば本望よ

逢瀬せぬ弥生はいつも儚くて

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アメリカという存在

1820年ごろ3000万頭くらいいたと推定されるアメリカバイソンが、100年後には数十頭にまで減ったのは何だったのか。北米に何億といた旅行鳩が食べるのと羽毛を取るので20世紀初めに絶滅したという事実。

先住人と新大陸として辿り着いた人々の歴史的関係を検証しそこから現在に眼に見えるものとは…そう、それがトランプという存在の出現。
1999年にThe Ecological Indianで言及されたとんでもない内容は、今に続いている。
そんな現実を前に、野生の知を肯定的に研究してきた学者たちはこれからどんな思考をわたしたちに提示してくれるだろう。

アメリカ様、人間様、万歳…?!?
何ごとも否定しないでいい世界は、どこにあるのだろう…

2月15日新月の放送は、プエルトリコ~NYサルサ、サイモン&ガーファンクル、コンゴにアルゼンチン。
はちゃめちゃな選曲。通奏低音は音の色彩というこで。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2018/2/15_amerika_yang.html

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今が儲け時なりと云う諸役人買物はヤミ値でなくば抱き合せ(宮武外骨)

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ポーランドを恨む理由はどこにもない

ポトハレ地方の牧草地住民による音楽、ポランスキー映画の音楽、ジプシー、ポーランドジャズ…etc ワルシャワから古都クラクフでみつけた音。

13世紀、モンゴルの襲来を受けた際、警笛を鳴らしたトランペット奏者は喉を敵方に射抜かれた。それ依頼聖マリア教会で毎時奏でられるトランペットの音。
ユダヤ人街界隈ではあの時代、墓石を道路の石畳に使われたという屈辱的な歴史。
そんな、時の重なりの中、今わたしたちは生きています。

ポーランドの食のレポは次回にご期待ください!

2018年2月立春のopenradioの放送はこちらから
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2018/2/4_porandowo_henmu_li_youhadokonimonai.html

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世界どこでも吹き者2人組!

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この教会から毎時0分トランペット奏者が演奏します。

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展覧会関係者とともに、鯉の冷製アーモンドソース、グラーシュ、ウォッカ…杯が進みます。

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元祖クレズマーの出で立ち!

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ポーランドのホテルで壁を殴る、夜

共産党の名残、建物、スターリンからの贈り物といわれる文化科学宮殿タワー。
その隣にそびえるガラズ張りのビルとスターバックスの皮肉な存在。
ワルシャワから南下し、中世そのままに姿を残すクラクフに移動すれば、
モンゴルから、ロシアから、土地は翻弄されしかし生き続ける人々の姿は
いつも食べる場所で真正をあらわす。
シオニズムの疑いのない入植プロパガンダポスターを、クレズマー音楽名物の
レストラン内で見れば、嘔吐せずにはいられない。
そんな夜はホテルの壁を枕の上から殴り、殴り、泣くしかない。
なんなんだこの現実は、過去が今につながる今日、畜生。
行く必要もなければわたしのパスポートでは行くこともできない
イスラエルを目の前で味わう。アウシュヴィッツの悲劇は目の前にある。

日本美術技術博物館での演奏後、会場でスマレッツにピエロギ(ラビオリ)、
鯖の燻製に梨のソース、鰊の酢漬けにザクロを頬張り、
来客皆三三五五家路に着く中、やりきれない想いで一人夜の街に、午前3時零下5度。
社会主義時代の名残の飲み屋で、60度のウォッカをあおった。
もちろん翌日は演奏の本番前まで寝るはめに至るわけだが、炭火力発電所の大気汚染でクラクフの街はいずれにせよその日は外出禁止のほどだったという。

溢れんばかりの人々が集まるギャラリーで、
演奏のための静寂を作ってくださったのは、
今宵の主役であるGUTAIの代表的作家、松谷武判さん。
芸術の先輩方がつくりだす豊穣な作品に囲まれた空間で演奏できることに、
感謝せずにはいられない。
楽器を演奏することだけが今、命を支えてくれているようだ。

腫れる手の甲の赤さは冬深し

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オープニングの翌日は観客のいない展示室での、演奏。

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Alisaka Lahusenと松谷さんの展覧会の名は、Confluence

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Alisaka Lahusenと彼女の作品の前で

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同時開催のギャラリー展覧会の名は、「DO」

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腕に刻印された人々が、壁をつくるために、建国するための道具を渡される、というこんなプロパガンダが、
イスラエル建国1947年前よりずっとずっと前から行われていた…

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「数と夕方」

去年今年、一年の最後の日に詩集が届きました。
大晦日の夕方、郵便受けに入っていたのは「数と夕方」。
最後で、最初の言葉となりました。

だれでもないだれかに語る、というかつぶやきmurmurerの様です。
形容するなら、やさしい。
オブジェとしてとらえると、なんだか、四角いギモーヴguimauveの様です。
味は、ニュートラルに。

大事に大事に読むその時間のうちに、ブルターニュの天気は変わります。
深い霧が覆う午後、海からの風が厚い雲に流れを促して、
一息ついて窓を見れば青空。
気分は晴れ、本に目を戻し一編を読み雨音に気づく。
そうか、時間が経過したのか。そんな感覚です。

どの節から読みはじめても、つじつまを探さなくていい様です。
詩集の同著者、管啓次郎さんの「本は読めないものだから心配するな」で感じた
あれです。

声なき今、残る言葉は指のあいだからこぼれ落つ。
生きた言葉が連れてくる情景が、心象に響きます。

1月の新月の放送はこちらから
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2018/1/17_shuto_xi_fang.html

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「ふじつぼ」の編を何度でも読み返します。

去年今年机に落つる涙かな

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No One Knows

10代~20代絵画(彫刻もか)モデルをやっていた時、休憩中にある絵描きさんが言った、「電信柱の後ろでだれかその音を聴いてくれているかもしれない。」
というなんともトリップな感じの言葉を思い出しました。
有名無名色々な音楽や歌声がこの世にはありますが、誰に知られることを目的としないそんな歌声を、Meredith d’Ambrosioの存在から聴き受けました。

新年明けた下弦、寒さが増す小寒に響く音です。
1月8日の放送はこちらから。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2018/1/8_No_One_Knows.html

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北山にたなびく雲の青雲の星離り行き月も離りて 

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遠近の、UKファンクに少し救われて

満月、燦々と光そそぐ新年の夜。
後何時間後にはcoucher de la lune。そしてまた一日がはじまり、
一日は続き…
月の満ち欠けに身を委ねて、いつか遠近の想い出になる日を待って、
今日聴く音にすこし救われる。そんな一年になりそうです。
どうぞ平安な新年の一日をお過ごし下さい。

2018年1月2日の放送はこちらから。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2018/1/2_yuan_jinnoUKfankuni_shaoshi_jiuwarete.html

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UKファンクCymande。
ルーツはガイアナ、ジャマイカ、st.ヴァンセント・グラナディン。当然。

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ミシェル・レリス -生ける灰、名づけられぬもの-

ヤナーチェク、コープランド、モンダー…
ミシェル・レリスの詩の一遍から、色々な音が聴こえてきました。
構造のしたたかさ、声の艶めかしさ、幾何学的音の世界。
万華鏡のような音の旅を。

今年最後のopenradioの放送は上弦12月26日。
どうぞ、よき年をお迎え下さい。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/12/26_shengkeru_huimingdzukerarenumono.html

レリス61年の詩集「生ける灰、名づけられぬもの」からある一遍を。

AU VIF

à cors et à cries.
à toutes brides.
à ras bord.
à tire d’ailes.

à bouche que veux-tu.
à poings fermés.
à pierre fendre.
à chaudes larmes.
à pleines voiles.

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返り花一片の瓣落ちにけり

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Les chemins de l’amour

いつ訪れるかわからない別れ。
プーランクによる、Les chemins de l’amour。
道は想い出の中につづくのかもしれません。
瞼の裏にやきつく、数々の記憶、感触がね、船の描く水脈のようにね、
生まれては、消える。

openradio12月18日新月の放送はこちらから
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/12/18_Les_chemins_de_lamour.htmll

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アルフォンシーナと海

前回に引き続き、アルゼンチンの音を少し。
40’黄金期、ワルツのタンゴ。白眉は、OTTAVAから今年制作された、
ヴァイオリン喜多直毅さんによる演奏。
そしてもうひとつ。アルゼンチンの詩人、アルフォンシーナ・ストルニAlfonsina Storniを歌った、アルフォンシーナと海。

窓から、下弦の月は、見えますか?

海や山、女の懐にかえりなさい。
あの思い出の海に、かえりなさい。

わたしたちの生は、たくさんの死の上に成っている。

openradio12月10日下弦の放送はこちらから
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/12/10_arufonshinano_hai.html
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波に聞く思い出よせる冬の海

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満月のアルゼンチンは夏にむかってる

月は通常秋の季語。だから季節の間に間に観る夜空に浮かぶ月に想いを寄せて句を
作るのは難しいのですが、凍てつくこの時期の満月は=冬の月。
どんな月が地球のいたる地から見えているでしょうか。
今宵満月は、南半球からのお土産CDから選りすぐりの4曲。
夏を迎えるアルゼンチンのものです。
お土産を持ってきた方は、元祖ブエノスアイレスのミロンガで美女からタンゴを習ったそうですよ!

サックス四重奏のタンゴ!? タンゴが誕生する以前のアンデスにある音とは!?
放送はこちらから⬇︎
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/12/3_man_yuenoaruzenchinha_xianimukatteru.html

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2017年夏のパリ・レパビュリック広場では、市民が広場で踊る姿がありました。
踊ることのできる、自由。

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エッフェル搭を眺めながら、シャイヨー宮のエントランスで
踊ることのできる、自由。

凍月や逢瀬は九時に橋の上

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水見色口琴世界~びやぼん~

小雪はじまりフランスの冬支度は加速。
今宵上弦openradio再開放送は、静岡の音楽マイスターことトラディショナルサウンドの堀池龍二さんによる、選曲です。彼の別名はその名も「びやぼん」。

さて、びやぼんとは何のことでしょうか!?

静岡の里山、水見色での演奏会では、杉の木々がゆれる姿、茶花の間に間にある蜘蛛の巣に魅せられ、
演奏翌日には、佐藤おばあちゃんが柿をわんさかもってきてくださった。
シベルとわたしは里の山々を眺めながら、風に音をのせました。

中央アジアの人々の奏でる音をお楽しみください。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/11/26_shui_jian_se_kou_qin_shi_jie.html

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ここは静岡、谷間に茶畑。

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シベルが縁側で歌っていたら、おばあちゃん登場!

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さじっとの家ではいつも花が迎えてくれます。

お礼の歌はこちらから⬇︎
https://www.facebook.com/kominka.sajith/videos/1106403419502392/?hc_ref=ARRx9a36P4B-zFqHh9YMLOmdraqyLs_ork14wMTT20f5XjT_7ZWEAI11bleZOf_CaYw

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目を開けて見るか、否か…

怒涛のオリエンタルピアノツアーが終わり、ミュージシャンを空港に送り出せば、
ようやく自然の中に身を沈める幸福な時間がやってきます。
奈良の、あるいは鞍馬の山の中にこごみ深呼吸。
今回もたくさんの方のご協力に、感謝。

その後ドタバタ劇の飛行場からパリに着けば、秋雨。
タクシーからみるシャペル門に追いやられた移民、
あるいはスターリングラードの高架下、あるいは地下鉄。
友人が参加する移民への食料配給に来週から参加します。
わたしたちができることは、バナナを、温かい飯を、自ら持って彼らに渡すこと。
想像するまでもなく、人間が道に座り、腹を空かせている姿を写真に収める勇気は…
彼らと時間を共にする、交換の当事者でありたいのです。

さて、オリエンタルピアノツアーでの列島津々浦々盛りだくさんの話は、近日、
お楽しみに!

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鉄犬ヘテロトピア文学賞のお祝いの秋を彩る花は、
天野喜孝さん、叶松谷さん、夢枕獏さんからいただきました。

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秋深む午後の鞍馬に沈みをり

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声が震えてしまったのです

さて、開演直前後も雨は一向に止む気配なく、いよいよオリエンタルピアノの本番パフォーマンスとなります。
機材など今回はじめて使うものばかり。中でもライブイラストに使うOHPは今や日本のどこにあるのやら。無線マイクにライティング、音合わせ…
ゼイナの語り、イラスト。ステファンのピアノ演奏。そしてわたしの同時通訳。
パリでのリハーサルで万全を期し挑みます。が、声が震えてしまったのです。
それは緊張からくるものでなく、ゼイナが綴るその物語、言葉の連なりに
感情が震えてしまったのです。

「オリエンタルピアノであるということは、
パリで窓を開けて 海が見えないかなって思うこと。」

まだお読みでない方は、ぜひ。
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309277714/

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1部はオリエンタルピアノの翻訳者関口涼子さんとゼイナ、そして音楽評論家の小沼純一さんによる鼎談。「BD(マンガ)の作品であるこの本を読むのに、とても時間を要しました。それは1ページ1ページ読んで、観て、消化する作業が必要のようでした」との小沼さんの感想に対して「そうであってもらわないと、4~5年かけて書き上げた本なので!」とのゼイナ。茶目っ気溢れるその言い方が、彼女の魅力。

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オリエンタルピアノの2部はピアノとサックスの器楽コンサート

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