Archive pour 時勢 circonstance

水をふくんだ空気

六月亜熱帯のような気候がつづくフランスには恵み以上の雨。

チャイコフスキーの四季からは「舟歌」を。openradio下弦の放送今回は短いです。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2018/6/7_shuiwofukunda_kong_qi.html

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ラマダン満月 I Love You Porgy

生活の中にある交換。
代表的なものでいえば、それは「おすそ分け」。
今は一人暮らしの村の校長先生が育てる野菜をおすそ分けしてもらえば、
それを調理し、シリアからの難民家族に皿をもっていく。
日没後22時。
迎えてくれるは彼らの母さんが作る菓子。
作るのは簡単だ、と彼女の旦那はいうが、初めて作ったという妊婦の彼女の労力は、
デーツの種を取るところから始まる。
彼女のお母さんのレシピであるそれは、一般的にはマアムールと呼ばれる。
皿いっぱいに盛られた菓子をお土産にもらい、
6月になったら一緒に茄子のマハシー(包みもの)を作ろう、ということになった。
こうやって、交換は生活を構成し、構成したそれは贈与という形で循環する。
音楽は生活だ、という認識は自然なものである、と会得することが今生の定、
といったら大袈裟だろうか。

ラマダン満月openradioの放送は、
ギニア、マリ、シリア、そしてニーナ・シモンの歌声を。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2018/5/29_ramadan_man_yue.html

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トルコとイラクに挟まれた地域ハサカ出身の
シリア人家族の母さんお手製マアムール。

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5月8日戦勝記念日!?モノか野花か

5月の下弦は朝4時に現れる。目下bournout進行中。
ようやく現れた弦月にむかって鳥たちは明けの囀り。
小松菜や水菜はお日様の陽の下日々成長、
小鳥の死骸を蜥蜴が食べるという循環。

モノを求める環境。わたしは花瓶を買うことより野花を愛でたい。
しかし野花を摘み家で愛でるならば、花瓶という存在をどこに求めるか。
モノに、あるIdéeを見てとり生活に取り込む。
花が在りて故なのか、Idéeが先行する消費の中に花を見出すのか。

5月8日、フランスにおいては戦勝記念日。
ならば日本はおおいに「永続敗戦論」(著者:白井聡)を読むとしましょう。
So whatな今宵、ボーダーシャツを着た船乗りたちは、ただ歌うのです。
それは戦勝を記念するからではなく、
ただただ今日生きているその事実に対して、歌う。
ブルターニュ、ノルウェーの声、イスラエル、パレスチナの間に音の飛礫を投げた人のピアノの音を。
openradio 5月8日の放送はこちらから。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2018/5/8_entori_1.html

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本物のボーダーを着る男たちはかっこいいね。

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ね、明け方に現れるのです。

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Boul de naigeとリラの花を家で愛でるならば、やはり花瓶は必要なのか。

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生きるために食う、生きる植物に涙する。

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April in Paris, 百千鳥

ものみな芽吹き、憂いをもった四月。
いや、四月ならば、憂いではなく、希望だろうか…
新緑の環状線メトロ2号線、ジョレス辺りは、特にね。
移民街とパリジャンとが共存し、運河を右手に北へ命が繋がる感じです。
そのままスターリングラードからラシャペルに着く辺り左に見える
北駅のLariboisier病院の窓には、
今日も黒いカーテンがかかるのだろうか。
それは死を意味するのだけれど。
気候と現実のギャップ。

生きると死ぬはさて、対義語なのでしょうか。

4月新月は春曇。openradioの放送は、
エラ・フェッツジェラルドとルイ・アームストロングに救われるとします。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2018/4/16_April_in_Paris%2C_bai_qian_niao.html

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鳥飛ぶは当たり前、だからその瞬間の出会いとなる。

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文明の利器、飛行機も空を飛ぶ。

誰がために歌う最果て百千鳥

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野生の菫 Des pensées violettes, sur sauvage

森をひとりで歩く至福の時。足元には、菫が咲いている。
清明を迎えた今、燕が飛ぶ空。
土と空の間に、わたしたちの生活があるならば、この生活にはどんな音楽が鳴っているだろう。
菫の佇まいからはあまり連想できないのですが、なぜか西アフリカと津軽、というよりは初代高橋竹山さんのソウルが、マリの、ギニアの声に重なって聞こえてきました。
楽器や形式は異なりますが、核にある音の魂が同質のものに呼びかけている。

4月の下弦は明け方4時頃から南の方向に、お目見えするのです。
月の光で目が覚めて仕方ありません。
openradio4月8日下弦の放送はこちらから

http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2018/4/8_ye_shengno_jin.html

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足元の野生を愛でて菫かな

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国鉄大型ストライキを免れセーフで乗車した20時の、
菫色の車窓。

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絵画と想像力

桜に酔う、そんな夢見心地の日本列島の春。
後ろ髪引かれて飛行機に飛び乗りパリは春雨。
京都滞在3時間、三島滞在1時間…列車に乗り、移動をし、その地の息遣いに耳を傾けぬ報いは、乗り物酔いの車窓からみえる夕暮れの中に現れる。

クレマチスの丘にある、ベルナール・ビュフェBernard Buffet美術館で開催中の
「絵画と想像力」に心底身震いした。
思えば北海道は善性寺でみた丸木俊さんの作品。
惹かれるがままに友人にバイクをだしてもらって東松山まで観に行った原爆の図丸木美術館。ブルターニュの港近くでみたビュフェ…
縁あって訪れた三島の美術館には今、丸木位里さんと俊さんの作品と、ビュフェの作品が迎えてくれる。
戦前戦後の彼らが生きた時代。そこに、春の桜色を重ねることは少し難しいけれど、もし秋にこの美術館で演奏できるならば、どんな彩にこの地が変化するのか想像するのもまたよしとする。

だれもいない、色のない、気配だけの深夜の千鳥ヶ淵というのも、いい。

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開館45周年記念展「絵画と想像力」
ベルナール・ビュフェと丸木位里・俊は6月12日までの開催。

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新幹線では2時間立っているしかない。

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咲き始めの白んだ東京、さようなら。

夜桜や花びら君に重なりて

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ゆで卵100個!ジョレスの飯盒

難民が多く路上生活するLa Chapelle界隈で毎週月曜と火曜日に炊き出しをしている
La gamelle de jaurès ジョレスの飯盒という名のアソシエーション。
ジョレスとは言わずと知れたジャン・ジョレスの名。ボランティアが各人できる範囲で持参する約100人分の食事。
温かい飯を、できるだけ温かいままで。みな各々の大きさの飯盒を持参し、ご飯にクスクス、スープを。わたしはバナナとゆで卵担当!
やれることから始めるしか、ないのです。

2月23日上弦凍てつく月下に飯を待つ人々がいる。
彼らの目は、わたしたちの生きるを問いかけている。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2018/2/23_La_gamelle_de_jaures_joresuno_fan_he.html

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ピンクのチョッキを着て、20時からの約100食は瞬く間に胃袋に収まる。
マグレブの人々に圧倒的に「クスクス」を求め、ご飯はいつもあまり人気がない…
スーダンの難民の多さに、現実を見る。

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言うよりはまずは実行!をスローガンに。

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卵100個を次々茹でて、ホッカイロに包んで持って行きます。

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今年もまた、黄色い季節がやってきました。

水仙に小松菜の花、ミモザにハルジョオンの黄色い部分。
春に近づくと、黄色が生を援護射撃する、
というか応援してくれていると実感するのです。
明日のopenradioにむけて選曲していますが、どうしたものか、
もしかしたら英語歌詞の象徴的な曲がかかるかもしれません。
それも、いいとしましょう。
今日、目の前にある春の予感は、何色ですか?

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パリの道端の壁にはいつも、ハッとする言葉が、あるのです。
あ、そうか、今日はバレンタインデーなんだ。

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去年植えたミモザもすくすくと。

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庭の一番目立たないところでひっそり咲く水仙。
だからわずかな期間の命を愛でたいのです。

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小松菜を摘んでたくさん食べた後、茎をそのまま土に放っていたら…
花が咲くのか!
秋に剪定し放っておいた黄梅の枝から花が…なんという生命力!

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ミシェル・レリス -生ける灰、名づけられぬもの-

ヤナーチェク、コープランド、モンダー…
ミシェル・レリスの詩の一遍から、色々な音が聴こえてきました。
構造のしたたかさ、声の艶めかしさ、幾何学的音の世界。
万華鏡のような音の旅を。

今年最後のopenradioの放送は上弦12月26日。
どうぞ、よき年をお迎え下さい。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/12/26_shengkeru_huimingdzukerarenumono.html

レリス61年の詩集「生ける灰、名づけられぬもの」からある一遍を。

AU VIF

à cors et à cries.
à toutes brides.
à ras bord.
à tire d’ailes.

à bouche que veux-tu.
à poings fermés.
à pierre fendre.
à chaudes larmes.
à pleines voiles.

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返り花一片の瓣落ちにけり

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鰹節からみえてくる人類の食の根源

何年か前、愛媛大学で鰹節を研究する女の子と共に、フランスはブルターニュ・コンカルノという港街で施工途中の鰹節工場を訪ねた。
フランスで鰹節!?
この企画に携わる人々の情熱に驚いた。
人類生まれてこのかた、海の恵みである魚をあれこれと試行の上うまい食べものにする術が、それこそ海を越えてここフランスでつくられることになる。
世界に至るところに、魚を加工して食す=味の底辺にする術がある。
日本の味の底の底、あるいは根っこにある出汁の文化は、辰巳芳子さんがことある度に反復するほどに、土地と食、風土と食を語るに必須。

鰹節は一種のカビをいぶした節に付着する技法のため、ここがフランスの衛生上の問題で一番の難関だったが、昨年ようやく国の認可が下り、そして生産開始となる。
コンカルノでの出会いを自分だけのものにしてもったいない。
ということでパリ日本文化会館で「鰹節-枕崎からコンカルノ-」と題した講演会を企画した。
話者はもちろんコンカルノの工場で働く、鰹節ラブ+情熱の人グウェナエルさん。
出汁・食べ物と人類の関係をもっとも切に語っていたのが、彼。
わたしたちは今、何を食べているのか、という問いかけ。

発酵過程、オメガ3脂肪酸、イノシン酸にグルタミン酸、はたまた
「アツケズリ」「ウスケズリ」「ハナガツオ」
という言葉の連呼にフランス人聴衆は目を丸くして聞いていたけれど、
実際の出汁の取り方、使い方の話しになると、皆一斉に携帯電話でプロジェクタに映る写真を連写する食いつきよう。
カリフラワーのグラタン、アンディーブ(チコリ)のサラダにも使える、
と話せば会場から歓声が。
食いしん坊たちの反応は、微笑ましい限りです。
ということで、dégustationとなり、一番出汁、合わせ出汁を味わう人々の
姿がありました。

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味の基本の図。もちろんUmamiは必須項!

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グウェナエルさんの従姉妹たちも手伝いに。

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祖母の家にも削りぶし器があったな。

湯豆腐や湯気に香添ふかつお節

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水見色口琴世界~びやぼん~

小雪はじまりフランスの冬支度は加速。
今宵上弦openradio再開放送は、静岡の音楽マイスターことトラディショナルサウンドの堀池龍二さんによる、選曲です。彼の別名はその名も「びやぼん」。

さて、びやぼんとは何のことでしょうか!?

静岡の里山、水見色での演奏会では、杉の木々がゆれる姿、茶花の間に間にある蜘蛛の巣に魅せられ、
演奏翌日には、佐藤おばあちゃんが柿をわんさかもってきてくださった。
シベルとわたしは里の山々を眺めながら、風に音をのせました。

中央アジアの人々の奏でる音をお楽しみください。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/11/26_shui_jian_se_kou_qin_shi_jie.html

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ここは静岡、谷間に茶畑。

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シベルが縁側で歌っていたら、おばあちゃん登場!

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さじっとの家ではいつも花が迎えてくれます。

お礼の歌はこちらから⬇︎
https://www.facebook.com/kominka.sajith/videos/1106403419502392/?hc_ref=ARRx9a36P4B-zFqHh9YMLOmdraqyLs_ork14wMTT20f5XjT_7ZWEAI11bleZOf_CaYw

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目を開けて見るか、否か…

怒涛のオリエンタルピアノツアーが終わり、ミュージシャンを空港に送り出せば、
ようやく自然の中に身を沈める幸福な時間がやってきます。
奈良の、あるいは鞍馬の山の中にこごみ深呼吸。
今回もたくさんの方のご協力に、感謝。

その後ドタバタ劇の飛行場からパリに着けば、秋雨。
タクシーからみるシャペル門に追いやられた移民、
あるいはスターリングラードの高架下、あるいは地下鉄。
友人が参加する移民への食料配給に来週から参加します。
わたしたちができることは、バナナを、温かい飯を、自ら持って彼らに渡すこと。
想像するまでもなく、人間が道に座り、腹を空かせている姿を写真に収める勇気は…
彼らと時間を共にする、交換の当事者でありたいのです。

さて、オリエンタルピアノツアーでの列島津々浦々盛りだくさんの話は、近日、
お楽しみに!

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鉄犬ヘテロトピア文学賞のお祝いの秋を彩る花は、
天野喜孝さん、叶松谷さん、夢枕獏さんからいただきました。

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秋深む午後の鞍馬に沈みをり

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オリエンタルピアノ日本公演

秋霖10月の日本を覆う雨雲は、時勢を表すようです。

いよいよ、オリエンタルピアノのツアーが始まります。
日程は以下の通り。
この公演の内容は、やや説明しないとわかりづらいものでもあります。
オリエンタルピアノって….何!?

レバノンとフランスの間でうまれた音楽と言葉の物語。
シンプルではない魅力、どんな試みであるか発見する楽しみをぜひ感じてください!

公式サイト➡️http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/orientarupiano.html

トレイラー➡️Image de prévisualisation YouTube

公演形態は2通りあります。
オリエンタルピアノ=ゼイナ・アビラシェドとステファン・ツァピスによる
朗読ライブペインティング。

ステファン・ツァピスと仲間
仲野麻紀、ヤン・ピタール、シベル・カストリアディスによるライブ。

10/22 (日) アルテ崎山
open 18:30 / start 19:00 前売り¥2000 当日¥2500 (1drinkオーダー)
那覇市首里崎山町3-34 tel: 098-884-7522
出演:ステファン・ツァピス/仲野麻紀/ヤン・ピタール

10/25 (水) 寓話
open 19:30 / start 20:00 前売り¥2000 当日¥2500
沖縄県那覇市若狭3-2-27 tel: 098-867-0449
出演: ステファン・ツァピス/仲野麻紀/ヤン・ピタール

10/28 (土) 器 UTSUWA
open 18:30 / start 19:00 ¥3500
新潟市中央区営所通り1-329 tel: 025-229-5239
出演: ステファン・ツァピス/仲野麻紀/ヤン・ピタール

10/29 (日) アンスティチュ・フランセ
鼎談 start 15:00 / ライブペインティング start 17:00 入場無料
東京都新宿区石谷船河原町15 tel:03-5206-2500
1部: 鼎談 ゼイナ・アビラシェッド/小沼純一/ 関口涼子
2部:オリエンタル・ピアノ 出演: ゼイナ・アビラシェド/ ステファン・ツァピス

10月30日 (月)赤城神社
open 18:00/ start 18:30
東京都新宿区赤城元町1-10 tel: 03-3260-5071
1部: オリエンタルピアノ  出演: ゼイナ・アビラシェド/ ステファン・ツァピス
2部: ステファン・ツァピス/ 仲野麻紀/ ヤン・ピタール

11月1日(水)北海道立文学館 
start 18:00 入場無料
北海道札幌市中央区中島公園1−4 011-511-7655
1部: 仲野麻紀 / ヤン・ピタール 演奏
2部: ゼイナ・アビラシェド × 池澤夏樹 対談

11/2 (木) 余市テラス
open 18:00 / start 19:00 前売り¥2000 当日¥2500
余市郡余市町黒川町10-3−27 tel: 013-548-6455
出演: ステファン・ツァピス/仲野麻紀/ ヤン・ピタール/ゲスト:井上強嗣(三味線)

11/4 (土) 河口湖ジャズフェスティバル
open 12:00 / start 12:10 入場無料
河口湖円形ホール tel: 0555-72-8222
出演: ステファン・ツァピス/ 仲野麻紀 / シベル・カストリアディス

11/5 (日) さじっとの家
start 17:30 ¥4000 (スリランカ料理・ドリンク付き)
静岡市葵区水見色885 tel: 080-3284-7058
出演: ステファン・ツァピス/ 仲野麻紀/ シベル・カストリアディス

11/6 (月) tavola calda OHNO
open 18:00 / start 19:00 ¥4500円(1プレートディナー、1ドリンク付き)
四日市市元町9−14 tel: 059-354-9350
出演: ステファン・ツァピス/ 仲野麻紀/ シベル・カストリアディス

11/7 (火)Gallery feel art zero
open 18:30/ start 19:00 前売り¥3500 当日¥4000
名古屋市東区葵2-3-4 tel: 052-932-2090
1部: オリエンタルピアノ 出演: ゼイナ・アビラシェド/ ステファン・ツァピス
2部: ステファン・ツァピス/ 仲野麻紀

11/8 (水) アンスティチュ・フランセ関西-京都
open 18:30 / start 19:00 一般 : ¥2500 会員 ¥1500
京都市 左京区吉田泉殿町8  tel: 075-761-2105
1部: オリエンタルピアノ 出演: ゼイナ・アビラシェド/ ステファン・ツァピス
2部: ステファン・ツァピス/ 仲野麻紀/シベル・カストリアディス

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犠牲祭 عيد الأضحى

白露に近づく今宵満月はイード・アル=アドハー犠牲祭も佳境に。
動物と人類の関係を改めて考える機会となります。
最近難民としてフランスに着いたシリア人家族と仲良くなり、
秋のツアーのために準備しているアラビア語の歌の発音を教えてもらっています。
犠牲祭をシリアで、家族ですることの出来ぬ彼らの姿。
人見ぬ場所で彼らが祈る平穏な生活への切望。

昨年出会った住吉神社の宮司さん達の祈祷する姿に、
この神社を紹介してくださった友人はこう言いました。
「彼らは、わたしたちが生きる土地の鎮守へ祈る。
こうやって祈る人々がいるから、わたしたちは平穏を過ごせているのかもしれない。」

地球のどこかで平安を祈る人々がいる。
9月の満月はマリ、エジプト、モロッコの音をお楽しみください。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/9/3_sheng_ji_yd_aladhy.html

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パリ、courronnes~belleville~barbesは今宵も祭で多いに賑わう。
そんな中、パレスチナ映画祭のポスターを。

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ベルベル人のアブダラはエッサウィラの吟遊詩人。

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Anti RuBber BrAiN fAct0rY & HmAdchA
かれこれ参加して7年。フリージャズ集団ARBF+モロッコ・スーフィー教団による
最新作はライブ録音。「Serious Stuff & Lots of Lightness」

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夏の祈祷海豚あらわる

何かの宗教、宗派に属しているわけではないのですが、
peinvinという浜辺の街での演奏の際出くわしたカトリックの
夏の祈祷に心ゆさぶられたのです。
宗教的信仰、というより、船乗り、漁師の男たちが祈る姿に、
心揺さぶられたのです。
何の力に頼ればいいのか。
海という、自然を代表するこの力に対し、その前には祈りしかないのです。
ここでいう祈りは、宗教を超えているような気がします。

さて演奏後、帆船に乗り向かった島から大陸へ戻る途中、
なんとイルカの50体もの大群に鉢会ってしまいした。
思わず飛び込みましたよ、イルカに近寄るために。
ただ、飛び込む前には船長さんに梯子の有無を聞かねば、
入水は自殺行為になるということを、学びました。
海で死ねれば本望ですが…

8月新月の放送は、だから生きるための祈りとイルカの声です。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/8/21_xiano_zhu_dao_hai_tunarawaru.html

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牧師さんと共に船へ聖水をかけるのは、元漁師のJJ。
彼は水揚げの際、機械に指を飲まれてしまった。

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船の模型を教会から聖母マリアの前まで運び、野外ミサのはじまりです。

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女性二人による漁船の中での演奏。

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鳥たちが出会う時、音が生まれた。

夏はね、いや本当にもうだめなんですよ。
絶望の中からどうにもこうにも抜けられないんですね。
そこで音の力を借りてどうにかしようと思い、アルジェリア人フルート奏者
Amina Mezaacheをラジオ収録にお呼びしました。
彼女が持ってきてくれた音楽はブラジル音楽の数々。
一聴するとサンバのリズムなど明るさを前面に感じるのですが、
彼女がいうにはブラジルの歌々の内容は、この明るさの中にサウダージが篭っているのだそうです。

アミナがブラジル音楽にはまるきっかけとなったのが、エルメート・パスコアール。
Quando as aves se encontram, Nasce o som
鳥たちが出会う時、音が生まれた

暑さの中で生きるものみな8月15日。
終戦の日、聖母被昇天祭、お盆、送り火…下弦の放送はこちらから。
彼女のインタビュー、そして彼女による選曲による46分、お楽しみ下さい。

http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/8/15_niaotachiga_chu_huiu_shiyinga_shengmareta.html

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船の上で演奏するアミナ

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ブルターニュ半島にあるHœdic島の人口は113人

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島へは帆船で。乗船者10人で共に帆を張ります。

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songs for a blue cloud

夏の色は青を求めませんか?
自然の中にみつけるBlueは何でしょうか。
あるいは、音に青を感じることはありませんか。

7月に発売になったばかりのギリシャ人歌手Cybèle CastoriadisとOrestis Kalampalikis
によるこのCDには、ギリシャ語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、英語の
歌々が収録されています。
そこには一人の人間がもつ多面的興味を歌に還元し、音を放つことにより、
音々はまた多様な人々へ届くような気がします。
彼女の歌声と彼のギターの音色はこちらから試聴できます。

http://www.deezer.com/es/album/44851931

シベルのCD
songs for a blue cloud
ギリシャのレーベルmikri-arktosから。

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こんがりと陽に焼けたおじいちゃんとお孫さん。
年季が入った日焼けですね。

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カストリアディス家の扉の向こうでは、海と空がつながっている。

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6月に咲くLa nigelle de Damas(ニゲラ)は、フランス語で「ダマスのニゲラ」。
ダマスカスに青色を見ることはもうないのだろうか…

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蛸と雲丹と信仰と

クレタ島首府イラクリオンから車で西に150km。
ハニアという街は古代ギリシャ、東ローマ、ヴェネツィア、オスマン帝国の時代を経て今、ギリシャという国になります。
蛸を干しす街角には、正教会とミナレットが同じ建物としてある姿。

パレスチナのユダヤ人、ギリシャに住む知識人を乗せたMataroaという船は1945年
フランスに向う。
レベティコが生まれた背景。
人々の移動と共に文化も移動をし、この地に根付く。
文化ってだれのものでもないのではないでしょうか。
何千年も、対象はかわっても祈る人々の姿。

立秋や宵の満月誰のもの

8月6日満月の放送はこちらから
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/8/6_kureta_dao.html

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一昔前までは、レストランで夜な夜な男達が踊っていたとか。
踊りを覚える場所は、食べる場所だった。

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船は人をどこに連れて行くのか。

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この地でおこったことは、後世このように建物で残っている。
正教会にミナレットが同居する摩訶不思議な光景。

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蛸を捕らえてご満悦の旦那二人

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もちろん潜りましたよ。クレタ島の雲丹!

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ティノス島、ナクソス島から

クレタ島から船に乗り島から島へ。
5拍子の鐘の音。蝉は波音と共に。ブズーキにクレタンリラ、
アナーキストの叫び、独裁政権下での音。
何千年を越えて、島々に残る、音楽です。

7月30日(8月4日)上弦の放送は、ギリシャの島々からです!
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/7/30_tinosu_daonakusosu_daokara.html

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アポロ神殿が港につく船を迎えてくれます。

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上弦の月が谷間の教会を照らす。島にある何百という教会は個人のものです。

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亡きコリュネリアス・カストリアディスの家族の家にお世話になります。
ピアノのステファン・ツァピスと歌手のシベルとの演奏は10月22日から日本で!

10月30日(月)赤城神社
11月4日(土)河口湖ジャズフェスティバル
11月5日(日)静岡 さじっとの家
11月6火(月)四日市 tavola calda OHNO
11月7日(火)名古屋 feel art zero
11月8火(水)京都アンスティチュットフランセ関西

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ティノス島の鳩小屋

7月6週目、上弦のopenradioの放送は8月3日になります。
連なる谷間の鳩小屋。50人ほどの村に8つある教会。
ギリシャ正教会とカトリック教会が共存するこの島での録音は、
ちょうど上弦の日のミサ、鐘の音がメインになりそうです。

何百年も変わらぬこの島の景色は群島と共にあります。

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卯波たつ老父ひとりの島の浜

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