Archive pour 時勢 circonstance

コルシカ島の三日月、花崗岩の掘削

雲ひとつない空、そして地中海。
1920年に建てられたホテル「Roche Rouge 赤い巌」。
花崗岩の島は、サボテンとブーゲンビリア、そしてオレンジの樹々で溢れている。

西の空にあらわれた三日月に魅了され、島の朝焼けの中で、openradio No.212を収録しました。

mixcloudからご視聴いただけます。

IMG_5763

IMG_5804

IMG_5988
地球の山々は、なぜにも人間様のために掘削される運命であるのか…

Commentaires

田端の月に惚れ込んで

あまりに単純。
仲間意識は常に何かの互恵性を生む。
純粋性とはかけ離れた、互恵性。

連帯は、ちがう。
自己の存在の »ため »ではなく、衝動的な互恵性なんだ。

そこに命の本質をみることができる。

田端の月は、そういう感じ。

↑意味不明ですね。

openradio No.210 7月下弦はmixcloudからご視聴いただけます。

https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio-no210-2022721-waxing-moon/

01) Evola (Artaud)
02) After You’ve Gone (Stan Hasselgard & Benny Goodman)
03) Corvette 1954 (松任谷由実)
04) 宵待草 (ちあきなおみ)
05) Estoy Aqui Pero No Soy Yo (JUAN BAUSITST)
06) In Cologne (John Taylor)

* スタン・ハッセルガード幻の録音はBSMF recordsから7/29 に発売されます。https://www.bsmf.jp/?mode=srh&sort=n&keyword=stan+hasselgard

IMG_5208

通る度月眺めては与楽坂

Commentaires

Inter FM song x radio -old & new dreams-

半夏生が過ぎいよいよ夏本番。
時勢はとっくの昔から人類様のおかげで狂っているわけですが、 »狂 »の猛度を音楽は抑制することができていたのだと思います。
しかしながら資本主義的色が見え出した音楽ギョーカイにおいてはこれはもう拍車をかけることになり…

そういった事象を客観的に、あるいは見て見ぬ振りで音楽を奏でるというのも欺瞞的でありしかし仕方のないこと。

Inter FM 897 song x radio-old & new dream-の選曲は以下の通り。

1) 24 Preludes in Jazz Style(Nikolai Kapustin)
2) Soon I will be done with the trouble of this world (渋谷毅)
3) Small Car (Marvin Pontiac)
4) Kâtibim (Božo Vrećo & Edin Karamazov)
5) The son (Slawek Jaskulke)

この一ヶ月、事あるたびに渋谷毅さんを取り上げておりますが、これも仕方ない。
« 形而上的愛 »なので。

IMG_5097

Commentaires

openradio No.200-201——

ツアー中はお休みしたり、カリブ海に浮かぶサン・バルテレミー島から、レユニオン島から届けたり、紆余曲折5年目を迎え200回に到達したopenradio No.200。
リスナーからのアイデアを元におちゃらけてみたものの、貴重な国道200号への、からの旅となりました。

早速新曲の曲名アイデア、リクエストを頂戴し、これからもみなさまとの交通の中でopenradioを続けていきたく存じます。

openradio No.200

openradio No.201

279420627_1772484756291046_8168719023066790517_n

戰爭放棄を掲げ、金の循環矛先は子どもたちの今日のごはん、今日の本へ向けられるようにしたいのです。

これからも、openradioご贔屓のほどよろしくお願い致します。
ー仲野麻紀

Commentaires

Inter FM « song x radio »

昨年11月からInterFM89.7の番組 »song x radio »で隔月でナビゲーターを担当しています。
今日5月8日(日)23時30からの放送では、時勢に寄り添った選曲にしてみました。

ツアー中、移動の車の中できくラジオの時間、日本でのそれはあまり音楽であるといえるものが少ない印象がありました。
風景の中に音がすっと入ってくる、そんなイメージ。
今日のその時間がどこかと同期している、そんなイメージです。

それでは、今晩電波の上でお会いしましょう!

Inter FM song x radio « old and new dreams »

IMG_3735

IMG_3722

song x radio twitter

Commentaires

雨ならば雨を歩む -山頭火-

羽田空港になんとか到着すれば諸々の準備も虚しく最終目的地への航路には乗れず、急遽の新幹線、急遽の宿。

ホテルへの置手紙は「シーツは使っていません」

中居のバイト経験ある身としては、あのシーツ替え=重労働を少しでも軽減していただきたく候。
そして辿り着いた27時間の旅の果ては春只中にあって、嵐。
そう、朝から暴風雨しかし演奏会場に向かう途中なんと晴天、春特有の雲の表れ、心が躍ります。

音楽を聴く、その環境は整えられたものかもしれません。
しかし、人生が整えられたものでないごとく、音楽を聴く環境も誰かに用意されたものではなく、あくまで自発的な参加という行為により生まれる、それは連帯。

あの音空間、風、小雨、鳥の囀り、震える寒さ、音の震えは我が心の震えとなるも。

そんなこんなの、ケヤキの樹の下でのピクニックライブ、最高でした。

openradio No.199 2022/4/30 満月の放送はmixcloudからご視聴いただけます。

279032167_401250468568535_6203395053529018516_n

Commentaires

樹の下で演奏するということ

コロナ禍の中で考えていたことは演奏するということの意味でした。
誰かに聞いてもらうという意味は無意味となり、森の中で、樹の下での奏でるという原点に返ったのです。
では演奏を聴きたい人との交通はどうすればいいのか。
みなさんに、その樹の下にお越しいただこうではありませんか。
ライブハウスでは聞き取ることのできない、あの木々に響く音とともに、ささやかな生き物たちの息遣いもきっと聞こえてくると思います。

思い出すのは薄暮にかかるバオバブの樹の下で、踊り子と演者が練習をしていたこと。
ブルキナファソの子どもたちは、勢いよく音のリズムに合わせて踊りはしゃいでいたのです。

278330839_1192030354866977_3034468781348348524_n

・場 所 ギャラリー cobaco「ひろば」福岡県朝倉市牛鶴 109
・日 時 2022 年 4 月 29 日 ( 金 ) 雨天中止
・時 間 open 14:30 / start 15:00 / close 16:30
楽器やレジャーシート等各自持参ください。
ご予約・お問い合わせ
0 9 0 – 4 3 5 1 – 9 2 7 5(中川)

Commentaires

ラマダン満月 心の脆さ

アラビア語で和気藹々と話しながら自転車に乗る男二人と、5歳ほどの女の子二人。
籠にはミントの葉、そして紫の花満盈のローズマリー。

時間は19時。
日没まであと2時間のラマダン中の時間を友=アウラと共にする、彼らの文化は宗教を起点にしているものの、微笑ましい生活文化ではないか。
一ヶ月に及ぶ日中断食を家族、共同体としての仲間たちと分かち合う。

« ラマダーン ムバーラク(良いラマダンを)! »とサックスから口を離し声をかければ、彼らは籠からひと房のミントとローズマリーをくださった。

生きるという営みを、説明なしに交通することができる、それは安らぎである。

「フランスではこうなんです。復活祭なんです。サマータイムなんです。」
といちいちの説明が億劫になるほど、この地に生きてきたということだ。

openradio No.198 4月の満月の放送はmixcloudからご試聴いただけます。

278080228_521684862642063_9204281221857801444_n

IMG_2626

花散るや心脆さに比例して

Commentaires

こぼれ落ちる

そしてまた指からこぼれ落ちた。
人知れず旅立つ命を電話の向こうの声で知る、あるいは今となっては電話からの声でさえない。
SNSという現実をいくらでも操作できる阿呆からその知らせを受ける世界になってしまったけれど、死者が語らぬ死という知らせに慟哭したそれはもう4年前。

openradio No.196 2022/3/25 下弦
その知らせを他人事ながら受け、そう、選曲を変えたのです。
こういったアクションが、ある連帯になると信じて。

275496866_519319056236669_4939900866318840951_n(1)

Shinji Aoyama by Liberation

もの云はぬ人の心情春愁ひ

Commentaires

ミモザ 秘めた愛は黄色だった

春の知らせ、香り、色。

ここフランスではミモザの開花は日本より早く、南仏からパリに届くのは2月中旬あるいは初旬が盛り。
今は連翹そして、なんといっても野に咲く水仙。
高校生だったわたしは行きつけのジャズ喫茶の店主に家の庭に咲いた芳香放つ水仙の束を渡したものでした。
もちろん父同伴で。

歩くことが好きだったある人の靴は黄色だったことを思い出した。
通勤、小旅行、確かに黄色でしたが、今はもう色あせているのでしょうね。

俳友の一句を

三寒を避けて四温に靴下ろす (牛眠)

眩暈がする香りなんです、ミモザって。
その香りを秘とするか、プルーストに倣って想起とするか。
確かなのは、あの愛は綿が飛んでいってしまったごとく、どこにもなにも残らなかったということ。

275255702_382873447173303_5808420452887752465_n

274681247_481482863620816_7167846075912047454_n
ミモザに触発されて、久しぶりにnoteにてフランクの音楽評「勝手にレビュー」を更新。

大好きなミモザを贈る漢ゐて

Commentaires

ウクライナ ざらつく透明な声に一涙を

羽田から発ち東京上空を北西へ、やがて乾いたあの土地そして雪に覆われた、人などいないのではないかと思うほどのあの土地を見るとき、それでも息を感知したくなります。
生の証とは、ざらつく透明な声である。

ウクライナの音を探したんですよ。
曖昧なしかしはっきりとした境界線のあちらとこちらで、音楽はやはりその境界を分かつものである、と思いたいのです。

openradio No.193 2022/3/3 新月はウクライナの声へ、捧げます。

01) Nad Dunaem (Dakha Brakha)
02) Ahovo Rabo (Joel Rubin Jewish Music Ensemble)
03) Bleu Lines (Massive Attack)
04) Sekkei (土取利行)
05) Small Car (Marvin Pontiac)

273483442_459882835817960_8306950236713571083_n

IMG_6800

残雪に轟く声の遠きかな

Commentaires

増版 コメントへ感謝

様々な方がopenradioへのコメントを送ってくださっております。
もちろんここではご紹介できないほど。
しかし、許諾いただき以下一部とさせていただきます。

「これはフォーク・ミュージックのメロディ?そうだとしたらどこのものでしょう?ダンス・ミュージックではないけれど、体を動かしたくなるような刺激を脳細胞に送るものです。そしてこのゆったりした雰囲気は流れているだけで嬉しくなるもので、ステイ・ホームの日々を過ごしやすくしてくれる音楽です。」
ピーター・バラカン(ブロードキャスター)

「仲野麻紀は「音」の人であり「旅」の人であり「言葉=思索」の人である。音と旅と言葉は彼女の中で互いを喚起し、響きあう。そして、その共鳴体としてたくさんの作品が生み出されてきた。旅の途上で言葉が紡がれ(思索し)、音になる。言葉は彼女の精神、旅は血、音は肉だ。そういう意味でも、2017年から旅の先々で作り続けてきた音楽+語りのネットラジオ番組「openradio」は仲野自身そのものであり、その番組をアルバム化したような本作は表現者としての彼女の裸体だとも言えるだろう。演奏はすべて本人だけの多重録音。曲名は、インスピレイションを受けた本のタイトルをそのまま借用。ブリッジ的に入るインティメットなモノローグ。そして、これこそが今の私だと静かに、しかし誇らしげに語っているようなジャケット。仲野麻紀という音楽家=旅人=思索者の肌の温もりが、脈動が生々しく伝わってくる、そんなエロティックな作品だ。ここに仲野は、表現者としての自身の哲学と行方を再確認しつつ、新たな一歩を記した。」
松山晋也 (音楽評論家)

「伝統も創造も涸渇し、商品化の食い散らしだけが溢れる現代の音の荒野、そこで人は音楽をどう作れるのか、音や声を蘇生できるのか、そんな課題に麻紀さんはこのノマッド振りで応えている。
音はそれぞれの土地、人、空気の中から生き返る、糧は土地だということですね。ノマッドは土地を漂流するだけでなく、その土地・土地で糧をうる・糧を返すということかな。アメリカインディアンの末裔みたい。
それがpublique(誰にも属さず万人に開かれた)な音楽ということ。」
西谷修 (哲学者)

「昔、ラジオから流れる見知らぬ異国の調べは新しい世界へと繋がる扉のようだった。仲野麻紀がパーソナリティーとして語り、ミュージシャンとして音楽を奏で、時も国境も越えて誘う。旅をするように聴ける…なんと贅沢で魅惑的…
開けゴマ!ならぬ、いざ、OPEN RARIO!」
正木なお (ギャラリスト・アート+空間ディレクター)

「音による鮮やかな文芸の世界。
土地、人、ことばの還流からたちのぼる高雅な香りに満ちたOPEN RADIOは、
あなたをまた新たな旅の時空に誘うことになるだろう。」
川瀬慈(文化人類学者)

「そもそも、サックスの音色が優しく艶やかで。
それぞれの音楽が色々な文学や詩からInspireされているのでその特殊な通路を探すだけでも楽しく。この詩のどこが麻紀さんの抒情を刺激して、何が引き出されたのか、と。
サックスの音色はこんなにも豊かなのだなぁ、と、聞きながら日々発見です。」
稲葉俊郎(軽井沢病院 副院長)

「本を読むことは旅をすることと言っても過言ではない。様々な国や時代、人と出会い、その人の言葉に触れ、自分が変容する。『OPEN RADIO』は仲野さんのフィルターを通して演奏される文学だ。こんな文学との出会いは初めてだった。二曲目、静けさの中にも凛とした力強さを感じさせるピアノの演奏と共にナビゲーションが始まる。曲名は「わたしの愛したインド」。
インドに纏わる本なのだということはタイトルから予想できるが、インド音楽をイメージさせるメロディではない。一体どんな本なのだろうか。気になって調べてみると、アルンダティ・ロイというインド人女性作家が、ナルマダ川のダム建設と核兵器開発という、インドが抱える二つの病弊を暴くという社会的な問題にアプローチしたルポルタージュだった。他にも多くの著書があり、直感的にこの人の書いたものを読まなければと思った。そして店用にも仕入れることにした。

 音楽に変換された文学は、解放されたラジオの電波に乗って、こうして僕の元へと届いた。そしてひとつの曲から、ひとつの地方の小さな書店に一冊本が置かれることになった。『わたしの愛したインド』はこれから誰の手に渡り、その人の人生にどんな影響を与えることになるだろう。

“「さて、わたしたちの未来は肯定できるものになっているでしょうか」”

仲野さんはこう問いかける。未来は誰にも分からない。だが、こうして人々は確かにお互いに影響を与え合うことができるのだということを僕は体感した。
モリテツヤ (汽水空港)

仲野麻紀のサイトからもお読みになれます。

IMG_5228 2

Commentaires

openradio は190回目!

立春・旧正月迎え如月、おめでとうございます。
openradio 190回目、おめでとうございます。

2017〜2018末までの回はi-web上で公開していたため現在アーカイブには残っていませんが、選曲した文字情報だけでも一度まとめてみようと思います。

190回目は少し特別な感慨を汲みし、つい先ほど知ることとなったブルガリアの作曲家ヴラディゲロフと、日本の音楽ファン、あるいはフランスのある時代にあったあの独特な音楽世界にベクトルをむけている人々の間で話題になっている歌手、コレット・マニーを取り上げました。

過去から今へ、彼らがわたしたちの耳もとで、ささやくのです。
彼らの音楽は決して生易しいものではなく、実験性や探求性を放ってはいるものの、しかし時間の概念をふわっと交わすように、彼らが音楽で語りかけるように、わたしには聞こえるのです。

200回目は4月の新月だとか。
何事も順調にいくことなき、で腹をくくってはいるものの、少しの期待を、宇宙と今日いる自分にかけてみようと思います。

2022/2/1 新月のopenradioはmixcloudからご視聴になれます。

01) Valse-Caprice ワルツ・カプリス (Pancho Vladigerov)
02) Suite Bulgare – chant ブルガリア舞曲・歌 (Pancho Vladigerov)
03) Les tulieries (Colette Magny)
04) Melocoton (Colette Magny)
05) Orientasie (Baroque Jazz Trio)
06) Paxi Ni Ngongo (Bonga)
07) Langueur 慕情 (Pancho Vladigerov)

*中村隆之さんによるコレット・マニーの伝記本「魂の形式 コレット・マニー論」はカンパニー社から上梓されています。

IMG_0699

IMG_0688

ヴラディゲロフの存在は、パリ在住のピアニストである広瀬悦子さんによって知ることとなりました。
ラフォルジョルネではシューベルト三昧でしたが。
この状況下でも28回目となるこのフェスティバルを継続実現するための尽力、市政の力、文化への渇望、フランスの底力を感じます。

Commentaires

御礼と詫び表裏一体その存在

陰翳と陽光その落差は想像さえできないと思います。
ジェットコースター。
奈落の底へ、ノルマンディーの海岸、エトルタの絶壁をヘリコプターから見下ろす感じ。
あるいはピラミッドのひとつのあの巨石を一人で持ち上げられるような妄想とやる気。

そういえば、父とゴッホの墓を参り、枯野に飛ぶカラスを追いかけたどり着いたノルマンディーの海岸。あの頃僕らは酩酊にて運命をさまよっていた気がします。
そんな父の新年の一句は

待春のひかりの柔し老いの宿

わたくしの身を案じて色々な方が四方八方で祈願してくださる。

・寒雨の中寒川神社までいき八方除のお守りを渡してくれた浅草の友。
・奈良の磐座で祈りをあげ、米粒のような石に南無阿弥陀仏を書き、麻紀ちゃんお年玉だよ!と渡してくれる山伏。
・ブルターニュからは元旦初日の出の写真と共に健康祈願。
・武野紹鴎の墓を守る堺のお坊さんとの難波逢瀬にて新企画の祈願。
・初活けはみささぎ、その名は陵西。千両南天朗読音楽、そして吉案じる家元のごはんは芸事の極位。

初釜一服の手前もよく、雪華雪片の風情よろしく今年の抱負なんぞいうに及ばず云うならば、

「四方八方バシバシ行くぜ」

openradio
art et cultures symbiose
Traveling Haiku …etc
総括するopenmusic:仲野麻紀の活動。
今年もご贔屓のほど何卒よろしく願います。

271380918_1020560221856944_8825144159745238694_n

新譜 openradioの増版を記念して一枚。
photo:H.Nakagawa

Commentaires

佐渡その土地もまた憧憬となり

大雪警報の最中に向かって越中、佐渡へ飛び込みに行った。
そんなツアー後半戦。
暴風、雪がようしゃなくライブ会場の窓をたたきつけ、一体音楽なのか風なのかわからぬカオスな空間。
それでも聴きに来てくださった方々は笑顔で、本当にほっこりした笑顔で家路に帰られたのでした。
そして翌日欠航が続く佐渡汽船。

すべてが奇跡、そう、あの夜海を渡り佐渡で奏でることができたこと、いや、この世の空間で音楽と一緒にいられることが、奇跡であると。

帰りの汽船の穏やかだったこと。
土地の息、あの海を渡った、流された者たちの息が聞こえてきて、一曲、歌が生まれたのでした。

openradio No.187 今年最後の満月の放送は、佐渡島、相川でフィールドレコーディングした波の音と、兄弟子とのトーク。
残る放送は下弦。

佐渡の夜。
鉱山、権力、金、海そして山。
その果てに何を見る。
佐渡ヶ島に通い10年。

いつもご視聴ありがとうございます。openradioは
mixcloudからお聴きになれます。

01) Gloria’s Step (Bill Evans)
02) La chanson de sextoy (Yann Pittard)
03) Cicle (林栄一)
04) Bleue (Ky)
05) Cure (moonchild)

IMG_1506

IMG_1473

IMG_1448

土の息冬の鼓動を聞きし佐渡

Commentaires

式神あるいは三つ目の手をください

information for concerts in Japan.
ツアー後半戦のご報告。
お問い合わせは openmusic.jp@gmail.comまで。
ツアー模様は随時Twitter -咳をしても一人/仲野麻紀-から。
—————————————–
・12/4 鎌倉山ピクニックライブ13時 / テンパラダイス 16:00~18:00
・12/5 横浜 黄金町 Nitehi Works
・12/6 東京 千駄木 Bar Isshee TUMO (竹下勇馬+石原雄治)
ゲスト出演:仲野麻紀
・12/8 愛媛 宇和島 きさいや広場
・ 12/11 大阪 天満 Book Cafe イーゲル
・12/14 和歌山 和歌浦芸術区
・12/16 東京 三鷹 三鷹市芸術文化センター 星のホール
・12/17 新潟 沼垂
・12/18 新潟 佐渡島 ぴあのこまち
・12/24 静岡 水見色 サジットの家
・12/25 東京 山谷 泪橋ホール
・12/26 岐阜 谷汲 カフェ縁舎
・12/29 四日市 Holly House
・1/8 名古屋 Enne
・1/10 横浜 日吉

260902049_2346392548857696_1221319570075896795_n

——————————————————————-
2021年12月今年最後の新月・openradio No.185はmixcloudからご視聴になれます。
-Sun Kil Moon-

旅行者には帰る場所がある。
Nomadには、帰る場所は、ない。
道標となるのは、月だけだ。

Commentaires

Inter FM « old and new dreams  » by SONG X RADIO

夢なんてないと思っていましたが、ラジオのマイクの前で声をだした途端、生気が溢れ出しました。
ああ、ラジオ番組をやることが、夢だったのだ…

歌とか声を自分が出すことに嫌悪しか覚えなかった20代。
悲観的なものいいはやめて、夢まっしぐらの40代であろうと思います。

Inter FM 897のラジオ番組 « Old and new dreams » もちろん番組名はECMのあの名盤から。
SONG X JAZZのチームの審美眼が光ります。

ラジコでは本日16日14時ごろまでご試聴可能とのこと。
隔月第二日曜日、ご贔屓のほどよろしくお願い致します。

257830590_4892575730752820_4651526051029595533_n

IMG_9214

秋の音に耳澄ますほどかなしくて

Commentaires

屋上生活〜ツアー生活

自主隔離期間。
橋の下生活はかろうじて免れ今季も屋上生活となる。
利点は空。
晴れに勝るものはなく、月が出ていればなおよし。

一騎打ちとなったサックス奏者坂田明さんと赤坂での演奏を終え、ツアー生活の始まりとなる。
長丁場、どこかでお会いできればなおよしとします。

羽田村、那珂川、珠洲、久留米、富士山、井戸尻、安曇野、諏訪、白楽、日吉、碑文谷、朝倉、真庭、美濃、谷汲、牛窓、京都、堺、泉州、高野山、新宮、伊勢、鎌倉、洗足、飯能、宇和島、新潟、佐渡、三鷹、山谷、神楽坂

別途ツアー日程はこちらに記載いたします。

IMG_9275

OPENRADIO 新譜発売ツアーでなく、「旅する花束ツアー」と名打ちたいもの。

IMG_9342
色の組み合わせに唸る。

IMG_9427
その亡き人へのやさしさを色にして。

IMG_9329

IMG_9262
坂田明先輩とのDUO終了後。

花とゆく旅路一人の秋の空

Commentaires

インタビュー、枯木灘、ジャズ

そのすべてにおいて、中上自体がジャズだ。
「至上〜」なんてもろコルトレーンで、あ、チェット・ベイカー的破滅的な感じもありつつ。

ソロアルバムの楽曲名はすべて、影響を受けた文学作品のタイトルから頂戴しました。
急遽、フランス語で語りを加えて、いざプレスへ。
何せ一人でこれからCDを背負って世界を回る予定ですから、日本語だけではいかんせん通用しない。

日本へ発つ前に重要なインタビューのアポを取り付け、さてどうなることやら。
ある鬼才的ギターリストを前に何を質問するか、ドキドキが収まらない。
からには葉巻を一服をしておこう。

IMG_7945

IMG_0927

9月29日 下弦のopenradioはmixcloudからご試聴になれます。

USのギター奏者Fred Frith、ナントのhipなレーベル Yolk Record、アルゼンチンのロック、アメリカのブルースロック。
音楽があるから大丈夫、といいたいところですが…あぁ….借金が膨れ上がるばかり、どうするんだよ!!!
来週44歳だぜ!?

01) She don’t know (Melody Gardot)
02) Lony A Y Utca (Matthieu Donarier)
03) The Slighst Siver (Fred Frith)
04) HIV (Color Humano)
05) Hopscothe Horizon (Fred Frith)

Commentaires

まろやかに、刺々しく

暁の中に満月が沈む景に見とれています。
ナントという街でのレジデンス最中、宿舎となるアパートからは田舎でもパリでもない、小ぶりな街独特の光。

2021/9/21 満月のopenradioは、
デンマーク弦楽四重奏が奏でるベートーベン、音の伸縮。
イランの歌手、ペルシャの深み。
ミンガスビックバンドの厚みとハーモニーはジャズ。
キューバのギターはいくつもの夏の場面を。
かなしみもよろこびも、まろやかさもとげとげしさも、Full Moonがすっぽりとつつむような、Open Radio 中秋の名月、満月の、放送です。

mixcloudからご試聴になれます。

01: Full Moon (Eden Ahbez)
02: Derecho Humano (Silvio Rodriguez & Rey Guerra)
03: Aghayede Neo Kanti (Mohsen Namjoo)
04: Please Don’t Come Back from the Moon (Charles Mingus)
05: Beethoven Cavatina. String Quartet op.130 : Adagio molo espressivo (Danish String Quartet)

241520744_4431271346912071_7482156709914184755_n

どことなくどうでもいいと月眺む

Commentaires

旅は-殯-もがりということだった

2021年9月新月。
今夏の旅は意図せずしてブルターニュの海に誘い込まれてしまいました。
その理由をわからぬまま、歩き続けたというか。

今回の選曲には自信があります。
だって、あまりにもあまりにもあまりにも深きことばかりが身の上に起こった中で出会った音楽なのですから。

放送はmixcloudから、ご試聴いただけます。

IMG_8109
摘み揃へ献花の中に晩夏光

Commentaires

Authropocentric – 星と祭-

碩学たる者の美学とは究極の自我放棄だった。
嚆矢としてアルフレッド・メトローをクラストルの『国家に抗する社会』訳書あとがきで語ること。そういう謙虚さ。
そしてAuthropocentricへの懐疑。

さておき、井上靖の-星と祭り-は名著であるが、角川源義の解説がまた泣ける。
悔しいかな俳人の生き方とはこういうものであるか、と。
彼の辞世の句

後の月雨に終るや足まくら

240616764_4943056262377412_5727637313892928241_n
病床に送る月ありこと遅し

Commentaires

バタイユの色気

この4年間、”生きたい” と言葉を放った男たちの死と共にあった。
そして”死にたい”と言う私は今だ生きているという事実に吐き気を覚える。

彼らの仕事は今も輝いている。
書物として、音楽として、教育として…彼らの美意識そのものだ。

241334382_314382240465962_8468085232268365791_n

追ひかけて追ひかけられて夏終わる

Commentaires

実践のための実装

机上の空論、ではなく…
ある論理を放つ者に悪気はないにせよ、実践をともなわない実例を歴史の中で見届けた者にとって信頼できる唯一の事象とは、第一次産業であろう。

水月湖の年稿から得る地球と人類の云々に、ある種の希望をみることはできるが実際の炊き出しに並ぶ人々、あるいはそこで従事する者たちにとっての…あまりにも乖離した”生きる”という事実にかかる金の額に愕然とせざるを得ない。
それ自体を比較する時点で、わたくしの思考回路はヒートしている、という恥さらしであることも否めない。

農業という実践、アートという実践、研究という実践。

80年代から2011年頃まで、哲学・思想を謳った輩は今どんな言葉を発しているのか。
わたしは実践する者しか信じない、が、悲しいかなラディカルに実践した者たちほど、早死にする。

付け加えれば They ware never put the footprint on SNS, that whos (s) i loved…

IMG_0399

240152198_548691203027316_807423576133440908_n

Commentaires

環世界-自我に手を振る

ライアル・ワトソンが語る世界を今、環世界をキーワードで読み解くことができるだろう。
瞬間の質感、臭覚、音質はConviviarityを誘発する。

Conviviarityは夢見るものではない。

240615759_383141236603356_5097278945470691167_n

Commentaires

12345...17

La voix des artistes |
Le Blog de Piteur |
deathvalley |
Unblog.fr | Annuaire | Signaler un abus | Buddy Stewart
| Rap de qualité Δ Lyrics
| Michel Mainil