Archive pour 俳句 haiku

Va pensiero あるいは je chante avec toi Liberté

12月15日、フランスの上弦の月は厚い雲に覆われた、蕭々たる冬の雨。

今宵のopenradioは70回目になります。
ヴェルディの作品、ナブッコの第3幕第2場のVa pensiero,sull’ali dorate(行け、我が想いよ、金色の翼に乗って)のアレンジでナナ・ムスクーリの声を。コルトレーンのサックスに陶酔して、Ayoの歌声を。
そして、今宵12月15日の夜、Bleueを捧げます。

と、録音を終え窓の外には、煌々たる半月が現れました。
霖をどこかに追いやって現れた月光は、何を語っているのでしょうか…
お月さんが70回目の放送を喜んでくれていると、いいな。

openradioはこちらから(ブラウザFireFoxからお聴きになれます)
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2018/12/15_70hui_muhaVa_Pensiero.html/

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ガソリンが必要な…わたしたちの生活とはなんなんでしょうか。

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落ち込んで凄雨の後の月冴ゆる

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ラストタンゴ・イン・パリはお好き?

今回のけいそうビブリオフィルの連載「ごはんを作るところには音楽が鳴っていた」
はギリシャを出自にもつジャズピアニスト、ステファン・ツァピスが作るタラマです。
彼との演奏の舞台となったのが16区の、ラストタンゴ・イン・パリの撮影に使われたアパート。
セーヌ河を渡るあの橋のシーン、バターのシーン…そして音楽。濃厚な味。そんな内容だけではない、移動と生をテーマにした今回の連載はこちらから→
https://keisobiblio.com/2018/12/07/nakanomaki07///

何もかも、「仕方ない C’est la vie」で片付けることができればいいのですが…
種と水に関してはどうにもそうはいかない。

大雪を迎える新月12月7日のopenradioの放送はこちらから→
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2018/12/7_yi_dongno_xianniaru_sheng.html

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あの日のエーゲ海の風を

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連載に登場した雲丹と蛸を採った男たち

気がつけば数えて会えぬ12月

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リクエスト承ります

70回目のopenradioの放送なんて勘違いもいいところですね。
今回で68回目となります。
季節と月と共に、時は今まで、きっとこれからもずっと、過ぎ去って、消えてゆくのでしょうね。
記憶という残酷なものを除けば。

今回はリクエストを頂いた曲々をご紹介します。。
もちろん、今後もみなさまからのリクエスト、随時受け付けております。
→contact@openmusic.jp.net まで。
最近は一日だれとも話さないこともあるDJです。お便りも頂ければうれしいです。

11月下弦の放送はこちらから→http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2018/11/30_rikuesuto_chengrimasu.html/

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かぼちゃの季節に一区切り。

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これからは蕪、大根、白菜がうまいところ。
夏からの農の成果の見せ所です。

いつ終わる巡る師走の儚さよ

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Les chemins d’amour

この時期になると、プーランクによる曲 Les chemins d’amourが聴こえてきます。
ひとつの曲の中にある絶望的な音律と明るいため息。

明日はopenradio放送70回記念!視聴者からのリクエスト集となります。
気張ってお送りしますね。

Les chemins qui vont à la mer ont gardé de notre passage
Des fleurs effeuillées et l’écho, sous leurs arbres, de nos deux rires clairs.
Hélas ! des jours de bonheur, radieuses joies envolées,
Je vais sans retrouver traces dans mon coeur.

Chemins de mon amour, je vous cherche toujours,
Chemins perdus vous n’êtes plus et vos échos sont sourds.
Chemins du désespoir, chemins du souvenir, chemins du premier jour
Divins chemins d’amour.

Si je dois l’oublier un jour, la vie effaçant toutes choses
Je veux qu’en mon coeur un souvenir repose plus fort que l’autre amour
Le souvenir du chemin où tremblante et toute éperdue
Un jour j’ai senti sur moi bruler tes mains.

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道途絶へ幽天にみる続く道

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夜の木ー独身者たち

手漉き、手作業で作られたインドの本「夜の木」。
1766/2000。
作り手の情熱と、それを人々に届ける側の愛情が融合した時、
本とめぐりあう、ということがおこるのでしょうか。
手に触れる紙の質感に言葉と絵が交わり、読むという行為はかけがえのない時を作ってくれます。
目の前で燃えるブナ、楢、桜の木を眺めながらの夜の読書は、冬を生きる者を救う。

大事に読み進みたいものもありますが、あまりにドキドキする内容であっという間に読み終わってしまうものもあります。そしてしばらくして、また手にとり、今度はじっくりと読み進める、という醍醐味。
「独身者たち」の著者であるロザリンド・クラウス女史は、かれこれ5年ほど続いている美術史家を追ったドキュメンタリー「Un oeul, une histoire ひとつ眼、ひとつの歴史」での音楽制作で知った方。
インテリな分析が裏付けする美術批評ではあるが、アート作品を観終えた後、観る側の余韻にメスを入れる様でもあり、その余韻を日々の生活の中に抹消する行為をえぐり出す、という感覚でもある。
そういえば、このドキュメンタリー番組で使っていただいた楽曲を集めたCDの音源はとうにマスタリングしてあり、あとはデザインが完成すればすぐにプレス工場へ、という段階なのですが、なぜそれができないのか…

近所の方からすももの苗木を分けをいただいた今日。
いつか実がなるのかな、と思いながら、あるいは樹に精霊が宿りますようにと願いながら植林する11月最終週となりました。

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装丁は悲しいほど美しく、CDとはちがって規格の自由さに憧れます。
「夜の木」のタムラ堂という出版社は、ターラー・ブックスで刊行されたこの本の日本語版制作のためにつくられたとか。

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ドキュメンタリー番組はすでにDVDが発売されている。
全番組Yann Pittard(Ky)が音楽を担当。

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落暉の中、ご近所さんの畑近くに樹を植えましょう。

冬の雨土の柔さを手に触れて

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OPEN NOW

11月の満月は凍月の輝き。
今回もハチャメチャな選曲。
台湾、キューバのギター楽曲。エレクトロ、ホルスト、そしてマリーナ・ショウの歌声をどうぞ。
openradioの放送はブラウザFire Foxでお聴きになれます↓。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2018/11/23_OPEN_NOW.html

11月25日(日)朝4時半からTOKYO FM「トランスワールド」とMusic Birdでの放送でKyの生演奏とトークをどうぞ。

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面白いラベル、おいしいラングドック、Minervoisの赤が好き。

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夕暮れは屋根裏部屋からこんばんは。

荒星や掴みたくても抱きたくも

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音楽と市場

市場とは、財貨的市場ではなく、本当にmarché マルシェ=市場のことなのです。
フェスティバル Africolor 2018http://www.africolor.com/
が今年も開幕し、トップバッターは我らBala Deeでの演奏となりました。
その会場が、市場なんですね!
生活と音楽が一体となった雰囲気。
食べものを市場で買い求め、人は食べて、生きて、音楽もこの中で生きているな、
なんて感じるのです。

午後一のサウンドチェックは野菜屋に魚屋、Halalの肉屋の男たちの威勢良い掛け声の中進められます。
マルシェが終わる頃には掃除のおじさんたちも立ち聴き。
ボランティアの方々が給仕する昼食はセネガルの母さんが作るチェブにマフェ。
彼女の子どもたちも拙い手つきで配膳を手伝う。
白髪の、おそらく80代の麗し女性はサラダを。
ごはんが並べられている台は、一昔前まで使われていたタイルを敷き詰めた
魚屋のもの。

パリ郊外を舞台にしたこのフェスはかれこれ30年も続いています。
リベラシオンに勤めていた記者、フィリップ・コンラッドが立ち上げ、以来どれだけの音楽的発見、出会い、クリエーションが生まれたことだろう。
郊外に住む移民の両親を出自に持つ子供達の演奏で会場は和やかに幕を開け、
Bala DeeのメンバーはここPres St.Gervaisに集結。
こういう場所での演奏が、大好きです。

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今年のポスターはエッジが効いたフォント。

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marché couvert 屋内市場。この地域に住む人々の食を支えている。
築地で音楽会なんてできれば、楽しいかもしれません。

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ムッサがパーカション、バラフォンを教える小学生たちの演奏。

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掃除のおじさんもご一緒に!

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6歳の女の子からの花束。
友人が子供達と聞きに来てくれる、という演奏会がいいな。

アフリカの音の染み入て蔦紅葉

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チニアシツケル

これまた京都で出会った場所にはこうあります。
「チニアシツケル-道具の造形を買う店-」
「植物ノアレコレミドリムシ-植物の造形を買う店-」

地始凍、そろそろ植物を家の中にいれて、越冬の準備を。
霜月上弦のopenradioの放送はこちらから。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2018/11/15_chiniashitsukeru.html

ONTOMO という音楽之友社が運営するサイトでのインタビューはこちらから。
わたしが使った言葉により、もしかしたら意味するところに語弊が生じたかもしれません。
ごめんなさい。
https://ontomo-mag.com/article/interview/nakanomaki-20181107/?fbclid=IwAR3Pcdx1ALre0zbVpvEZzJS7DgmINA62h85ILUYyS9CBxud60QUs-cbH5No

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魚を捕る道具。造形は人々の記憶の中に刷り込まれた美なのだろうか。

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radioの中で紹介した季刊雑誌 murmur。

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遠千鳥いつの間に群れ飛び立ちて

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花政 -たまには三日月を-

どうにも花を求める日々が続き、ご縁いただき京都は三条木屋町の花政さんへ伺うことができました。
花を購入するためではなく、店主にお会いするために。
彼らがつくりだす花ある空間で深呼吸。

月の動きに沿って放送するopenradioではなかなか紹介できない三日月。
立冬を迎える月は、地平線に沈むのがめっぽう早い。

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暖簾の後ろには夥しい注文、出番を待つ草花たち。

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この日は100本のバラの注文に居合わせたのでした。

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この本に魅了されて。

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散歩中に失敬した野花を。

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この瞬間のために歩く。

亡き人と冬のはじまり迎へをり

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燃える秋 -openradio resume-

秋田を終着地としてツアー終了。今回も本当に色々とお世話になりました。
ご声援ありがとうございました。
ツアー中にはopenradioを聴いてくださる方が会場にて声をかけくださったり、電波のラジオリスナーとの出会いに救われたのです。

1995年、「翼-武満徹ポップソング」というCDの宣伝で、とあるTVに出演されていた武満徹さんの表情が忘れられません。
「宇宙人だ!」と感じたものです。
彼が作る「うた」のメロディーが響く秋となります。

フランスで迎える立冬-新月。11月の新月のopenradioはこちらから↓
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2018/11/8_raneru_qiu.html

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西洋朝顔は真っ赤な蔦と共生するようです。

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畑にはなんとまだトマトが!こちらはコスモスと共生中。

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留守のあいだ、一人でがんばって育ったね。

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そしていつもの飛行機から、地球を見る。

重ねれぬ唇さがして冬に入る

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アンソロジーvol.1 月の裏側

ということで、10月28日に発売となりました初のベストアルバム
アンソロジーvol.1 l’autre face de la lune -月の裏側-

14曲自選となり、15曲目は「水見色-Tinos」静岡の里山とギリシャの島に想いを馳せた未収録曲。
一緒に演奏してくれたのは、歌手のシベル・カストリアディス。

なんと、J-waveでの放送を聞いたリスナーが演奏会場にいらっしゃり、サイン会でその方が「わたしの父はカストリアディスの翻訳をしたのです。」
とおっしゃるではないですか。
シベルのために、日本での翻訳者を探していた昨年のちょうど今。
音が導く出会い、そして書物がつくる再会。
こうやって、人はある循環の中で生を送り、生の時間軸は螺旋を描きながら、次の時間を紡ぐ人へと続く。
あ、そういえば某研究室にてティム・インゴルドの「ラインズ-線の文化-」という本を手に入れました。車移動から解放される今、電車の中の恋人、となるかな。

mikikiというサイトではアルバムのライナーノーツを書いてくださった松山晋也さんによるコメントが読めます。
http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/19385

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パリの小田光による写真、京都のナカガワ暢によるデザイン。

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渋谷のタワーレコードでは視聴展開中とのこと。

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サブタイトルはもちろんこちらからの借用

-ひとりのみ見れば恋しみ神名火の山の黄葉手折りけり君

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同一性はどの砂漠を彷徨う

秋の夜長10月の満月を東京湾で愛でることとなりました。
アクアラインを2日間で2往復。曙と黄昏、月がお目見えする車内での時間。
いすみー大原房総の古民家に住む美女二人が迎えてくれる時間。
はたまたプロモーションで東京中を移動し時間を共にする宣伝担当者との
擬似デート。
ラジオ収録・インタビューは佳境に入り、
文字媒体、音媒体に登場するのが楽しみな限り。
皆それぞれの視点からの質問が、面白いのです。
生放送のInterFMでの番組
http://www.interfm.co.jp/rsg/index.php?mode=fri&id=179
は一週間フリーで聴ける、のかな。
11月には様々な放送が聴けることになると思います。

Kyのツアー最終戦は、ベルナール・ビュフェの絵と藤田嗣治の挿絵の中で、
京都の高島屋さんで開催中の本当のハロウィンを題材にした作品のために、
河口湖の紅葉の中で、秋田の冬仕度へ、ラストスパートとなります。

けいそうビブリオフィル、今月のレシピは、
「同一性はどの砂漠を彷徨う
――アルジェリアの菓子、ガゼルの角―」

亡きラシッド・タハの歌声と共にどうぞ。

https://keisobiblio.com/2018/10/25/nakanomaki06/

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一個ずつ手で包む。

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移動の車は荷物でパンパン!

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Tokyoナイトの虚しさよ

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月に化け照らす光が愛しくて

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ガス欠するよ!

八ヶ岳から身延を通り、水見色「さじっとの家」(スリランカ人サジットの作るうまーいカレー屋さん兼里山の家)へ向かいます。
演奏が終わり、東京へ向かうべく新東名に入ってすぐ、助手席に座るムスタファが言うのです。

「麻紀!もうすぐガス欠になるよ!」
「ほえ?なんでわかるの?」
と目盛りをみたら….ない、ガソリンが…なくなる。

「なんでわかったの!?!?」
「モーターの音が変わったからさ」

これまでも幾度と彼と過ごした時間の中で、彼がいかに耳と感覚を通してありとあらゆる物事を感知してきたか、驚きながらも面白がりながらも、この時ほど、命の危険に対する本能を発揮する彼の能力に感動したことはない。
「それは能力ではないよ。みなだれでも持っている感覚でしょ。」

視覚を介して、見ることによって如何に何も見ていなかった、と思い知らされるのです。

目で見るわたしたちが知っている月の姿。
視覚なきあなたが感じる月は、どんな美しさなのか、と想像するのです。

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カリーマさんがムスタファの日本滞在中、どんなにサポートしてくださったか。
そしてそういう機会を作ってくださる、人の存在。
同胞、あるいはある一時を共にする者として、
他者に手を差し伸べる、彼女のこころ。

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水見色は、今日もきっと雲と大地の間にある里山なのです。

死人花探さなくとも色の在り

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水と風のアナーキー

ちょっと大げさでしょうか。
でも、やっぱり意識せずにはいられない要素なんですよね。

作家の姜信子さんとわたくしで、くる10月13日は「梅棹サロン」と呼ばれる、京都は北白川にあるRondokreantoというギャラリーで、言葉と音の会をします。
ここは、みんぱくこと民族学博物館の初代館長であり、わたくし大ファンである梅棹忠夫さんの旧宅。
人のいのちあるところに水のあり、生を促す先に風のあり…と小難しことはさておき、語りと音の世界へぜひ。
先日八王子でのリハーサルでは、お三味とサックスが絡むとこれはもうブルースになるという体験をしました。
そこにアナーキーとくるから濃ーい出し物を想像されるかもしれませんが、
さらっとね。なんてたって水と風ですから。

水と風のアナーキー
2018年10月13日 (土)17:30 open 18:00 start
rondokreanto
京都市左京区北白川伊織町40番地
TEL: 075-286-7696
前売り2500円/当日3000円
問い合わせ/ contact@openmusic.jp.net
出演:姜信子(作家)/ 仲野麻紀(サックス)/渡部八太夫(説経祭文語り)

ひとりツアーは道中酒呑童子で有名な大江山にある日室ヶ嶽へ。その奥には天岩戸。ここに立ち戻れば、禁足の山を前に今、どんな願いを唱えようものよ。
願いなどなく、空っぽという現実があるだけだ。

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祝日明けの、人気のない天橋立が、いい。

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茶の花を、水引の枝を摘み、生活の中に生ける、
玄妙庵のおかみの心に救われるのです。

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演奏後は、京丹後の竹野酒造杜氏、行待佳樹氏が造る、祝蔵舞の芳香をまとった微炭酸の世界に浸るしかなかった。

新名神秋日染まるバックミラー

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なんば-天橋立-京都慕情

ひとつ終わればまたひとつ、息つく暇もなくというのはまさにこのことで、
ただ寝る場所の確保だけは目下重要となります。
ほぼ毎日異なる布団で寝るわけですが、身体を横する場所、
目の前には天橋立が広がる持て余すような立派な部屋で、
ただただ体に血液をめぐらせるために横になります。
目の前には350億かけて停泊しているロシアの富豪の船。

大阪高島屋さんではパーカッションの渡辺亮さんのサポートで、演奏後は妖怪話で盛り上がり、死者を迎えるハロウィンを題材にした展覧会では、その発祥の地となったブルターニュの民謡を一曲。
ナビなしの運転ではどうやら迂回してたどり着いてしまった万博公園を左に、
海の京都=宮津へ向かう。
その道中で出くわしたちんどん屋さんが奏でる「京都慕情」。

まったくもってなんという日々なのか。

そんな中、続々と酸素ボンベの入手にむけていろいろな方からのサジェスチョンをいただいております。
各地にボンベを設置できるように。
感謝。

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高島屋さんで開催されている展覧会。
10月28日は京都・高島屋さんにて演奏をします。
なんだかある本の装丁に似ているような…

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どうにもこうにも睡魔にギブアップ。丹波道の駅で出くわしたちんどん屋さん!

根釣人空を求めて旅立ちぬ

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そして今日も一人男を乗せて400km

秋雨がなかなかどうして行く手を阻むのですが、走り出したのならもう仕方ない。
やれるところまでやりましょうぞ。
OTTAVAサテライトスタジオは天王洲。
運河を横に、ゲレン大嶋さんのDJで午後の時間が流れます。
このラジオ番組のファンって、すごいですね。
ガラス張りのスタジオの外で放送を聞く人々。
本当にみなさん、音楽を求めているのですね。
もちろん全国津々浦々OTTAVAファンに出会します。
収録が終われば渋滞の東名から新東名へ。
おっと後ろからパトカー!一気に50km/h減速してセーフ!
300km地点、鳳来寺山の方にみえる光、それは夜の秋雲でした。
病気持ちに視覚障害者、はたまたアル中男、と助手席にはいつも男が座っている。

秋雲や山の向かふに魂光る

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ちょっと見飽きちゃったかな

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テラダ倉庫がサポートする天王洲。これから楽しみなスポットになる予感

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浜松SAにはミュージックルームがある

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さようなら=いってらっしゃい

どたばた劇の長月は終わり、曼珠沙華もカンナも咲き枯れて神無月。
残るはひとり金勘定。
みなそれぞれの場所に戻り、あるいは次の演奏場所へ空港から飛び立ちました。
幾度通る首都高の、スピードは生きる密度に比例するのか。

「さようなら」を肯定的に変換すると、
「いってらっしゃい」、になるのかな。

旅立ちを見送るそばに秋の声

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600ドルのオーバーチャージとなり候。
70歳の男性の肩に手を置くムスタファは、
「日本では70歳の人が空港で働くのですか?」と。

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8月から何往復したことか東京湾。
車内の音楽はstevie wonderのlately、
はたまたFor your loveとしておこう。

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本当に幻のワンテイクとなった

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私たちの星で

9月名月に向けてお月さんは満ちてゆきます。
その横で金星がめいいっぱい光っております。

昨年の12月15日、締め切りギリギリ、フランスの夜半に月、週刊読書人に、師岡カリーマ・エルサムニーさんと梨木香歩さんの往復書簡「私たちの星で」(岩波書店)の書評原稿を編集者にお送りいたしました。
文中にある様に、カリーマさんの存在にホッとするムスタファ・サイッド。
こうやって、人と人はそれぞれが生きる世界の片隅で、
ささやかな共同する一瞬を愛おしむ、それが生きるということかもしれません。

さて、いよいよせまる24日求道会館での演奏会。
演奏者が無事本郷に集結できることを祈るのみ。
仲秋の満月は、前日が実はめっぽうきれいなお月さん、なんですよ。

週間読書人web https://dokushojin.com/article.html?i=2783

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能登は志賀町。
原発近くされど美し増穂浦海岸

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HOME LESS IS HOME FULL わら一本、音一音

小田原から東京経由にて金沢へ。
しかし群発頭痛の発作が我々の行く道をふさぎます。
ああ、純正酸素15L/1min….!!携帯酸素ボンベが欲しいのです。

しっとりと蒸した金沢21世紀美術館の「変容する家」では、
ミヤケマイさんの作品であるブーフーウー藁の家の中での演奏。
旅人はそう、常にHome Lessであり、
そこに一音奏でれば音に満たされるHome Fullな空間が生まれます。
しかし、実は金沢に来たのは別の理由があったことがわかりました。
ヒントは「無」、「ともなる人」。

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ブーフーウーとは、あの三匹の子ぶたの家が想像の先に。

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そばにゐるやうな鶺鴒いずこかな

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皇居一周25分

9月24日(月・祝)に求道会館で行われる演奏のフライヤーを抱えて
Around the Tokyo.
気流舎に立ち寄れば、開店前だというのに快く迎えてくださり、
しかも蔵書を借りるという幸運を得れば、
調子にのってスーツケースの本は増えるばかり。
山手線の内に戻れば新月をもうすぐ迎える宵頃皇居一周となる。
司法省を右手に三宅坂、下り坂の風の気持ちいいこと。
あ、そうだ今宵は竹芝桟橋から三宅島へと旅立ちます。

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幾度も足を運んだ代々木上原。といえばJASRACかジャーミーか。

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拝借したそれは「料理民俗学入門」。

まだまだ暑さの気配はいたるところに。でもふと感じる風はすでに秋。

「長き夜を君に恋ひつつ生けらずは咲きて散りにし花にあらましを」
と先達云うであれば、こう返そうものか。

「長き夜の江戸の坂には風のみぞ」

今後の演奏予定は
9月12日 三宅中学校 & ビストロリターノ
9月15日 小田原 うつわ菜の花
9月16日  金沢 21世紀美術館 変容する家(ミヤケマイ作)
9月17日  金沢 21世紀美術館 変容する家(ミヤケマイ作)
9月24日夕 東京  求道会館 + インターナショナルウードトリオ
9月28日夕 八ヶ岳 やまびこホール インターナショナルウードトリオ
9月29日夜 水見色 さじっとの家
10月7日  大阪  高島屋 夢枕漠・叶松谷・天野嘉孝 三人展
10月13日  京都  rondokreanto  姜信子×Ky 水の風のアナーキズム
10月19日  諏訪 諏訪国際交流デー
10月21日  東京  ピーター・バラカン ライブマジック!
10月27日  三島  ベルナール・ビュフェ美術館
10月28日  京都 高島屋 夢枕漠・叶松谷・天野嘉孝 三人展
11月3日昼 河口湖 ジャズフェスティバル
11月4日  秋田  大龍寺

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