こぼれ落ちる
そしてまた指からこぼれ落ちた。
人知れず旅立つ命を電話の向こうの声で知る、あるいは今となっては電話からの声でさえない。
SNSという現実をいくらでも操作できる阿呆からその知らせを受ける世界になってしまったけれど、死者が語らぬ死という知らせに慟哭したそれはもう4年前。
openradio No.196 2022/3/25 下弦
その知らせを他人事ながら受け、そう、選曲を変えたのです。
こういったアクションが、ある連帯になると信じて。
Shinji Aoyama by Liberation
もの云はぬ人の心情春愁ひ
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