マラルメと山頭火
似て非なる、しかし同じ表象としての何をみているのでは、と思う引用を二つ。
Triste fleur qui croît seule et n’a pas d’autre émoi
Que son ombre dans l’eau vue avec atonie.
Stéphane Mallarmé
(無力に水面に影を落とす 動揺せずひとり咲き育つ悲花)
水に影ある旅人である
山頭火
(A traveler his shadow on water)
マラルメを俳句的にすると山頭火のそれになるというか…
深く、しかし削ぐことによって生まれる本質、それが詩なのかもしれません。
Twitter「咳をしても一人」では、自作の俳句よりも、覚え書きとしての引用をつぶやくことに興味あり。
同時に他言語(とはいっても英語、仏語のみ)の比較をすることで言語トレーニングにもなるかと。
https://twitter.com/momo_sax_
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