それぞれの雲を見て

The frog in the well does not know the big sea.
But he knows the blueness of the sky.

ある寺の住職、それは僧侶というか、寺を管理する役割としての名称というか…
ともかく臨済義玄を師とするある方が話された、例えです。

あの名ことわざ、”井戸の中の蛙”
大海をみることはない(知らず)、しかしその境地だからこそ大空を見ている、という逆説的発想と視点。
実のところ、大海など見なくても、与えられたその地で、深みにたどり着く。
そんな深淵たる人の生きるという営みを謳歌しているフレーズだったのですね。
探求、掘り下げることのできる、あるいはそれしかない、ある意味潔い状況を持つ者にあこがれつつ、
そういうわたしは、相変わらず旅を続けています。
こんな風来坊な人生も、実は深みの域であるのかもしれません。
地図の上を移動するということではなく、その地その地の深奥を知るという。

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それぞれにそれぞれが見る夏の雲

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