何から語りましょう
あまりにもしかしひっそりと続く旅、日々移り変わる風景を独り占めすることに慣れ始めてしまっています。
・一難去ってまた一難
・波乱万丈
そんなプライベートな出来事の連続性の中でサックスを奏でられるこんな機会もない。
縄文聖地諏訪~井戸尻の泉、飯能のブルーベリーとライ麦、パクチーの畑、和光大学の裏山、戸隠~飯綱の水芭蕉湿原、長崎の片島、五ケ山、佐賀川上渓谷、三瀬千年の桂の樹、はたまた目黒は碑文谷、世田谷の住宅街では目の前を坂茂さんが素通りする、犬たちがサックスの音に噛み付く奇妙な空間、荒川河口夢の島では第五福竜丸と、忍者の里甲賀では蛙の合唱と共に、深夜浅草寺境内…山谷では、お父さんたちの気持ちもちょっと塞ぎ気味だったかな。
何から語りましょうね。
初夏の道ひとりと世界呼応せむ