Lee Konitz
あなたからどれだけの、サックスの音の寛容性を、
儚さを携えうることの可能性を教えてもらったことか…
Lee Konitzの存在を知った17歳。
夜な夜な通ったジャズクラブで聞いたその音。
彼の存在を教えてくれた人はこう言いました。
「言葉を超えた美しさこそ音楽のあるべき姿です」
パリで初めてお話した時、わたしは感極まって…Leeと誕生日が同じであることは、わたしのこれからのサックス人生を支えてくれる。
ー遠いものが近いものを照らし出すように、
近いものが遠いものを照らし出すこともあるー

サックスの一音に落つ涙の粒(追悼句)