Perspectivism
つくるよろこび生みの苦しみ。
ある結界に立って、あちらとこちらの声を聞きながら、重層的な心の襞にも耳を傾けて、ある時車窓から見える情景それが心象であると気づく。
Perspective的感性はわたしたちにまったく知らない世界を聞かせてくれる。
ギター奏者、笹久保伸さんの新作perspectivismに2曲ゲストで演奏をしました。
異貌の世界へ、ようこそ。
http://www.ahora-tyo.com/detail/item.php?iid=18653
発売は3月15日
車窓から生まれる虹は消えし虹また生まれては命をつなぐ(祝辞)
perspectivism=日本語では遠近法主義、的な訳で使われますが、
わたしは「はるかなる視線」(レヴィ=ストロース)の思想のベクトルの先にある希望と絶望、オポジットの中にある詩的なものと読み解いています。
できたてほやほやのCD、この作品の底辺にはヴィヴェイロス・デ・カストロの思想があることに疑いの余地はありません。