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Archive pour janvier, 2019

睦月下弦、あと一歩で火山の中にさようなら

レユニオン島自体が活火山。
平地なき土地に人々は住む。
2018年4月に大噴火したピトン・ドゥ・ラ・フルネーズ・Piton de la Fournaiseに、朝4時から登れば、頂そこには人っ子一人いない静寂。初めて感知するこの無音の世界。
吸い込まれるように火山口に近づけば、
今思えばあと一歩でマグマ燻る火山の中へさようなら、という極。

下山を始めれば、雲が上昇、地上から登り始める人々は登山を断念。
この山が迎えてくれたとしか思えない。

この火山での録音は次回のopenradioでの放送でお送りしようと思います。

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写真はhttps://commons.wikimedia.orgから。ここにいたなんて…

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2631m、地球の肌に触れる。

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睦月下弦迎へし山にかくれんぼ

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南半球レユニオン島から

openradio1月の満月はレユニオン島からお届けしたいところですが、
機材の問題で2回お休みすることになります。
月の模様は上下逆さま。
インド洋に浮かぶ満月の大きなこと。
アフリカラーの元ディレクターはこの地を終の住処とし、今も様々なクレオールミュージシャンを紹介してくれます。

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くだものの力をいただく。道端に転がるマンゴ、ライチ。市場ではドラゴンフルーツ。

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雨季の海は少し濁っている。

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凍月や椰子の間の間に暖かく

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野生のすみれ La pensée sauvage

深夜バスの窓から見える、上弦。
路地に生きる菫。
野生の生きる力と香り、光に魅せられています。
Violet for your fursの歌詞には、厳寒のマンハッタンも、
君にすみれを贈れば、春の様な気分、ですって!

それでも菫はなぜ、路地に咲くのでしょうね。しかもこの時期に。
あの芳しい香りは、この世のものは思えぬ、ああ、陶酔してしまう香りなのです。

あなたは、だれにこの香りを贈りますか?

菫をテーマにしたopenraidio1月14日上弦の放送はこちらから
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2019/1/14_kotonisumirewo.html
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厳冬に野生の菫に出くわすなんて。

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零下に立葵なんて信じられるでしょうか。こんな現実もあるのですね。

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毎日飲むハーブティーの中にも、pensée sauvageですって。

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折れて道に落ちていた枝を水につけていたら、なんと花が咲いて、ああ黄梅だったのか。

狂い咲く香り纏ひてどこへゆく

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Claude MellanとGoya

昨年初冬ルーブル美術館で観た、版画の技法を取り上げたドキュメンタリー映画の印象が頭から離れない。
17世紀を生きた版画家 Claude Mellanのそれは、一本の線を渦巻きに掘り連ね、そのたった一本の溝から刷印される凹凸の妙に浮かび上がる、あの代表的作品、聖顔。
これはもう技術が彼の真正な意思の表出を支えているとしか思えない。

同じ映画監督の作品はまた、Goyaのロス・カプリチョスの技法に焦点を当てている。
もう鳥肌が立つくらいに大好きなこのロス・カプリチョスは、ビアズリーのそれとは全くちがう次元のものだけれど、風刺という意味ではどこか似通っていると思うのです。

この監督のパリ9区のスタジオで公開録音をしたあの日、編集中と耳にした作品をようやく全編観ることができ、
ああ、ひとつの映画、ひとつの本、ひとつの何かが出来上がるには、時間を要するものなのだな、と改めて「時間」というものを感じる睦月の始まりです。

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目眩がするほどの渦巻きによる一本の線…
象徴となるJ.Cは、だれかの想像するそれがわたしたちの脳裏に刷印されるということか。

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こちらもう少し人間的というか、皮肉と愛嬌がゴヤのそれ何たるかを表している。

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技芸の均等

お月さんは日中の生活。あの姿を夜空に観れないのがすこし寂しいですが…
とはいっても西洋の暦上では新年を迎えました。
openradioのDJはことごとく打ちのめされる様な出来事ばかりで…
元旦など餅もなければおせちもなく、綺麗な写真に収める様な晴れ晴れとした状況とは程遠い、あまりにも現実とはかけ離れた年越しとなりましたが、でも、こうやってopenradioを放送できるのだから、まずは生きています!

版画家のClaude Mellanが描く聖顔と、奈良は秋篠の伎芸天の存在に心を寄せる日々。技があるゆえに作品が生まれるのか、あるいは表現のために技が必要なのか。作者によりイメージされ、表象としてのそれらがわたしたちの心底に届くのは、人類が持つイメージの共通要素の存在ゆえ。また技と芸その間の、バランスのあるもののみが後世、要するに現世にアートと呼称されるのか。
と、正月に餅も食えぬ人間がああだこうだ考えても仕方がない。

新年新月のopenradioは、ベトナムの歌姫の声から、どうぞ。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2019/1/6_ji_yunno_jun_deng.html
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現実でない世界にはこういう風景が待っている。

初夕日落莫などといふなかれ

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