Archive pour mai, 2018

ラマダン満月 I Love You Porgy

生活の中にある交換。
代表的なものでいえば、それは「おすそ分け」。
今は一人暮らしの村の校長先生が育てる野菜をおすそ分けしてもらえば、
それを調理し、シリアからの難民家族に皿をもっていく。
日没後22時。
迎えてくれるは彼らの母さんが作る菓子。
作るのは簡単だ、と彼女の旦那はいうが、初めて作ったという妊婦の彼女の労力は、
デーツの種を取るところから始まる。
彼女のお母さんのレシピであるそれは、一般的にはマアムールと呼ばれる。
皿いっぱいに盛られた菓子をお土産にもらい、
6月になったら一緒に茄子のマハシー(包みもの)を作ろう、ということになった。
こうやって、交換は生活を構成し、構成したそれは贈与という形で循環する。
音楽は生活だ、という認識は自然なものである、と会得することが今生の定、
といったら大袈裟だろうか。

ラマダン満月openradioの放送は、
ギニア、マリ、シリア、そしてニーナ・シモンの歌声を。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2018/5/29_ramadan_man_yue.html

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トルコとイラクに挟まれた地域ハサカ出身の
シリア人家族の母さんお手製マアムール。

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400人分のタジン作り~Moul Stock 2018~

今年13回目になる音楽フェスティバルMoul Stock。
フラメンコ、ウード、ダブラッカ、ソウル、コラ。
村の住民の庭で繰り広げられるゆったりとした音楽。
道ではブラジル人ミュージシャンたちによる小刻みのリズムに身体が揺れました。
入場無料のこのフェスは、飲み物、クレープ、Platの販売収入によって
ミュージシャンのギャラが支払われます。もちろんスタッフは音響、照明以外はボランティア。
エティエンヌさんの指示で前日から野菜切りが始まる。
風車があった空き地に人々が集まり始める19時、月が白い空に現れ始めました。

そしてスタジオにはBrice Ormainという俳優さん兼歌手が乱入!?
彼のユーモアあふれるインタビューもお聴き下さい。

5月22日上弦のopenradioは、ブラジル-アンゴラ-アンガージュマンな音。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2018/5/22_Moul_Stock_2018.html

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38kgのにんじんをひたすら、切る…
サックス奏者、何をしているのだか…手が痛い。

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ベジタリアンのために様々な野菜を。有機栽培の野菜が盛りだくさん。

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住民の庭ではウードとダブラッカの演奏。

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風車跡地でのフラメンコ。

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当日午後には煮込み作業がはじまります。

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ラマダン、竹笋生、蕨、息遣いを

この季節、あるいはやりきれない日々が続くと、人は、人より自然の中にある生きる存在を求める、のかもしれない。
ということで、森の中では蕨の薄緑の世界に浸ることになります。

今回のopenradioの放送は遅れに遅れ、三日月の日となります。
夜22時30になりようやくお目見えする三日月はすでに西へ沈もうとしています。
ラマダンがはじまり、いつもよりもっともっと月を意識します。

5月15日新月=18日upのopenradioは、ラマダン〜ブルターニュ若手ミュージシャンの息遣いを。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2018/5/15_xin_yue%3Framadan%2C_zhu_sun_shengjue_ranri.html

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蕨はパリの北の森の中で、ひっそりと、群生する。

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絵に描いたような、三日月がラマダン二日目となります。

繰り返す季節の中に春の月

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予感と絶望の間で

また一人男が死んだ。
別にミッシェル・レリスの如く私的事実を語るわけではないが。
ドゥールーズの娘さんの旦那さんであった、le Mounsieur voyou。

ブルターニュの村のフェスではagnès bのスーツの出で立ちで、
小さなバラを左の胸に刺して、煙の中でソーセージを焼いた。
そしてパリへの帰路には150km/h以上で車を飛ばしたあの男。

シナリオライターの仕事で訪れた日本のホテルではひたすら、
悲しいかなやっぱりウイスキーをあおった。
ひたすら、あおった。
合羽橋で手に入れた似非目玉焼きを、当時の住まい18区の家でお皿に盛り、
冗談半分で出したplatにのるそれに、フォークとナイフを刺した友人たちに爆笑。

ドゥールーズの娘さんは彼の過去の奥さんとなるが…
彼女と子供、義理の母、そして今の奥さんと子供達と、アフリカの、真ん中にヤギや貯蔵庫があるような形の家族の住む場所を20区で展開した彼は、もういない。
またもややられた、60代…畜生。
他者の死を前に、自己の存在など殆くそくらえだ。

「落下する石の無意識は”無い”意識である。
その石は、自分の落下についていかなる感情も持ってはいないのだ」

Premiers Travaux Philosohique – Gilles Deleuze

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何年か前に彼からもらったClavi Harpは、
我が家を訪れるどれだけの子供たちによって
奏でられたことか。

立夏の日果てる命に立ち会ひて

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5月8日戦勝記念日!?モノか野花か

5月の下弦は朝4時に現れる。目下bournout進行中。
ようやく現れた弦月にむかって鳥たちは明けの囀り。
小松菜や水菜はお日様の陽の下日々成長、
小鳥の死骸を蜥蜴が食べるという循環。

モノを求める環境。わたしは花瓶を買うことより野花を愛でたい。
しかし野花を摘み家で愛でるならば、花瓶という存在をどこに求めるか。
モノに、あるIdéeを見てとり生活に取り込む。
花が在りて故なのか、Idéeが先行する消費の中に花を見出すのか。

5月8日、フランスにおいては戦勝記念日。
ならば日本はおおいに「永続敗戦論」(著者:白井聡)を読むとしましょう。
So whatな今宵、ボーダーシャツを着た船乗りたちは、ただ歌うのです。
それは戦勝を記念するからではなく、
ただただ今日生きているその事実に対して、歌う。
ブルターニュ、ノルウェーの声、イスラエル、パレスチナの間に音の飛礫を投げた人のピアノの音を。
openradio 5月8日の放送はこちらから。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2018/5/8_entori_1.html

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本物のボーダーを着る男たちはかっこいいね。

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ね、明け方に現れるのです。

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Boul de naigeとリラの花を家で愛でるならば、やはり花瓶は必要なのか。

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生きるために食う、生きる植物に涙する。

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