絵画と想像力

桜に酔う、そんな夢見心地の日本列島の春。
後ろ髪引かれて飛行機に飛び乗りパリは春雨。
京都滞在3時間、三島滞在1時間…列車に乗り、移動をし、その地の息遣いに耳を傾けぬ報いは、乗り物酔いの車窓からみえる夕暮れの中に現れる。

クレマチスの丘にある、ベルナール・ビュフェBernard Buffet美術館で開催中の
「絵画と想像力」に心底身震いした。
思えば北海道は善性寺でみた丸木俊さんの作品。
惹かれるがままに友人にバイクをだしてもらって東松山まで観に行った原爆の図丸木美術館。ブルターニュの港近くでみたビュフェ…
縁あって訪れた三島の美術館には今、丸木位里さんと俊さんの作品と、ビュフェの作品が迎えてくれる。
戦前戦後の彼らが生きた時代。そこに、春の桜色を重ねることは少し難しいけれど、もし秋にこの美術館で演奏できるならば、どんな彩にこの地が変化するのか想像するのもまたよしとする。

だれもいない、色のない、気配だけの深夜の千鳥ヶ淵というのも、いい。

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開館45周年記念展「絵画と想像力」
ベルナール・ビュフェと丸木位里・俊は6月12日までの開催。

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新幹線では2時間立っているしかない。

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咲き始めの白んだ東京、さようなら。

夜桜や花びら君に重なりて

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