Archive pour mars, 2018

絵画と想像力

桜に酔う、そんな夢見心地の日本列島の春。
後ろ髪引かれて飛行機に飛び乗りパリは春雨。
京都滞在3時間、三島滞在1時間…列車に乗り、移動をし、その地の息遣いに耳を傾けぬ報いは、乗り物酔いの車窓からみえる夕暮れの中に現れる。

クレマチスの丘にある、ベルナール・ビュフェBernard Buffet美術館で開催中の
「絵画と想像力」に心底身震いした。
思えば北海道は善性寺でみた丸木俊さんの作品。
惹かれるがままに友人にバイクをだしてもらって東松山まで観に行った原爆の図丸木美術館。ブルターニュの港近くでみたビュフェ…
縁あって訪れた三島の美術館には今、丸木位里さんと俊さんの作品と、ビュフェの作品が迎えてくれる。
戦前戦後の彼らが生きた時代。そこに、春の桜色を重ねることは少し難しいけれど、もし秋にこの美術館で演奏できるならば、どんな彩にこの地が変化するのか想像するのもまたよしとする。

だれもいない、色のない、気配だけの深夜の千鳥ヶ淵というのも、いい。

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開館45周年記念展「絵画と想像力」
ベルナール・ビュフェと丸木位里・俊は6月12日までの開催。

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新幹線では2時間立っているしかない。

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咲き始めの白んだ東京、さようなら。

夜桜や花びら君に重なりて

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三月の雨、三月の歌 、三月の水

ブルターニュから沖縄、京都…
大磯-河口湖-十条-佐渡-甲府-藤野、そして鈴鹿山脈へ。
まるで車窓の中が生きる場所、移動の日々。
土地土地の、日本の水の脈はわたしたちの血脈となるようです。
今生水を求めて生き存える。

ある作家さんがネーミングした「風と水のアナーキズム」という
水をテーマにした語りと音の会は10月に京都で。

一晩一升、すでにシングルモルト痛飲2本目、酩酊健忘症は日々進行。
なんだか肝臓が腫れてきているやうな…されど旅に酒は必須也。

三月の雨はアントニオ・カルロス・ジョビン。
三月の歌は武満徹と谷川俊太郎。
春分寒明けぬ今日、それでも春は必ずやってきます。

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佐渡は草刈神社の能舞台は誰待ちて

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佐渡の棚田も春を待つ

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越後はまだ雪の中

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日本をよろしゅうたのんます、富士山。

春嵐不在のままの写真かな

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That’s all

openradioは一ヶ月のお休み中です。
雨はひとしきり降り、風をまとった春光が木々を照らします。
啓蟄三日目今宵は夜空に下弦のお目見えかな。
まっぷたつき=真っ二つ月。
放送はできませんが、聴きたいなあ、と思う曲があります。
でも、すでに存在する楽曲ではなく、今生まれる音、それを即興と呼ぶならば、
そんな音楽を聞き入りたくもあります。

スタンダードと呼ばれる曲々は、あまりにも過去を蘇らせる。
過去に微笑むことができればいいけれど、ね。

そんな時は、メジロに雉、鷺などの鳥の声に耳をかたむける、
ただそれだけでいいのかもしれません。
ある人類学者が話していました。
「重さに抗いながら、飛翔の自由への回想を手放さないこと…
鳥たちは翼に変えた手で、攫みえぬ大気を捕捉するのを感知する…
翼の自由はまた咽頭の構造を変えて音声によって鳴き交わす可能性を開いたのではないか、」と。

遠い現実が、目の前の現実になることによって、その事実は深さを増すようです。

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梅の芳気は暁時に一人で、がいい。

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京都の、だれもいない教会に、ろばをみつけました。

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睦月から最初の満月

24時間の移動、三つの飛行機に乗りたどり着いたところは…。
雪のパリから20℃の地へ。
遠隔作用を駆使してのopenradio、今宵はギターの音色と共に。

初春の満月一号は燦々と輝いています。openradio3月2日の放送はこちらから。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2018/3/2_cao_mu_meng_dong.html

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春の兆しの車窓にもたれ

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柚子の苗はすくすくと育つ

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パリでの佐渡祭り、鬼に喰われれば本望よ

逢瀬せぬ弥生はいつも儚くて

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