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Archive pour décembre, 2017

ミシェル・レリス -生ける灰、名づけられぬもの-

ヤナーチェク、コープランド、モンダー…
ミシェル・レリスの詩の一遍から、色々な音が聴こえてきました。
構造のしたたかさ、声の艶めかしさ、幾何学的音の世界。
万華鏡のような音の旅を。

今年最後のopenradioの放送は上弦12月26日。
どうぞ、よき年をお迎え下さい。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/12/26_shengkeru_huimingdzukerarenumono.html

レリス61年の詩集「生ける灰、名づけられぬもの」からある一遍を。

AU VIF

à cors et à cries.
à toutes brides.
à ras bord.
à tire d’ailes.

à bouche que veux-tu.
à poings fermés.
à pierre fendre.
à chaudes larmes.
à pleines voiles.

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返り花一片の瓣落ちにけり

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Les chemins de l’amour

いつ訪れるかわからない別れ。
プーランクによる、Les chemins de l’amour。
道は想い出の中につづくのかもしれません。
瞼の裏にやきつく、数々の記憶、感触がね、船の描く水脈のようにね、
生まれては、消える。

openradio12月18日新月の放送はこちらから
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/12/18_Les_chemins_de_lamour.htmll

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冬の月、みえる?

多様性って、何でしょうか。
一年が終わろうとしている今、終わると決めているのは誰なのでしょうか。
ある人にとってはこれから1、がおとずれる、あるいは渦中。
色々な始まりの時があり、色々な、終わりの時がある。
12月は、決して終わりではない。
色々な、始まりと終わりがあることを寛容に受け入れることが、
多様性の始まりだと思うのです。

それは、気象と生きることに通じていますね。
まったくもってこの同じ時間、時刻にまったく異なる気象の中にいる人々がいて、
生物、植物がいて…12月は季節の冬ではない場所があって。
ただ、パリ右岸北際は、まったくもって、冬です。
SDFと難民がせめぎ合い、そして彼らに手を差し伸べる人たちも…

月欠ける凍雲に消ゆ涙の粒

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そんな中、生きものの、生き様があるのです。

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アルフォンシーナと海

前回に引き続き、アルゼンチンの音を少し。
40’黄金期、ワルツのタンゴ。白眉は、OTTAVAから今年制作された、
ヴァイオリン喜多直毅さんによる演奏。
そしてもうひとつ。アルゼンチンの詩人、アルフォンシーナ・ストルニAlfonsina Storniを歌った、アルフォンシーナと海。

窓から、下弦の月は、見えますか?

海や山、女の懐にかえりなさい。
あの思い出の海に、かえりなさい。

わたしたちの生は、たくさんの死の上に成っている。

openradio12月10日下弦の放送はこちらから
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/12/10_arufonshinano_hai.html
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波に聞く思い出よせる冬の海

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鰹節からみえてくる人類の食の根源

何年か前、愛媛大学で鰹節を研究する女の子と共に、フランスはブルターニュ・コンカルノという港街で施工途中の鰹節工場を訪ねた。
フランスで鰹節!?
この企画に携わる人々の情熱に驚いた。
人類生まれてこのかた、海の恵みである魚をあれこれと試行の上うまい食べものにする術が、それこそ海を越えてここフランスでつくられることになる。
世界に至るところに、魚を加工して食す=味の底辺にする術がある。
日本の味の底の底、あるいは根っこにある出汁の文化は、辰巳芳子さんがことある度に反復するほどに、土地と食、風土と食を語るに必須。

鰹節は一種のカビをいぶした節に付着する技法のため、ここがフランスの衛生上の問題で一番の難関だったが、昨年ようやく国の認可が下り、そして生産開始となる。
コンカルノでの出会いを自分だけのものにしてもったいない。
ということでパリ日本文化会館で「鰹節-枕崎からコンカルノ-」と題した講演会を企画した。
話者はもちろんコンカルノの工場で働く、鰹節ラブ+情熱の人グウェナエルさん。
出汁・食べ物と人類の関係をもっとも切に語っていたのが、彼。
わたしたちは今、何を食べているのか、という問いかけ。

発酵過程、オメガ3脂肪酸、イノシン酸にグルタミン酸、はたまた
「アツケズリ」「ウスケズリ」「ハナガツオ」
という言葉の連呼にフランス人聴衆は目を丸くして聞いていたけれど、
実際の出汁の取り方、使い方の話しになると、皆一斉に携帯電話でプロジェクタに映る写真を連写する食いつきよう。
カリフラワーのグラタン、アンディーブ(チコリ)のサラダにも使える、
と話せば会場から歓声が。
食いしん坊たちの反応は、微笑ましい限りです。
ということで、dégustationとなり、一番出汁、合わせ出汁を味わう人々の
姿がありました。

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味の基本の図。もちろんUmamiは必須項!

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グウェナエルさんの従姉妹たちも手伝いに。

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祖母の家にも削りぶし器があったな。

湯豆腐や湯気に香添ふかつお節

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満月のアルゼンチンは夏にむかってる

月は通常秋の季語。だから季節の間に間に観る夜空に浮かぶ月に想いを寄せて句を
作るのは難しいのですが、凍てつくこの時期の満月は=冬の月。
どんな月が地球のいたる地から見えているでしょうか。
今宵満月は、南半球からのお土産CDから選りすぐりの4曲。
夏を迎えるアルゼンチンのものです。
お土産を持ってきた方は、元祖ブエノスアイレスのミロンガで美女からタンゴを習ったそうですよ!

サックス四重奏のタンゴ!? タンゴが誕生する以前のアンデスにある音とは!?
放送はこちらから⬇︎
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2017/12/3_man_yuenoaruzenchinha_xianimukatteru.html

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2017年夏のパリ・レパビュリック広場では、市民が広場で踊る姿がありました。
踊ることのできる、自由。

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エッフェル搭を眺めながら、シャイヨー宮のエントランスで
踊ることのできる、自由。

凍月や逢瀬は九時に橋の上

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