沖縄のあたたかさを
「オリエンタルピアノツアー」回想録其の一。
秋の台風にみまわれたツアー初日は飛行機発着を左右し、なんとか辿りついたその地では、自然と共に生きる島の人々が迎えてくださいました。
那覇にいるフランス人コミュニティーの仲間たち。
様々な土地から今、沖縄で生活する人々それぞれの想い。
今は那覇で三線奏者として生きるフロリアンの、師匠を交えた音の交換は、
初めてその歌や三線の音を聞くピアニスト、ステファンをその虜にしたようです。
石垣島、八重山での、出会い。
疲れ切った体で会ってくださった、八重山音楽のそれを継承する方。
歴史の中に残る、あの »日本渡航証明書 »を見せてくださった方。
共演者と碧海を眺めながら、これまで、今、そしてこれからの沖縄のこと、開発の後ろで水を守り抜く人々の存在を語りながら、様々な地で演奏できる喜びを噛み締めながら、沖縄を後にします。
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