それではまずは北海道から

Ky 10周年ツアー in Japan
なにせ1ヶ月で24公演なので移動-機材設営-演奏-食事-就寝-洗面所-移動
の繰り返しにて »狂気のツアー »と関係者の間では呼ばれておりました。
よって各地で何が起こっていたのか、訥々とご報告したく候。

出会いは機縁となり、札幌は「たべるとくらしの研究所」。
お店の名前がいいですよね。
店の名前というよりは、生きる思想がそのまま名前になったようです。
この研究所の母体となる安斎果樹園の何代目でしょうか、安斎伸也さんは、
そう、福島から札幌に移り、家族と共に根をこの地に張り、そしてこの地の人と、
色々な人が行き交う場を提供してくれます。
この日はなんと室蘭から車で2時間かけて、あるいは函館から、
岩見沢、余市からと駆けつけてくださったお客様に感謝。

翌日蕎麦好き一行は、同行人ゆうじさんが前から気になっていたという
「たぐと」へ。
そば打ち人のオーナーは、身体の様々な苦難を越え、
岐阜は下呂から札幌に移り蕎麦屋を営んでいるそうな。
いやはや好きなことを全うする意思の強さが、
真っ白い、うまい蕎麦となるのでしょう。
目指すは滝川は興禅寺。
福島の岩屋寺での出会いとなったご住職の芳村さんのアイデアが光る本堂
今宵は満員御礼也。
助っ人に近隣のお坊さんもお手伝いに来て下さり、
ノースファームチーズ、北菓楼、地元のりんごジュースに
ローカル色満載なお寺は鮮やかな宵となりました。
翌朝、昨夜の宴は何処へ、袈裟に身を正した僧侶お三方の凛々しさといったら。
今日もだれかの、だれかへ届くお経を詠まれるのでしょうね。

さて、紋別と行きましょう。
オホーツクですね。漁師の匂いがぷんぷんする、かっこすぎる港街には、
やはり花街があって、同伴出勤する子や、赤提灯が路地の路地の路地の
奥にある様子にホッとします。
さて、今宵のお客様はなんと6人!
でも、温泉に入って身体は軽く、オホーツクの海とそれを見下ろす山の樹々の
息を吸って気分も軽く。
遊び気分の音は弾んでいた様な気がします。
演奏後の初運転前に仮眠、と思いきや起きたら零時を過ぎている!
おっといけない運転手を待っているご一行の杯が進んでいました。

左にサロマ湖を見ながら、海岸線にはホタテの殻。
常呂(トコロ)と美幌(ビホロ)を抜けたら、ここは網走です。
なんといっても天都山頂にある道立北方博物館には
必ずや行かれることをお勧めします。
なぜか?それは、人々が生きて生きた姿が、音と共にあるからです。
人類に歴史に音の記憶はいらないかもしれませんが、それでも、身体から出る音や、
動物と会話する音や、精霊を呼び起こす音って、ちょっと魅力的ですね。
映像資料、モノの資料、おもしろくっておかしくって、
愛らしい人々の足跡を感じることができます。
お昼は網走で讃岐うどん…?
訳があるのです。
他者との関係性に無関心でいい。無関心ではいられない。
この両者の違いは明らかです。この両者を前にして
わたしたちはどんなジャッジもできません。
後者の場合、無関心でいられないこの人は讃岐うどん屋さんをすることで
関係を作った人のことです。
なんだか頓知のようですが、早い話身体障害者の人々の働く場所として
成り立っているこのうどん屋で見た北海道を中心にした地図、
この地図が店の入り口に貼ってあったことにより、ものごとをどう捉え見るか、
それにより世界は宇宙になる気がします。
経営者の打越さんと、ここで働く人たちが生活する宿で演奏後の宴となり、
そこで登場したものとは!

壱)美幌出身の山口昌男さんのサイン本。
(これを見せてくださった打越さんの目尻、緩んでいましたね。)
弐)MDに収録された、山口昌男さんの母校の校歌、それは谷川俊太郎さんによるもの。

弐)に関しては谷川さんのご子息を通して必ずやお手元に届ける約束となりました。

網走から余市??北海道を一気に横断です。
そして着いた夜に演奏。やはり演奏者の日々が体力勝負!
ここになんと、札幌公演にいらした方が3度目の参加となり、
それはもう盛り上がりました。
そしてこの日はたまげてしまうほどの18歳の津軽三味線奏者との共演となる。
この津軽三味線奏者、浅尾強嗣君の演奏は、12月1日に渋谷はサラヴァ東京で聴くことが出来ます。
もちろんKyと一緒に、そしてリングに立つ競演者は! 
ブルキナファソ代表Moussa Hema ムッサ・ヘマ <<<<<<☆

引続き皆様のご来場、お待ち申し上げております。

北海道のみなさん、ありがとうございました!

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紋別にてタイヤに釘が刺さっていることを発見!

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北海道を中心にした地図。”北”ってものごとの”上”ではないんだ。

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北海道立北方博物館

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敗者学のすすめ-山口昌男-

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