アンゴラのBonga→パフューム!?!?
8月5日、オートヴォルタの独立記念日。
ブルキナファソ8人組Kaba-koのパスポートが発行された!
との吉報がバンフォラ村にいるMoussa Hemaから私の携帯電話に。
某大使館に行くも、おそらく取得できないでしょう、と絶望的な言葉を
受けていたのが7月半ば。しかしここで諦めたら元も子もない。
Moussaが使った手段とは、これは公にすることははばかれるので、
裏談義として事が終わった後に。
ブルキナファソ一心にならねば、とは思いつつ、ちょっと浮気心でアンゴラへ。
10年前に初めて聴いたBongaは、まさに72年のアルバムAngolaである通り、
75年の独立まで彼は自国を追放され、
それはもちろん彼の歌詞が民衆を鼓舞するが故…
レパビュリック広場から歩いてすぐのパリの老舗ホールLe Bataclanにて、
彼の生の声に、門切り型な表現だけれど、歌い謳うことはこういうことかと、
鳥肌が立った。
いわゆる »歌もの »は、普段あまり聴かないものだが、聴きたくなるものは、
偶然に、何かに抗っている歌い手のものが、多いことに気づく。
もしくは音響的効果の興味を刺激してくれるもの。
神保町の道端で買ったそれは、ブルガリアのポリフォニー。
そう、自分の臭覚に時として驚くばかりの、実は88年のビクターから出ている
The Philip National Folk Ensemble。
さて、今までに幾度となくLe Bataclanに通ったことか。
それでもこんな行列を観たのは初めてだし、
こんなに音楽的でないコンサートは初めてだし、
そして、こんなに叫んで汗をかいて聴いたコンサートは、初めて。
のそれは、パフュームでした。
彼女たちの、いつの日か、何かに抗するためのパフォーマンスを
観られることを楽しみにすることに。
パリは日だまりの気持ちよい8月、
今日もどこかで演奏している同志達へ、お疲れさま。
仰向けに緑陰から葉ざわめひて
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