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Archive pour février, 2012

Poulenc プーランクの春

サティ、サティと騒いでおいて、もちろん今も興味の範囲と実演と
継続しているのだけれど、時に寄り道ちょっと6人組にはまってしまって…
プーランクのバイオリンソナタが、五嶋みどりによる演奏が、断然いい。
ローテーションはかれこれ2週間目に…
気迫はスピードに、ビブラートはエレジーを超え、
音はただただ、舞い飛ぶ….

 

パリも陽気が幾分かよくなって、皆テラスに陽を求める姿は、
まさに啓蟄。
ミモザもそろそろ花屋に、風信子は芳香に満ちて、
香りをただただ、放ち飛ぶ…
 

プーランク、当然演者によって楽曲の印象はどうにもなるし、なってしまう。
即興、楽曲自体も演者の責任になる、という自由さ。
前者が舞い飛ぶ音だとしたら、後者は放たれる音、
いずれにせよ、草木萌動、わくわくするような
音を聴きたくなる、季節になったということ。

 

ざわざわと 心ざわめく春きざし

 

 

 

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完成間近

約半年間の産みの苦しみにて、

映画 »De l’usage du sex toy en temps de crise  »

の完成間近となり候。

テーマソングをKyで担当し、歌入れを終え、試写室にて。

歌詞はとてもロマンティックな…!?

といっても、映画のタイトルがセックストーイですから、

なんというか、その。。。

 

社会批判盛りだくさんのこの映画、この時代に珍しく白黒なのです。

そして過去に撮影したドキュメンタリー映像の部分にはカラー。

 

技術が進歩した結果、僕らは何を得たのだろうか。

平凡社から出ている、

「くらしのこよみ」の中で云われている通り、

ものの進化を喜ぶのではなく、

自分が進化することを喜びとしてみる。

 

映画の中でも出てくるセックストーイ。

笑い溢れる監督は、ケルト文明で使われたセックストーイのレプリカを、

見せてくれたものです。

 

完成間近 dans 時勢 circonstance IMG_0498-300x225

セックストーイを使って変わらぬ営みを続ける人間…

プリミティブ、ってそういうこと。

 

 

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中村汀女の世界

女流俳人の中で、特に好きな中村汀女。

まだまだ初心者に毛も生えていない私が、誰が好き、誰それが良い、

などと言える立場ではないけれど。

 

旅淋し 汐満つ音と 春の星 (汀女)

 

パリは小寒、外は−7℃。

いよいよ身体の軋みも心の軋みもこれからが勝負。

 

満つを待つ  寒三日月は  愁い時   (麻紀)

 

 

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