グローバルという名のエイズ検査
12月の赤道ギニア行きは2012年2月に繰り越し、となり。
慌てふためいての査証申請に必要な、
« 犯罪歴証明書 »と、
« エイズ検査書 »を求め、
県警本部と果ては随時エイズ検査可能な医院を求めて京都まで行く、
という自体も無意味となったかな。
京都花街の、ど真ん中にタクシーで乗り込み訪れた医院では、
「あの、どういった理由でエイズ検査をしにここへ来られたのでしょう…?
ここに来る方は、露、中…たまに…なんですが。」
その説明をするも、7千円払って手にした検査書は日本語なものだから、
パリに到着後すぐさま
結果のわかっている同じ検査をするためにHopital st.Louisへ。
過去の病気、アレルギーの有無、ヘテロセクシュアルからホモセクシュアルであるか、
はたまたその行為の具体性…などなど。
質問用紙にこたえていくわけだが、
お医者様と対面での質問
「なぜここに来られたのですか??(=来る意味があるのですか?)」
その質問をしながら紙上を指差した場所は→
« 最後にした性行為 »、またはその »相手との期間 »などなど。
来た意味は前述の通り、指差した部分にどう答えたかは置いておき、
血液を採取、尿検査。
待合室で待てば、周りから聞こえてくる言語は、中、中、中……
そして手に取ってみるエイズ予防のパンフレットは、中……国語。
18区に住んでいたあの頃、毎日23時を過ぎると、
大通りに医療機材を積んだトラックが停まり、
黒人の女の子たちがどこからともなくそのトラックに乗り、降り、
そしてまた所場に戻って行く、という光景を目にしたなあ。
ちなみに、ここフランスにおいてはどこで検査をしても、エイズ検査は無料。
そして毎日実施(土曜日も)。
日本は、無料の保健所があっても、曜日が決まっている(月に2回しかないところもある!)、
時間も午前中だけ、とか。
いいのだろうか….
グローバルの波は、経済だけではありませんぜ。
12月1日は、世界エイズ予防デー。
そして今年2011年はエイズと人類が闘い始め、30年目になろうとしている。
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