バラ42本、秋野花

山形という土地は誕生日を迎える一人の時間を包み込んでくれました。
立石寺の静寂、雄大な最上川の流れに白滝、水田の上にある宿はそのもの自体が土地と一体となり、月山八合目はまさに幻想の世界。
新庄の雪害〜雪室の世界を垣間見、フランスへと続く民芸の流れは農民の手仕事。
鶴岡はBkackbird Marcketというレストランでの一人の演奏では、
山形の山々がそばにいる目眩に似た感覚を。
移動ビンボーの旅は花と一緒に続く。

IMG_5132
Shonai Hotel Suiden Terrasse

IMG_5103
月山八合目

IMG_5047
農の合い間

IMG_5019
閑けさに哀響きあふ秋時雨
芭蕉との逢瀬

74664514_424185065165769_7099362597035573248_n
野花の心地よさ

IMG_5158
まるで死の世界からの贈物のような

Commentaires

野分けのまたの日

苦渋の決断ですが、明日12日の渋谷Li-Poでのライブイベントは
中止にすることになりました。まずは安全確保。
準備した自然の恵みである鹿肉などなどは、
野分けのまたの日に、いただくとしましょう。

「野分けのまたの日こそ、いみじうあはれにをかしけれ」(枕草子)

IMG_4948

IMG_4923
広島は嵐の前の静けさ。これから台風と共に東へ移動します。

死者の居る街に色なき風吹きて

Commentaires

欠如の驚異

上弦を迎える明日6日、月のそばに土星。
openradioはただいま休業中。
かれこれ2年ちかく月の満ち欠けに添って毎週放送しているものだから、
なんだか物寂しくもあります。
リスナーがコンサートに来てくださったり、おもしろい出会い多々。
 
個々の人間の衝動から生まれる何かを「文化」と呼んで「効果的に捕縛」して
しまったら、人類の切望の大部分は切り離され、
やがて「文化」は国のものになってしまうだろう。

IMG_4861
鈴鹿山脈も瓶落としの季節になりました。

IMG_0505

一人道黄昏月を見送りぬ

Commentaires

秩父からの贈り物ー俳句は音楽ー

 東へ向かい、浅草、神楽坂、錦糸町に白山、壱岐坂、和を感じる土地をめぐるも、
都会を離れて惹かれたどり着いたところは、秩父。
滝の流れにすべてを流してしまいたいね。

男女のことはすべて屈伸虫の宿 金子兜太
https://www.nttcom.co.jp/comzine/no100/wise/index.html

IMG_4830

IMG_4827

IMG_4802

IMG_4803

Commentaires

アルバニア、物語をきくという行為

けいそうビブリオフィル9月の連載レシピは、最近よく演奏するようになった、
アルバニアのクラリネット奏者がおしえてくれる、ブリク。
内容はこちらから読んでいただくとして…
https://keisobiblio.com/2019/09/29/nakanomaki12/
どの見解が正しいのか、第三者、メディアを通じてのジャッジにゆだねている現状をよくみますが、ジャッジは必要なく、当事者の物語にどれだけ耳を傾けることができるか、が目下の必要事項。
かたいことはさておき、 秋の夜長、うまいブリクを作ってみましょうか。

IMG_0092

IMG_4788
蕎麦の花、曼珠沙華、秋満載の季節の中に、高き香りが漂いはじめました。

旅立ちは別れの予感金木犀

Commentaires

生きることは月読みに託し痛みごまかす

深夜の東海道、あるいは明け方の阪神高速。
またもひとりの移動天国にはラジオから流れる音が伴走してくれる。
満月後、日本の月は何処にいるのやら。

IMG_4756
転んじまった悲しみは、目下楽器が吹けないということ。
それでも、運転は片手でできるものだ。

IMG_3373
あの夏はもう過去のこと

IMG_4736
そして訪れる秋。

月読や逢ひたし姿待つのみぞ

Commentaires

満月の夜はAnti Love Song

Amour en Cage = 鳥籠の中の愛=ほおずき。
フランスの鬼灯(ほおずき)は実を食べます。
香り立つ秋の味はちょっとすっぱくでも心地よい甘みもあります。

秋の満月にLove Songはいらない!?
ほおずきの花言葉は「嘘」だそうです。

色々ありまずが、今秋も日本での演奏を予定しているため、openradioは約2ヶ月のお休みです。
しかしHDレコーダーを持っていくので、もしかしたらライブ放送をするかも知れません。

9月の満月のopenradioはこちらから
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2019/9/14_man_yueno_yeha_Anti_Love_song.html

mixcloudは
https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio-2019914-%E6%BA%80%E6%9C%88/

cage en amour満月の夜はAnti Love song
当然食べた後の種は保存し来年また植えるのです。
種子法廃止なんてくそくらえ!

秋を呼ぶ月を何処で見てゐるの

Commentaires

今秋の演奏

朝露ぽとりと落つ白露。
すっかり秋の様相のフランスです。

10月はまたもやいろいろなところに出没はするものの、
ひとつづつの演奏を大事にしたいものです。
毎回おもしろいアイデアでフライヤーを作ってくれるのは、
京都在住のイラストレーター、ナカガワ暢ちゃん。
いつもありがとう。

10月2日「日本酒とサックスとギター」@ 壺の中
プリント
毎月特選された70種以上の地酒が味わえるお店での演奏。
おもしろいコンセプトで、おつまみはどうぞご自由に持参ください。
日本酒ギャラリー壺の中=http://tsubo-no-naka.com//

10月6日 天橋立 玄妙庵
老舗旅館の窓に広がる飛龍観。サックスソロの演奏。
https://www.genmyoan.com//

10月12日(土)「山椒胡椒と音楽」
プリント
写真家・谷内俊文考案の山椒胡椒の摩訶不思議なおいしさ。
トーク、試食、音楽と盛りだくさん!
渋谷 Li-Po http://li-po.jp/?p=6051/

10月13日(日)山形国際ドキュメンタリー映画祭
隔年に行われる映画祭の中日、詩人の管啓次郎さんを迎えて
「音楽と言葉のマリアージュ」
https://www.yidff.jp/2019/info/19events.html#marumaru/

10月20日(日)京都法然院
アラブ
「アラビア語の愛の世界、生と死の世界」
エッセイストである師岡カリーマさんとの朗読コンサート。
(字幕あり)

10月27日(土)
四日市Jazz フェスティバル
http://yokkaichi-jazz.com/index.php/

10月29日(火)赤城神社 浪曲+Ky 「金魚夢幻」
プリント
飛ぶ鳥落とす勢いの浪曲師、玉川奈々福さんと三味線は沢村豊子師匠。
前代未聞の演奏会になります。
予約はこちらから
https://kingyomugen-ky.peatix.com/view?fbclid=IwAR1xe0bynMo2UcsuTZ21vMmSkYabCjua84OXNb_0-drDuajdQ0PyDBdTtWI/

11月2日 Mt.Fuji河口湖ジャズフェス・ワールド
https://www.facebook.com/Mt.Fujikjazz/

11月3日(日)喫茶ういんな
静岡市葵区研屋町25
080-5155-7658(トラディショナル・サウンド)

全公演予約問い合わせは
contact@openmusic.jp.netまで

Commentaires

新月ー上弦

8月30日の新月から本日上弦の月の姿。
ため息がでるような、艶めかしい色。
openradioの放送前回こちらに情報を載せぬまま、
ウエサン島に逃避しておりました。
インターネットのない世界。

新月の放送はアルメニアートルコの音色を
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2019/8/30_chu_shu_xin_yueha_yueni_er_hui.html/
By mixcloud
https://www.mixcloud.com/makinakano/2019830-%E6%96%B0%E6%9C%88//

そして上弦は男性の歌声を。
ヒップホップはBIG BOI、アルジェリアのIdir、そしてプリンス!
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2019/9/7_qiuda_luno_guote.html/
By mixcloud
https://www.mixcloud.com/makinakano/2019914-%E4%B8%8A%E5%BC%A6/

IMG_3366

IMG_4305
空は秋淋しさすべて吸ひ込みて

Commentaires

ラジオ無念~Manuel Göttsching~

8月下弦は夜中から昼にかけてお目見えです。
明けの空に浮かぶそれは地球と月の動きの可視化ということでしょうか。

色々とあり、下弦のラジオ収録は無念ですができませんでした。
9月の新月まで、こちらマニュエル・ゲッチング Manuel Göttsching 1975年の作品
「Inventions for Electric Guitar」を46分間お楽しみください。

https://www.youtube.com/watch?v=khejrbgdc4w/

Image de prévisualisation YouTube

亡き人の頬赤らんで酔芙蓉

Commentaires

▪️战争放棄▪️

敗戦終戦いずれにせよ、只今現在武器をつくり戦争を促し懐を肥やす輩はだれなのか。アメリカ、インドネシア、アルゼンチンの音楽。

8月15日満月のopenradioの放送は
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2019/5/5_meroditoiu_daowo_xingku.html/

mixcloudでの放送はこちらから。
https:/www.mixcloud.com/makinakano/openradio2019815-%E6%BA%80%E6%9C%88/

IMG_3559

Commentaires

腕時計ー時間

アフリカのことわざに

「白人の貴方がたはすばらしい腕時計を持っていますね。
わたしたちは時間を持っています。」

というものがある。
当方ただいま現在腕時計を持っていない。時間は…?
目下金がないことは明確だ…

IMG_4063
隣人からいただくグリーンピースのさやを剥く時間。

IMG_E3731
友人の庭に育ったルバーブの薄皮をむき、タルトを作る時間。

IMG_3499
落穂から咲いたボラージュBourracheを摘む時間。

IMG_3716
月桂樹の生育旺盛なこと。いたるところの土から新芽がでている。
ローリエワインが発酵する時間。

夏の空時間の中に浮かぶ雲

Commentaires

立秋 Kan A Diskan

今宵半月の色の妖艶なこと。
ブルターニュでは各地でパルドン祭。
今ではキリスト教の告解を示しているものの、起源はもっともっと以前からあるのでしょう。
港がある村では往々にして船乗りたちの祈祷が全面にあります。
 Kan A Diskanとはコール&レスポンスを基礎にしたブルターニュ音楽の形式。
レコード録音の4曲+今年3月に亡くなったブルターニュを代表する名歌手Yann Fanch Kemener の歌声を、openradioからどうぞ。

8月7日 上弦・立秋の放送はこちらから
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2019/8/7_li_qiu_Kan_A_Disakan.html/

mixcloudは
https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio201987-%E4%B8%8A%E5%BC%A6-%E7%AB%8B%E7%A7%8B/

IMG_0198
マリア像の前で船乗りたちがみなMarineの帆布の上着を着て参加。

IMG_0245
村の司祭が船にむかって聖水をかける

IMG_4087
今ではアーカイブ的存在のレコード

Commentaires

やはり旅はひとり

 電車好きの方にはたまらないかもしれません。
真っ赤な氷河鉄道は湖のほとりを、峠をゆく。
ゆっくり時間をかけて、ある土地にたどりつけば、
人はなぜ、どうやってこの桃源郷のような地をみつけたのかが気になります。

電車といえば、けいそうビブリオフィルでの連載はあるサックス奏者が電車の中で演奏をしているところから今回ははじまります。
https://keisobiblio.com/2019/08/01/nakanomaki11//

IMG_3922
その当時どうやって鉄橋を建てたのだろうか…

IMG_3992
車窓風景に見惚れる

IMG_3800
スイスのそれはなんと箱根登山鉄道と姉妹電車のようです!

Commentaires

音楽から涼を得る

大暑最中、どんな音楽が聴こえてくるでしょうか。
ベンガル、インド、フォーレ、チェット・ベイカー….
またまたハチャメチャな選曲ですが、夕暮れの暑さ鎮まる中に
鳴る音楽。

2019年8月1日新月のopenradioはこちらから
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2019/8/1_yin_lekara_liangwo_deru.html/

mixcloudでの試聴はこちらから
https://www.mixcloud.com/makinakano/201981-%E6%96%B0%E6%9C%88//

IMG_3928
オードリー・ヘプッバーンが好んだcafe
ハンゼルマン Hanselmannで飲むFéchyは微炭酸。
これもひとつの涼を得る方法かもしれません。

IMG_3911
3000mのスイスの山では酸素が…

登るほど近くのかな夏の山

Commentaires

ジャズってなんですか?

各地各国ジャズフェスシーズン。
ここスイス、st.Moritz サン・モリッツもしかり。
ジャズクラブで聴くのとはちがう、大自然の中に響く音。

夏の森の中では色々な音楽が奏でられています。
人類の変容とジャズの変容を照らし合わせるのはちょっとアクロバティックすぎる
試みでしょうか。
それでも、時代時代を生きる人々が更新して奏で連ねている音楽を
ジャズと呼べるかもしれないのです。

ところで、自然の空気と反応しているその音を聞くと、
ある人の音を思い出すのです。
林栄一さんのサックスは、ジャズという言葉を超えた、
真正なジャズ。
それは、彼自身が人類というものを実践しているからなのだと思うのです。

2019年7月25日下弦のopenradioはこちらから
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2019/7/25_jazuttenandesuka.html/

mixcloudはこちらになります。
https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio-2019725-%E4%B8%8B%E5%BC%A6/

IMG_3825

IMG_3677

Commentaires

凹んだ時は地水火風空 蟹を釣る

蟹の場合は釣る、とは言わないか。
フランス語では、牡蠣も甲殻類全般「Pêcher=釣る、とる」を使うのだが。

へこんでいるある朝、水道工事を生業にする友人に「行くぞ!」言われ、とっさに水着を着て水中眼鏡をサックにいれて、蟹を釣るということになったのです。
海の中は、絶望も希望もなんもありません。贈与交換という循環があるのみ。

とっさに撮った写真はOVNIオブニーというフリーペーパーの表紙になりました。
かれこれ十何年時々寄稿させていただいている。
フランス人の仕事を取材する記事や、インタビューなど。
全くの素人だが歴代編集長始め、スタッフの方々にはよくしていただいている。
自宅で作るフロマージュや海藻特集やら往々にして食べ物に関することが多いのだが、今回も蟹となれば食につながるのか…
産卵期を気にしながら、海のものと地のものと、仲良く交感できればと思うのです。

IMG_0028

ovniのサイトはリニューアル。
https://ovninavi.com/a-la-mer//

蜘蛛蟹や喰われることの知らぬかな

Commentaires

The moon is a harsh mistresse 月は無慈悲な夜の女王

十三夜は、まんまる満月より実は未完の美とでもいいましょうか、魅かれるものがあります。そして水平線に沈む午前四時。
そういえば、「午前四時のブルー」という雑誌が水声社からでていますね。

月とブルー、ちょっとアンニュイな文月満月の放送はこちらから
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2019/7/17_The_moon_is_a_harshe_mistress_-yueha_wu_ci_beina_yeno_nu_wang-.html/

あるいはMixcloudにて
https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio-2019717-満月//

IMG_0005
この海も、夜になれば月明かりを映し出す。

IMG_E3747
水声社の雑誌、「午前四時のブルー」

問ふてみる夏満月の午前四時

Commentaires

in the forest

上弦が地平線に沈む姿。
森の農場での演奏では、心地よい、生きるに必要な意識の挑発を感じることとなりました。
ボランティアという贈与。演奏という贈与。排泄という贈与。
循環の中にある、贈与交換。
セファルディの歌声を、シリアの夢想を…

openradio 7月上弦の放送は
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2019/7/9_in_the_forest.html/
あるいはMixcloudにて
https://www.mixcloud.com/makinakano/open-radio-201979-%E4%B8%8A%E5%BC%A6-in-the-forest//

IMG_3701
農場の中の一角。キャラバンはトイレとなっています。このお話はラジオの中で!

IMG_3699
飲んだあきびんは各自で洗いましょう。

IMG_3703
ごはんもボランティアの人々が工夫をこらして。
花を食べる夏の季節となりました。

夏の夜の煌めく月は何語る

Commentaires

死にまっすぐ直結するような

小暑迎え、都の人々は祇園さんのコンチキチンが流れる毎日の日々だろうか。
枇杷に木苺に新じゃがも今年は豊作。
生の熱気がただようものの、やがては果てる行く末を想像せずにはいられない。

長い付き合いになる方が檀一雄のこんな一節を送ってくれた。

「自分の死にまっすぐ直結するような、簡素で悠々たる自分の人生を作り直してみたいのである。」

IMG_3519
日本では香豌豆というのかな。野生のスイートピー、はマメ科。
ええ、当然種はとっておきますよ、だれかの未来のために。

IMG_3629
ご近所さんから枇杷をかごいっぱいにいただけば、

IMG_3646
クラフティにして花も添えて、お礼のお返し。

Commentaires

音楽に生きる-Cold War あの歌、二つの心-

パヴェウ・パヴリコフスキ監督のCold War、ため息がでるような美しさ。
想像という自由を観るものに与える寛容。
昨年、クラクフでむさぼるように買い集めた
ポーランドの農村、民の歌声が冒頭を包む。
時代に生き、音楽に生き、国に生きる。
Jazzのあるパリの姿。
絶対的な美の世界だ。

映画の印象をラジオに映してみました。
7月新月・半夏生の放送はこちらから。
hhttp://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2019/7/3_Cold_War_ano_ge2tsuno_xin.html/

mixcloudでの試聴はこちらから
hhttps://www.mixcloud.com/makinakano/openradio201973-%E6%96%B0%E6%9C%88%E5%8D%8A%E5%A4%8F%E7%94%9F//

IMG_1261

IMG_1264
ワルシャワの文化科学宮殿を想起させるその存在。

poster2
今回の作品に負けずに劣らぬ前作、IDA。

ため息と余韻は夏の夜にしまふ

Commentaires

発酵・カリー番長・ベンガルのバオル

まるで祭りが終わったような脱力感。
「発酵文化人類学」「日本発酵紀行」の著者であられる小倉ヒラクさんの欧州ツアーが終わり、目に見えないものみな6月下弦の今日、その気配をばしばしを感じます。
講演会後の、言葉にならない聴衆のうねりは、まるで上等なコンサートを聴いた後の感動に似ています。
約2時間の講演の後、涙さえこぼれてしまいました。

パリは出会いの場所、と断言できそうです。
新著を携えてカレーを振舞ってくださったカリー番長こと水野仁輔さんの新刊、「スパイスカレーを作る」は、まるで交響楽の楽譜のようです。
セリー化されたスパイスの図はアナログシンセサイザーの音の組み合わせの図のごとく。
彼の哲学、そして音楽とカレー作りを同列で捉えたこの本は一家に一冊、かな。

うまいカレーをつくりながら、6月下弦のopenradioをお楽しみください。
hhttp://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2019/6/25_fa_jiaokari_fan_zhangbengarunobaoru.html/

mixcloudでの試聴はこちらから
https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio-2019625/
/

IMG_3436
なんとスパイスのパズルをつくってしまったというのだから、脱帽。
スパイスを身体全体で体感する。

IMG_3412
明け方から5時間、うとうとしながら3kgの大豆を煮ます。
もちろん耳のお供は「M響アワー」のポッドキャスト!

IMG_3415
親子でつくるみそ作りワークショップはみなが持っているそれぞれの微生物でどんな味に変容するか!?

IMG_3431
「スパイスカレーを作る」の新刊発表は、
なんと巴里左岸の老舗ビストロを貸し切って。

Commentaires

入梅涙の如し雨 Cuban Landscape With Rain

今年フランスの水無月は、四日に一日のお日様。
それでも海辺には、満月の、潮の満ち引き干潮時にムール貝やら
岩牡蠣採りの人々の姿。
さて、目下東京は西新宿で出会ったアルゼンチンの世界の余韻が、
木霊しているのです。
ロサンジェルス・ギター・カルテットによる、マヌエル・デ・ファリャManuel de Fallaの一品を。

ということで、2019年6月満月のopenradioはこんな雰囲気でお送りします。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2019/6/17_ru_mei_leino_rushi_yu_Cuban_Landscape_With_Rain.html
/

mixcloudでの配信はこちらから
https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio2019617-%E6%BA%80%E6%9C%88/
/

さよならは毎日のこと梅雨最中

IMG_3360
バラも最後の一輪となりました。

IMG_3352
移動列車の売店でロバのビールに出会ってしまったのだからしょうがない。

Commentaires

和歌山探訪~上弦甲賀の里

日本中張り巡らされた高速道路や整備された道によって、つい最近まで山道、下道を辿り行き着く土地の遠さは今や近くにあります。
獣道のすぐ横を上がると、そこには森岡さんが40年前にご自身で作った、本当に木材一つからつくった工房、登釜が現れます。
薬草を煎じる、ラベンダーオイルを作る、うまい野菜と少しの酒、そして蚊帳を張った寝床は明日の演奏を支えてくれる。

海南市の黒江は漆の街。風呂やに芸者に座敷。今はもうなきその姿を、今を生きる人々が再利用し、うるしの樽にさえも息を吹き込むのです。
紀伊の開けた海岸部、和歌浦から飛び地のある山間部。北上し奈良を抜け、月ヶ瀬、針、伊賀となり、少し西に立ち寄れば、
豊かな甲賀という里山に人々が生きた原風景をみます。

IMG_3265
夏の予感は鉄線から。

IMG_3269
森岡由利子さんの白磁にタイの膳があう。

IMG_3264
森岡さんの作品に天野の風景

IMG_3259
出番を待つ、器。

IMG_3280
旧たじま漆工場には、樽募金というのがあり、一個1000円の寄付で樽をわけてもらえます。

IMG_3244
白和えは鬼胡桃で。革靴職人の渡辺さんが30分以上擦ると、もう生クリームのような口触りに。

IMG_3247
初夏の膳亡きひとのゐるやうな宵

Commentaires

満員御礼深謝

芒種早苗の姿がまぶしい今日。
東京公演を終え四日市は日本版ミシュラン2019年にも紹介された
tavola calda OHNO。
審美眼を追求する人々が集まる店内、4歳児が腕の中でぐっすりの眠るその空間での演奏も終わり、いざ和歌山へ移動となります。
もちろん、天野はかつらぎ、丹生都比売神社へも行きます。

61890264_2460316577530578_3582765889012891648_n
林田さんとは武満徹を軸に音と素材の話。
あ、縄文と音の話はタイムオーバー。

image2 (1)
最近は一部と二部で衣装を替えています。

IMG_3178
公演後にいただいた花は旅道中に香りを添えて。

IMG_3203
ろばと一緒に旅ができないので、鞄のロバでがまん。

薔薇二輪香交じり合ふ色気かな

Commentaires

12345...16

La voix des artistes |
Le Blog de Piteur |
deathvalley |
Unblog.fr | Créer un blog | Annuaire | Signaler un abus | Buddy Stewart
| Rap de qualité Δ Lyrics
| Michel Mainil