音楽に生きる-Cold War あの歌、二つの心-

パベウ・パブリコフスキ監督のCold War、ため息がでるような美しさ。
想像という自由を観るものに与える寛容。
昨年、クラクフでむさぼるように買い集めた
ポーランドの農村、民の歌声が冒頭を包む。
時代に生き、音楽に生き、国に生きる。
Jazzのあるパリの姿。
絶対的な美の世界だ。

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ワルシャワの文化科学宮殿を想起させるその存在。

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今回の作品に負けずに劣らぬ前作、IDA。

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複数形の生きる

openradio 2月の上弦もレユニオン島の音を。

どんなごはんにも添え物として存在するルガイユという食べ物。
これを体験してからはこれなしでは何だかどんなごはんも物足りなくなってしまう。
トマト、キュウリのルガイユはスタンダード。
一番のお気に入りは、落花生のルガイユ。
作り方は放送にて。

cloud mixでの試聴はこちらから。
https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio-2019212-%E4%B8%8A%E5%BC%A6/

あるいは
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2019/2/13_entori_1.html

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タミル人によるMalbars、その寺院の鮮やかなこと。密かにこの宗教の儀式にて憑依体験をしてしまった友人の案内にて、隠れたこの寺院にたどり着く。

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あるいは火山噴火によって教会内にマグマが流れ入ったその姿。

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世界の片隅に鳴る音は表現を必要としない

けいそうビブリオ8皿目のレシピはタジン。

新年、新月は断食質素の極ではじまり、日本の祝い膳とはならぬが、しかもタジンはハレの極という料理ではないが、魚、野菜をほくほくと喰みたいもの。今やフランスのスーパーでシトロンコンフィ、スパイスが手に入る。
この季節残念ながらコリアンダーは天然(人工的な力によって育つという意味で)ものはないのですが、庭にはイタリアンパセリがたくましく育っているではないか。であるならば代用すればいい。

スーフィー教団楽師ハマッチャが演奏する音響の中で、ナイフを使い自虐する男たちは、今や見世物的存在。しかし、彼自身が癒されるべき者であり、だからこそこの行為が必要だった時代もあったのだ。

掲載はこちらから↓
エッサウィラのスーフィー楽師が作る魚のタジン
――世界の片隅に鳴る音は表現を必要としない――
https://keisobiblio.com/2019/02/05/nakanomaki08/

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いつも使っているのは2~4人用。

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8人用はシンプルな装飾もの。

新年のタジンを囲む人の在り

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立春大吉新月となり候

2019年始まる今日、新月は立春。
お待たせ致しました。お休みしていたopenradioはインド洋に浮かぶ小さな島、レユニオン島の音楽をたっぷりお送りします。
今では島に唯一残るCDショップのフィリップさんの協力を得て、TAKAMBAレーベルから何曲か。インド洋の島々のアーカイブ的役割をもったこのレーベルは言語的、音楽学的な意味でも貴重な録音を保管しています。
Maloyaマロヤ、Sega セガに70年代の電子音楽+サイケな試みも微笑ましい。
呪術的役割をもったMaloyaの音楽の話、訛りたっぷりの6/8拍子の謎、はたまた男たちが作るごはんのことなど、話したいことがたくさん!

ブラウザによって聞くことができないとの意見をいただきました。
今回からこちらからでも試聴できます。
https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio-%E7%AB%8B%E6%98%A5%E5%A4%A7%E5%90%89%E5%8D%97%E5%8D%8A%E7%90%83%E3%81%8B%E3%82%89-20190204/

あるいはいつも通りのサイトから↓
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2019/2/4_li_chun_da_ji_nan_ban_qiukara.html

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先ほどいた浜辺で、漁師が鮫に喰われた…なんてことだ。

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ステージは海風をバックに。

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Cariの種類は豊富。干鱈に鮪、poulet poussière ( »埃の鶏 »という意味)

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渋谷のエルスール・レコードを彷彿させる、CDショップ。
もちろんレコードもレアものばかり。

旅始鮫に喰われてなるものか

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睦月下弦、あと一歩で火山の中にさようなら

レユニオン島自体が活火山。
平地なき土地に人々は住む。
2018年4月に大噴火したピトン・ドゥ・ラ・フルネーズ・Piton de la Fournaiseに、朝4時から登れば、頂そこには人っ子一人いない静寂。初めて感知するこの無音の世界。
吸い込まれるように火山口に近づけば、
今思えばあと一歩でマグマ燻る火山の中へさようなら、という極。

下山を始めれば、雲が上昇、地上から登り始める人々は登山を断念。
この山が迎えてくれたとしか思えない。

この火山での録音は次回のopenradioでの放送でお送りしようと思います。

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写真はhttps://commons.wikimedia.orgから。ここにいたなんて…

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2631m、地球の肌に触れる。

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睦月下弦迎へし山にかくれんぼ

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南半球レユニオン島から

openradio1月の満月はレユニオン島からお届けしたいところですが、
機材の問題で2回お休みすることになります。
月の模様は上下逆さま。
インド洋に浮かぶ満月の大きなこと。
アフリカラーの元ディレクターはこの地を終の住処とし、今も様々なクレオールミュージシャンを紹介してくれます。

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くだものの力をいただく。道端に転がるマンゴ、ライチ。市場ではドラゴンフルーツ。

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雨季の海は少し濁っている。

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凍月や椰子の間の間に暖かく

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野生のすみれ La pensée sauvage

深夜バスの窓から見える、上弦。
路地に生きる菫。
野生の生きる力と香り、光に魅せられています。
Violet for your fursの歌詞には、厳寒のマンハッタンも、
君にすみれを贈れば、春の様な気分、ですって!

それでも菫はなぜ、路地に咲くのでしょうね。しかもこの時期に。
あの芳しい香りは、この世のものは思えぬ、ああ、陶酔してしまう香りなのです。

あなたは、だれにこの香りを贈りますか?

菫をテーマにしたopenraidio1月14日上弦の放送はこちらから
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2019/1/14_kotonisumirewo.html
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厳冬に野生の菫に出くわすなんて。

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零下に立葵なんて信じられるでしょうか。こんな現実もあるのですね。

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毎日飲むハーブティーの中にも、pensée sauvageですって。

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折れて道に落ちていた枝を水につけていたら、なんと花が咲いて、ああ黄梅だったのか。

狂い咲く香り纏ひてどこへゆく

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Claude MellanとGoya

昨年初冬ルーブル美術館で観た、版画の技法を取り上げたドキュメンタリー映画の印象が頭から離れない。
17世紀を生きた版画家 Claude Mellanのそれは、一本の線を渦巻きに掘り連ね、そのたった一本の溝から刷印される凹凸の妙に浮かび上がる、あの代表的作品、聖顔。
これはもう技術が彼の真正な意思の表出を支えているとしか思えない。

同じ映画監督の作品はまた、Goyaのロス・カプリチョスの技法に焦点を当てている。
もう鳥肌が立つくらいに大好きなこのロス・カプリチョスは、ビアズリーのそれとは全くちがう次元のものだけれど、風刺という意味ではどこか似通っていると思うのです。

この監督のパリ9区のスタジオで公開録音をしたあの日、編集中と耳にした作品をようやく全編観ることができ、
ああ、ひとつの映画、ひとつの本、ひとつの何かが出来上がるには、時間を要するものなのだな、と改めて「時間」というものを感じる睦月の始まりです。

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目眩がするほどの渦巻きによる一本の線…
象徴となるJ.Cは、だれかの想像するそれがわたしたちの脳裏に刷印されるということか。

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こちらもう少し人間的というか、皮肉と愛嬌がゴヤのそれ何たるかを表している。

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技芸の均等

お月さんは日中の生活。あの姿を夜空に観れないのがすこし寂しいですが…
とはいっても西洋の暦上では新年を迎えました。
openradioのDJはことごとく打ちのめされる様な出来事ばかりで…
元旦など餅もなければおせちもなく、綺麗な写真に収める様な晴れ晴れとした状況とは程遠い、あまりにも現実とはかけ離れた年越しとなりましたが、でも、こうやってopenradioを放送できるのだから、まずは生きています!

版画家のClaude Mellanが描く聖顔と、奈良は秋篠の伎芸天の存在に心を寄せる日々。技があるゆえに作品が生まれるのか、あるいは表現のために技が必要なのか。作者によりイメージされ、表象としてのそれらがわたしたちの心底に届くのは、人類が持つイメージの共通要素の存在ゆえ。また技と芸その間の、バランスのあるもののみが後世、要するに現世にアートと呼称されるのか。
と、正月に餅も食えぬ人間がああだこうだ考えても仕方がない。

新年新月のopenradioは、ベトナムの歌姫の声から、どうぞ。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2019/1/6_ji_yunno_jun_deng.html
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現実でない世界にはこういう風景が待っている。

初夕日落莫などといふなかれ

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狂おしいまでの想いとうっとりするほどの酔い、そしてわたしたちは »死のトランペットを »食べて生きのびる

狂ってどこにいたのかわからないほどの日々の果て、Openradioの放送を課すことでようやく生き延びているわけで、今年最後の放送になります。
前回の放送はこちらブログではご案内しておりませんでした。
というのもあらゆる限りの酩酊を選んだ末わけのわからぬ英語を交えての放送は、ロンドン在住のベーシストをお迎えしたにも関わらず穴があったら入りたい、という放送でした。が、音楽自体は愉快です。
40年目をむかえたTrans Musicalesフェスティバルで演奏したKevin Toublantとの放送はこちらから
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2018/12/22_40nian_muno_Les_Trans_Musicales.html
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ある病を治すためにこのところキノコ尽くめの日々。
いろいろなキノコをためしております。
真っ黒なキノコ、死のトランペットとアンディーブという組み合わせ。
普通キノコをガーリックで炒めて旨みを引き出すものですが、上記の素材をガーリックの風味に頼ってはいけない。
なぜならばコンビネーションの中に浮上する味、それは苦味を味わうということだから。
この苦味に寄り添うワインは往々にしてジュラ地方の黄色いワイン vin jauneとなる。
大いに苦味を味わい、その先にある旨い、という境地を感じたいものだ。

今年をしめくくる下弦の放送はこちらから。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2018/12/29_2018nian_zui_houno_xia_xian.html
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大活躍のベース奏者Kevin。

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こちらがLa trompette de la mort 死のトランペット。

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こちらは Morille モリーユ茸。
うまいが高い、でもうまい。この連鎖の中で財布の中身を数える。乾燥ものを入手し調理する。
このレシピはいずれどこかで。もちろんブレス鶏とジュラのvin jauneで。
「美味しんぼ」でも紹介されていたとか。

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完全に陥溺。どこを彷徨っていたかというと、限りなく人と接しない場所。

夕凪や死は安らかかと問ふ寒波

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Va pensiero あるいは je chante avec toi Liberté

12月15日、フランスの上弦の月は厚い雲に覆われた、蕭々たる冬の雨。

今宵のopenradioは70回目になります。
ヴェルディの作品、ナブッコの第3幕第2場のVa pensiero,sull’ali dorate(行け、我が想いよ、金色の翼に乗って)のアレンジでナナ・ムスクーリの声を。コルトレーンのサックスに陶酔して、Ayoの歌声を。
そして、今宵12月15日の夜、Bleueを捧げます。

と、録音を終え窓の外には、煌々たる半月が現れました。
霖をどこかに追いやって現れた月光は、何を語っているのでしょうか…
お月さんが70回目の放送を喜んでくれていると、いいな。

openradioはこちらから(ブラウザFireFoxからお聴きになれます)
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2018/12/15_70hui_muhaVa_Pensiero.html/

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ガソリンが必要な…わたしたちの生活とはなんなんでしょうか。

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落ち込んで凄雨の後の月冴ゆる

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言語都市・台北

誰かが仰っていたけれど、文字の意味が理解できると、その文字の発音は二の次になる、と。
台北滞在ではまったくその現象が起こりました。
「高雄」「松山」という地名はさてなんて発音するのでしょうね。

生田緑地の西にある明治大学生田図書館Gallery ZEROにて、12月24日まで
特別展示 「言語都市・台北」
作品と図書の展示が開催されており、私も参加しております。
21名の文章が紡ぎ出す、台北の現在。
読む展覧会。
詳細はこちらから。
https://www.meiji.ac.jp/koho/press/2018/6t5h7p00000tjz4p.html///

お勧めの道順は、お天気がよければ向ヶ丘遊園で下車し、生田緑地内のセコイヤ樹林に挨拶をしながら岡本太郎美術館に立ち寄り母の塔をぐるっと巡りながらお山を越えて生田校舎へ。
あの地に息づく空気が好きです。

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ラストタンゴ・イン・パリはお好き?

今回のけいそうビブリオフィルの連載「ごはんを作るところには音楽が鳴っていた」
はギリシャを出自にもつジャズピアニスト、ステファン・ツァピスが作るタラマです。
彼との演奏の舞台となったのが16区の、ラストタンゴ・イン・パリの撮影に使われたアパート。
セーヌ河を渡るあの橋のシーン、バターのシーン…そして音楽。濃厚な味。そんな内容だけではない、移動と生をテーマにした今回の連載はこちらから→
https://keisobiblio.com/2018/12/07/nakanomaki07///

何もかも、「仕方ない C’est la vie」で片付けることができればいいのですが…
種と水に関してはどうにもそうはいかない。

大雪を迎える新月12月7日のopenradioの放送はこちらから→
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2018/12/7_yi_dongno_xianniaru_sheng.html

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あの日のエーゲ海の風を

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連載に登場した雲丹と蛸を採った男たち

気がつけば数えて会えぬ12月

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リクエスト承ります

70回目のopenradioの放送なんて勘違いもいいところですね。
今回で68回目となります。
季節と月と共に、時は今まで、きっとこれからもずっと、過ぎ去って、消えてゆくのでしょうね。
記憶という残酷なものを除けば。

今回はリクエストを頂いた曲々をご紹介します。。
もちろん、今後もみなさまからのリクエスト、随時受け付けております。
→contact@openmusic.jp.net まで。
最近は一日だれとも話さないこともあるDJです。お便りも頂ければうれしいです。

11月下弦の放送はこちらから→http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2018/11/30_rikuesuto_chengrimasu.html/

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かぼちゃの季節に一区切り。

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これからは蕪、大根、白菜がうまいところ。
夏からの農の成果の見せ所です。

いつ終わる巡る師走の儚さよ

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Les chemins d’amour

この時期になると、プーランクによる曲 Les chemins d’amourが聴こえてきます。
ひとつの曲の中にある絶望的な音律と明るいため息。

明日はopenradio放送70回記念!視聴者からのリクエスト集となります。
気張ってお送りしますね。

Les chemins qui vont à la mer ont gardé de notre passage
Des fleurs effeuillées et l’écho, sous leurs arbres, de nos deux rires clairs.
Hélas ! des jours de bonheur, radieuses joies envolées,
Je vais sans retrouver traces dans mon coeur.

Chemins de mon amour, je vous cherche toujours,
Chemins perdus vous n’êtes plus et vos échos sont sourds.
Chemins du désespoir, chemins du souvenir, chemins du premier jour
Divins chemins d’amour.

Si je dois l’oublier un jour, la vie effaçant toutes choses
Je veux qu’en mon coeur un souvenir repose plus fort que l’autre amour
Le souvenir du chemin où tremblante et toute éperdue
Un jour j’ai senti sur moi bruler tes mains.

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道途絶へ幽天にみる続く道

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Brahms Sym.No.4 – Beethoven SymNo.6

JJazz.Netというインターネットラジオでの放送は、日本滞在20年以上で、日本のジャズシーンを海外の方に紹介しているJamesさんと。
中途フランス語訛りの英語やら日本語やらで頓珍漢な応答となってしまい、
すみません。
試聴はこちらからです→https://www.jjazz.net/programs/tokyo-jazz-map/

移動が続く中、高架線のメトロの車窓からは寒暮のパリ。
十六夜と立待月の間の月の、美しかったこと。
その時はなぜか「田園」が物悲しく鳴っていて、モンパルナスから出る列車の車窓からはブラームス交響曲3番3楽章。

武器を作って金を稼ぐ輩たちが聞く音楽とはどんなものだろう。
武器が存在するシステムを作っているのはわたしたちか。

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鉄をつくった人間たち、が成した構造物。

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車窓は人生を構成する欠片。

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枝が折れて道に落ちていた赤い実の…山査子ではないなあ。

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翻訳は文学の母

ブルーラジオ後半戦はこちらからお聞きになれます。
http://www.blue-radio.com/index.html
今回は生演奏+モンクの曲を。
DJの林田さんとは初対面なのにどうしたものか話が合って仕方がありません。
曲をかけている間のトークの方が盛り上がっておりました。
録音はされておりませんが、武満徹さんの「サイレント・ガーデン-滞院報告・キャロティンの祭典-」という病床の中書き綴った日記とレシピ本の話になり、また武満さんが仕事場としていた御代田という土地への深い崇敬ー貧しい菜という名の白菜のおかず …etc
そして林田さんとの会話でドキッとしたのは
「翻訳は文学の母」というフレーズ。
文学だけでなく、すべての相対的存在とは、
個々による、翻訳をするという意識の努力から生まれるのだ。

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甘いものにはあまり興味がないが、展覧会の後はなぜかメロンソーダを欲する。

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作曲家は宇宙人ではなく人間だった。
「サイレント・ガーデン-滞院報告・キャロティンの祭典-」(新潮社)

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夜の木ー独身者たち

手漉き、手作業で作られたインドの本「夜の木」。
1766/2000。
作り手の情熱と、それを人々に届ける側の愛情が融合した時、
本とめぐりあう、ということがおこるのでしょうか。
手に触れる紙の質感に言葉と絵が交わり、読むという行為はかけがえのない時を作ってくれます。
目の前で燃えるブナ、楢、桜の木を眺めながらの夜の読書は、冬を生きる者を救う。

大事に読み進みたいものもありますが、あまりにドキドキする内容であっという間に読み終わってしまうものもあります。そしてしばらくして、また手にとり、今度はじっくりと読み進める、という醍醐味。
「独身者たち」の著者であるロザリンド・クラウス女史は、かれこれ5年ほど続いている美術史家を追ったドキュメンタリー「Un oeul, une histoire ひとつ眼、ひとつの歴史」での音楽制作で知った方。
インテリな分析が裏付けする美術批評ではあるが、アート作品を観終えた後、観る側の余韻にメスを入れる様でもあり、その余韻を日々の生活の中に抹消する行為をえぐり出す、という感覚でもある。
そういえば、このドキュメンタリー番組で使っていただいた楽曲を集めたCDの音源はとうにマスタリングしてあり、あとはデザインが完成すればすぐにプレス工場へ、という段階なのですが、なぜそれができないのか…

近所の方からすももの苗木を分けをいただいた今日。
いつか実がなるのかな、と思いながら、あるいは樹に精霊が宿りますようにと願いながら植林する11月最終週となりました。

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装丁は悲しいほど美しく、CDとはちがって規格の自由さに憧れます。
「夜の木」のタムラ堂という出版社は、ターラー・ブックスで刊行されたこの本の日本語版制作のためにつくられたとか。

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ドキュメンタリー番組はすでにDVDが発売されている。
全番組Yann Pittard(Ky)が音楽を担当。

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落暉の中、ご近所さんの畑近くに樹を植えましょう。

冬の雨土の柔さを手に触れて

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OPEN NOW

11月の満月は凍月の輝き。
今回もハチャメチャな選曲。
台湾、キューバのギター楽曲。エレクトロ、ホルスト、そしてマリーナ・ショウの歌声をどうぞ。
openradioの放送はブラウザFire Foxでお聴きになれます↓。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2018/11/23_OPEN_NOW.html

11月25日(日)朝4時半からTOKYO FM「トランスワールド」とMusic Birdでの放送でKyの生演奏とトークをどうぞ。

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面白いラベル、おいしいラングドック、Minervoisの赤が好き。

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夕暮れは屋根裏部屋からこんばんは。

荒星や掴みたくても抱きたくも

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ブルーラジオとピンクフロイド

夜中の3時過ぎ、満月にむかう月は黄金色の光を放って西の地平に沈みます。
痛哭のoverdoseはPink Floydを呼び込むようです。
不眠難民にはめっぽう効き目があります。

ブルーラジオというインターネットラジオではその名もブルーという曲の生演奏付きの収録となりました。
林田直樹さんの「カフェ・フィガロ」でお会いしましょう。
http://www.blue-radio.com/index.html

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73年のThe Dark Side of the Moon。
月の裏側で…
本音をいうとMeddleのB面Echoesが、いい。

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そして古代ギリシャの音楽というのも効く。

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