入梅涙の如し雨 Cuban Landscape With Rain

今年フランスの水無月は、四日に一日のお日様。
それでも海辺には、満月の、潮の満ち引き干潮時にムール貝やら
岩牡蠣採りの人々の姿。
さて、目下東京は西新宿で出会ったアルゼンチンの世界の余韻が、
木霊しているのです。
ロサンジェルス・ギター・カルテットによる、マヌエル・デ・ファリャManuel de Fallaの一品を。

ということで、2019年6月満月のopenradioはこんな雰囲気でお送りします。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2019/6/17_ru_mei_leino_rushi_yu_Cuban_Landscape_With_Rain.html
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mixcloudでの配信はこちらから
https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio2019617-%E6%BA%80%E6%9C%88/
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さよならは毎日のこと梅雨最中

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バラも最後の一輪となりました。

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移動列車の売店でロバのビールに出会ってしまったのだからしょうがない。

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和歌山探訪~上弦甲賀の里

日本中張り巡らされた高速道路や整備された道によって、つい最近まで山道、下道を辿り行き着く土地の遠さは今や近くにあります。
獣道のすぐ横を上がると、そこには森岡さんが40年前にご自身で作った、本当に木材一つからつくった工房、登釜が現れます。
薬草を煎じる、ラベンダーオイルを作る、うまい野菜と少しの酒、そして蚊帳を張った寝床は明日の演奏を支えてくれる。

海南市の黒江は漆の街。風呂やに芸者に座敷。今はもうなきその姿を、今を生きる人々が再利用し、うるしの樽にさえも息を吹き込むのです。
紀伊の開けた海岸部、和歌浦から飛び地のある山間部。北上し奈良を抜け、月ヶ瀬、針、伊賀となり、少し西に立ち寄れば、
豊かな甲賀という里山に人々が生きた原風景をみます。

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夏の予感は鉄線から。

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森岡由利子さんの白磁にタイの膳があう。

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森岡さんの作品に天野の風景

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出番を待つ、器。

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旧たじま漆工場には、樽募金というのがあり、一個1000円の寄付で樽をわけてもらえます。

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白和えは鬼胡桃で。革靴職人の渡辺さんが30分以上擦ると、もう生クリームのような口触りに。

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初夏の膳亡きひとのゐるやうな宵

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満員御礼深謝

芒種早苗の姿がまぶしい今日。
東京公演を終え四日市は日本版ミシュラン2019年にも紹介された
tavola calda OHNO。
審美眼を追求する人々が集まる店内、4歳児が腕の中でぐっすりの眠るその空間での演奏も終わり、いざ和歌山へ移動となります。
もちろん、天野はかつらぎ、丹生都比売神社へも行きます。

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林田さんとは武満徹を軸に音と素材の話。
あ、縄文と音の話はタイムオーバー。

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最近は一部と二部で衣装を替えています。

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公演後にいただいた花は旅道中に香りを添えて。

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ろばと一緒に旅ができないので、鞄のロバでがまん。

薔薇二輪香交じり合ふ色気かな

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魚、芋の花、五月尽

新緑の色は深みを増し、これからぐんぐん育つ作物は太陽を
しっかりとつかまえています。
千葉の畑は上々機嫌よく花をつけ、茎をのばし、蔓は上へ上へと。
今年はバラも機嫌よろしく芳香満つ。
そして早朝の空は…、初夏を迎える如し。

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毎年恒例ブルターニュのMoul Stockフェスティバル。今年も晴天にて終了!

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じゃがいもの花

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お、重い…
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夜0時、ドアを叩く隣人が抱えてもってきたのは、80cmのタラ科の魚Lieu Jeune。

過ぎ去りぬ空見て一人五月尽

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Ky 和歌山公演の日程

3年ぶりの和歌山での公演は6月7日と8日です。
Kyのサイトには日程が逆になっておりご迷惑おかけしております。

正式には

6月7日 じょんのび 
18時開場 19時開演
和歌山県有田郡有田川町明王寺178−19
0737-52-2291
前売り2500円・当日3000円

6月8日 Heron
18時30分開場 19時30分開演
和歌山県和歌山市屏風丁13
073-427-5550
前売り2500円・当日3000円

となります。

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旅するごはんとおいしいサックス

来る6月2日(日)の夕方からのアペリティフは、東京は表参道で。
「旅するごはんとおいしいサックス」というコンサートを開きます。

今ややや使い古された感のある「旅する〜」、というフレーズ。
でも人生そのものが旅なのだから、いつでもどこでもだれにでもついて回るフレーズになるのかな。

当日レストランCAYのシェフにお渡しするレシピは
・ブリック
・ビーツの冷製スープ
・ホンムス
・レバノンの真正タブレ
・鶏とオリーブ、トニー農園のシトロンコンフィのタジン
・山羊のチーズと洋梨
・チーズの盛り合わせ
・ブルターニュ名物Far Breton

となります。いくつかはけいそうビブリオフィルでもご紹介しております。

演奏ートークのお相手は林田直樹さん。
武満徹さんのごはんのおはなし、もちろん音楽の話も、何がでてくるかはお楽しみ。
よき日曜の午後となりますように。

◆仲野麻紀のライヴ&トーク&ごはん
「旅するごはんとおいしいサックス」
2019/6/2(日)CAY(青山)
Open 16:00 / Start 17:00

出演:仲野麻紀(サックス)
ヤン・ピタール(ウード)
トーク:林田直樹×仲野麻紀

前売3,500円(税込・全自由席・整理番号付き)
※当日券500円増し
※当日入場時にドリンク代600円をいただきます。
※料理はオーダー制、各自ご負担下さい。
問・予約:プランクトン 03-3498-2881(平日11~19時)

CAY
東京都港区南青山5-6-23 SPIRAL B1F
TEL: 03-3498-7840

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JazzPanic’ ミュゼットとピンクフロイドの出会い

フランスミュゼットの名曲、indifferenceに言葉をのせてラップのような趣に仕立てたアンドレ・マンヴィエル。
楽曲を素材と見立て、料理する、口ずさむ、歌にする。
オクシタニを代表するジャズミュージシャン、ベルナール・リュバの音楽と、ピンクフロイドの名盤「The Dark Side of the Moon」をお楽しみください。

5月27日下弦のopenradioの放送はこちらから。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2019/5/27_Jazzpanic.html/

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赤ひ実の育つ愛しさ口にして

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ビル・エヴァンスー京都慕情ー

現在日本にて絶賛公開中の映画、
『ビル・エヴァンス タイム・リメンバード』。
各会場嗜好をこらした催しや雰囲気の中での上映のようです。
エンディングの静寂は、エヴァンスが作り出した音世界の余韻をわたしたち観客ひとりひとりに与えてくれる、豊穣な時でした。涙。 彼が紡ぐ音を聴くすべての人々の心象を、エヴァンスの音楽は肯定的に写し出してくれるというか…。

さて、今回は初の試み、放送中に放送マイクの前で歌ってみました。
その歌タイトルは「京都慕情」。

5月の満月はお休み、次回27日の下弦の日にお会いしましょう。

ラマダン7日目上弦のopenradioの放送はこちらから
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2019/5/12_biruevu~ansu_-jing_dou_mu_qing-.html/

mixcloudはこちら
https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio-2019512-%E4%B8%8A%E5%BC%A6//

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映画Bille Evanece Time Remembered上映サイト
http://evans.movie.onlyhearts.co.jp//

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移民たちのレシピ・夕ごはんの色

戦争というのは人が死ぬということではなく、
人が人を »殺す »ことであるという認識が必要です。
新聞には常に客観的視点が必要とされるところでありますが、
今日、パレスチナの民である3人は、自然災害なのか、癌なのか、事故なのか、
彼らの死 (mort:die)は、直接的に”誰”が手を施したか視覚化できなくとも、殺された(tuer:kill)ということを伝えるにどのような言葉を使えばいいのでしょうか。
伝える意志の中には「イスラエルにより」という意図が含まれたいるのだから、
なおさら。

ビスケット工場の装飾をそのままに使った文化施設、ナント市にあるLe Lieu Unique (場所という意味と老舗ビスケット工場の名称LUを掛け合わせている)。
始めての訪問は展覧会「KOMOREBI」。日本のアートブリュットの紹介でした。
この会場内にあるライブラリーで発見した 「La cuisine des réfugiés 移民たちの料理」を手にすれば、命からがらでフランスにたどり着いた人々の、声がレシピとなっているのです。
5月16日には、レパビュリック広場で、「夕ごはんの色」という催しがあります。

生き抜くために移動し、ある土地にたどり着いた人々を目の前に、
わたしたちは、彼らとどんなごはんを共にすることができるか。

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そう、昨日5月8日は西ヨーロッパにおける第2次世界大戦終結日。

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色々な手が交ざる。
そうか!「色々」というのは本当に「色々」なんだ!

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みんな大好き塩バター入りの Petit-Beurre LU のビスキュイ。

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移民の人々が語り、移る場所での人生とレシピの本。
日本語版がでるといいなあ。

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レイラ自身が、移民申請の対象者となりフランスにたどり着いた。
彼女の母さんからソースグレンの作り方を教わる。

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ごまごまごま-タヒニの世界-

アスパラガスを食べるにいまやオランデーズソースもマヨネーズも必要ない。
あの卵特有の鼻にかかる風味ともったり感から解放される、アスパラガスという
野菜の味が際立つに一役買うのは、タヒニ=ごまペースト。
レバノンで教えていただいたごはん作りで学んだ新境地は「つぶす」。
始源的道具と作法は今もわたしたちの手に伝わっているはずです。
日本ではこの動作が「する=おろす」に匹敵するのでしょうか。
道具の歴史と、食材の変遷。

そういえば、名古屋は八幡山古墳の近くにある、「匠味ごま家」さんことごまちゃんはどうされていらっしゃるだろうか…。

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ゼイナッドさんには「遊んでる場合じゃないわよ!もっと力を入れて、床でやりなさい!」と叱咤される。
何を何と一緒につぶすか、という秘密は次回のけいそうビブリオにて。

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ケフタ(肉団子)の胡麻ソース煮込みは2019年のユカリロへ寄稿予定。

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以前は星付きホテルで料理人をしていたという彼女。
レバノン料理はオニオンを炒めるというより揚げ炒めるのがコツとのこと。

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ビーツのペーストは早速家で復習。

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ムッターバル(ナスのペースト)にはザクロ、タコにももちろんタヒニを。
それにしてもクレタ島の漁港で干してあったあのタコを彷彿させる柔らかさに唸った。

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最近ではもっぱら水切りヨーグルトとタヒニで。
ソースにしないで、上から塩やらオリーブオイルをかけるのがいい。
個々の味が口の中で交わる醍醐味。
(ソースを作る器の洗い物も減る=洗剤を使わないですむ)
そこにミント、クルミ、スマック、山羊のトムチーズなど好みで。

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パレスチナ・Salman Masalhaという詩人

イスラエルに生まれたパレスチナ、ドゥルーズ派のこの詩人は、同じくパレスチナのウード奏者・歌手Kamilya Jubran、彼女の歌声により知りました。

I have a way, which has no destination.
I have a place that is my own melody.
And that is the reason I wander and sing.

5月5日の新月のopenradioはアラビア語の歌々を。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2019/5/5_meroditoiu_daowo_xingku.html/

mixcloudでの放送はこちらから。
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そして薄紫の季節になる。
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ライラック、藤、カンパネラ、アザミ、アヤメ…見当たらないの5月の桐の花。

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ミクスチャーと一言では片付けられない

ベイルートから山岳地域へ。
ダマスカス、アレッポ、そしてイタリアからの建築家たちが競って作った街Deir El Qamar 。歴史的な建物を残した。月の修道院という意味の街にある、レバノンで最も古いモスクに集まる人々の近くにある教会。共存するということ。
音の世界といえば、この地中海東にある土地での豊穣な時を経て、東へ西へと旅をした。NYのスーダン、レバノンのシリア、レヴァンド地方からイラクを道に。
さて、今宵はどこへ旅しようものか。

2019年4月27日下弦のopenradio
Alsarah&The Nubatonesはぜひ注目してくださいね。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2019/4/27_mikusuchato_yi_yandeha_pian_fukerarenai.html
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mixcloudでの試聴はこちらから。
https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio-2019427-%E4%B8%8B%E5%BC%A6/
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避暑地として歴代要人たちが利用した地。 旧宮殿は今はレストランに。

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ベイルートは内戦傷跡残るなか、持ち主が母国に帰らぬまま廃墟となった建物そのままを利用してNGOが再利用し、開かれた空間を生み出す。

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薫風に聴こへる音の歴史かな

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No Alto Sax

シリア人とフィリピン人のハーフChyno、コートジボワール人のラッパーEdd、ベラルーシ人とシリア人のハーフのヒューマンビートボックスを率いるHip Hopグループ、FareeQ el AtrashのリーダーJohnとの録音となり、スタジオに入ればその扉には

No Alto Sax

と掲げられているではないか。
レコーディングエンジニアはアルトサックスが大嫌い!
でもこういうとんがった人こそ、いい音を録ってくれる。
エジプトでの演奏の際、Chynoは国籍の問題でvisaが降りなくコンサートに参加できなかった。メンバーのくやしさ、もどかしさ。
そして、再び訪れる音楽を共にできるよろこび。

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ちなみにわたしもサックスという楽器、そんなに好きではありません。

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復活祭はみどりだね

ベイルートでのプロジェクトメンバーの一人が、復活祭りの前日は一日の断食をし、
そして翌日はグリーンピースのごはんを食べるの、
と幼き頃の思い出を話してくれた。
4月は、そう萌えるみどりの季節なのですね。
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プラムのすっぱーいそれを、塩をつけながら。
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ぶどうの葉もいい色!これでドルマデスをせっせと作りましょう。
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新芽のアーモンドは種だって柔らかい。
これも、かじっては塩をつけて、アペリティフに。
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小ぶりのきゅうりはレバノンの朝食に欠かせない。
水切りヨーグルトと一緒に。
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中をくりぬいてあるズッキーニは主婦の強い味方!
これに米とケフタを詰めて煮込みましょう。

萌へ急ぐ色は階調刻刻む

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―発酵世界とわたしたち―その壱

けいそうビブリオフィルでのweb連載、9皿目は発酵豆をつかったごはん。
ここレバノンでは教える側でもありますが、たくさんのベイルートの人々に教えてもらうことにもなりました。
شكرا لك

ブルキナファソの納豆炊き込みごはん!?
https://keisobiblio.com/2019/04/19/nakanomaki09/?fbclid=IwAR3EmXWmjXqt7zEA0KcMyC2_0d8pfNamb731HFka3RLBSDu7HJ1Yc2OcPDc
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フール(ひよこ豆の煮スープ)名人!

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ひよこ豆のオンパレード

復活祭豆喰ふ民の側にをり

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春の疾雨、再びレバノンへ

録音に、種撒きに、病院に、もうどうしたものか。
楽器のメンテナンスに締め切りをとうに切っている原稿に取材。
雹に雨、土は喜び耕すには雨のおかげで畑仕事の疲労は半減するのか。
とはいっても、精神も身体ももう自分では支えきれません。
とはいっても、さて種だ。
有機栽培のものを食べ、コンポストにし、種を保存する。
己の血が良血ということで種を守備するのか。
平等を掲げる輩の偽善はもうたくさんだ。
どんな種を残したいというのだ?
「人種と歴史」?
今宵のopenradioはレバノンでの演奏で2週間のお休みをするため、
レバノン特集としての楽曲をお送りします。
4月の新月の放送はこちらから
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2019/4/5_rebanonhe_zaibi.html
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mixcloudでの試聴はこちら。
https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio201945-%E6%96%B0%E6%9C%88/
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レバノンでは、いよいよ始動する、演奏者が踊るプロジェクトを。
その題材となるのは、縄文であり、MahuaとGanjaの愛の物語、
そして揺れる大地を守っている蛇の神話です。
もちろん空にはお月さんが、いるんですよ。

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畑の畔に咲くチューリップの逞しいこと。
プロジェクトの核を担うのはインドの絵本、「夜の木」。

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外では雹が、中では録音が続きます。

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演奏もして、ごはんも用意する男たちの頼もしいこと。

月愛でるどんな種さへ輝けし

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木管・金管、弦楽みんなで奏でる微分音

抗生物質漬け。体調不良にて下弦のopenradioの放送は4日遅れとなりました。
Mohammed Fairouz、Okay Temiz&group zourna。
何が古典で、何が伝統なのか、はたまたワールドミュージックやクラッシックなど、どうでもよくなってしまう彼らの音楽をどうぞ。
openradio 3月28日分下弦放送。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2019/3/31_mu_guanjin_guanmina_wei_fen_yinno_jiande.html
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Mixcloudではこちらから。
https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio-2019331/
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トルコのパーカッションの底力に多声のゾルナの倍音が気持ちいい。

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ね、楽器も旅してゾルナは琉球にたどり着く。その名をソルナ。

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映像×民俗 -海の産屋-

ヴィジュアル・フォークロアというプロダクションを支える北村皆雄氏は、
かれこれ50年に渡って映像民俗学の世界を追ってきた。
南島文化、諏訪、久高島、羽黒、冥界婚…etc
パリでも上映された「ほかいびと」の、田中泯さん扮する井月と伊那の桜の姿からは、民俗学とはそれぞれの土地で、土地ある自然と共に生きる人間の姿へのまなざしである、
と教えてくれた。

さて、Kyが音楽を担当した石巻・雄勝半島の「雄勝法印神楽」の上映は
大阪シアター・セブンにて3月29日までだそうです。
劇中、神楽を継承する漁師たちは、46軒中1軒しかあの津波で残らなかったというに、こう語っている。

「いっさい、いっさい海を恨んでいねぇ」

http://www.vfo.co.jp/?fbclid=IwAR3XWvtC8aa7D3O3cFgBZ3nKOfjYf_RTJE3pZ8w7uXY9jjKlCOvq5L9dSrw

映像×民俗_第2期.

春濤や会ふことのなき誰探す

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くるみ 春の月

サティの「卵のように軽やかに」の訳編者であった岩佐鉄男氏が2017年
食道癌で亡くなっていたことを知った。
スポーツと気晴らしの3番目の曲「La chasse 狩」は彼が訳したのだろうか。

Entendez-vous ce lapin qui chante?
Quelle voix!
Le rossignol est dans son terrier.
La hibou allaite ses enfaints.
Le marcassin va se marier.
Moi, j’abat des noix à coup de fusil

聴こえますか、兎が歌っているのが?
なんという声でしょうね!
鶯は巣の中にいる
みみずくは子供たちにお乳をやっている
猪の子は近く結婚する

私は、といえば
鉄砲をぶっ放して
 くるみを撃ち落とす

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外にも出よ触るるばかりに春の月 中村汀女

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始源なるもの融合なるもの

ジャズという不思議で寛容な音楽の分野。
2019年春分のopenradioは、フランス人ミュージシャン3名による、始源的な音と創造的な音の融合。
それぞれの出自もさることながら、様々な音の要素からのインスピレーションから生まれる音楽をどうぞ。

http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2019/3/21_shi_yuannarumono_rong_henarumono.html

mixcloudからの方が聞きやすいかもしれません。
https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio-2019321-%E6%98%A5%E5%88%86%E6%BA%80%E6%9C%88/

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2006年に開館したケ・ブランリー美術館の、これこそが始源なるstatue。

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そういえば、ある文化人類学者が「宝塚は大事なスターのランクが上がるにつれてからだを飾る鳥の羽が多くなる」と言っていたなあ。インディアンと照らし合わせて。

亡き夫の巣箱は庭に在りし午後

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Karol Beffa カロル・ベッファの世界

作曲家は、数学者であり、役者であり、教育者。
コレージュ・ド・フランスからは
・Comment parler de musique ? (どうやって音楽のことを話そうか?)
・Les nouveaux chemins de l’imaginaire musical(音楽的想像の新たな道)
・Parler, composer, jouer : Sept leçons sur la musique
(語り、作曲し、演奏する:音楽についての7つのレッスン)…
他たくさんの本を上梓されています。
18区の音楽院でオーケストレーションを教えていたそうな。
生徒は年度末には二人しか残っていなかったそうな。

ただならぬ、ベッファの音の世界をお楽しみ下さい。

openradio三月の上弦の放送はこちらから
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2019/3/14_Karol_Beffa_karorubeffano_shi_jie.html

mixcloudでもお聞きになれます。
https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio-2019314-%E4%B8%8A%E5%BC%A6/

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新作Douze études ピアノのための12の練習曲(2018)、最初の印象はどうにもこうにもジョン・テイラーのピアノ…

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彼の父上は1967年にポーランドからフランスに亡命。
移動、定住、繰り返すなかに、人類は生き存える。

触るることなき夜長き春の夢

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Lunatiqueなパリの春

モンパルナス駅、プラットホームで15分だけ会うというのは、相互の安否を確認するというか…
そういう逢瀬もあるのですね。
会う、という行為の中にある交通。
その人は、エロティシズムとは死の贈与である、と教えてくださいました。

朝靄が立ち上がる車窓。
渡河するカルーゼル橋にあらわれるは3月のパリの雲。
そしてLunatiqueに変幻するパリの春。

パリ一人否定形の花在りて

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晴天只中やがてLunatique-きまぐれ-に天気は変幻。

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昂ぶる大地、春の靄

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週末恒例黄色いベストデモ。とりまくはPolice。

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日本を解き放つ-Radio Liberté-

できたてほやほやの本をパリ左岸で頂戴してもう一ヶ月。
一等読みたい武満徹さんの存在に言及している最終章を目指して一気に読み進めます。
そして辿り着いた第4部ののっけからノックアウト。
美しい、美しい言葉の連なりに脱力感を覚えながら読み終えれば、聞こえてくるのは武満さんの曲「三月のうた」石川セリさんの声です。

深夜の生放送となったRadio Libertéに呼ばれたのは日本の音楽というお題目ゆえ。
雅楽に小唄、津軽三味線にトンコリ、三線やら奄美に、そしてもちろん武満さんの作品を。彼が紡ぐ音たちに、なんだか抱擁されている感覚を覚えました。

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読み終わるのは往々にして乗り物の中。
読了余韻は列車の速度の中に。

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深夜5時間におよぶ生放送!元祖アナーキーラジオRadio Libertéから!
https://www.radio-libertaire.net/

春を迎えるに、Blossom DearieのC’est le Printempsなんてどうでしょうか。
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息遣ひ大丈夫だよと春の闇

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辛夷が待ってくれていた

啓蟄・新月ものみなむくむくと生の香りを放っています。
家なきがゆえ続く移動。車窓に思考を映し、少しの涙と少しの睡魔。
鞄には招き猫を忍ばせて。着いた駅舎には辛夷並木。
3月新月のopenradioのセットリストは、「俳句とジャズ」の対談相手村井康司氏のプロデゥースによる「N/Y」新垣隆さん(P)と吉田隆一さん(B.S)のDUO、トルコのサーズ、ポルトガルのベースソロです。
新垣さんのピアノの色気にはまいってしまいますね。

さておき、新宿2丁目アナーキーの巣窟ラバンデリアにて「The移動ビンボー」というレゲエバンドを作ることになりそうな予感。
アナーキーといえば、CDG空港到着そのままRadio Libertéへ直行し、深夜の生放送となり、時差なんだか徹夜なんだか時間軸が消えてしまっている今日この頃。
こちらの放送はポッドキャストでも聞けるそうなので、後日ご案内したい次第。

ということで、啓蟄3月の放送となります。
http://openmusic.kyweb.fr/openmusic.jp.net/openradio/entori/2019/3/7_jazunaru_li_you.html

あるいはMix Cloudから。
https://www.mixcloud.com/makinakano/openradio-201937-new-moon-%E6%96%B0%E6%9C%88/

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香りはないけれど、白い花弁から春の香りが漂うような。

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ポルトガルのベース奏者Jorge da Rocha

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恋の猫そばにゐるかな福何処

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It might as well be spring 江戸は色街妻戀坂

酩酊の丑三つ時は春を待つ

梅の気配は後ろから。
御徒町ー湯島の水脈そこには色街ありて、
田に神をみた人々はその地を神田明神とし、
水を求めたそこは工芸高校坂下水道橋。
東京徘徊月夜、春を待っています。

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お囃子は24時間営業です。
この音は次回のopenradioで!

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色街抜けて、坂を登れば社にたどり着く。

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まあ、なんと湯島がラブホ街だったとは!
言われてみれば、鶯谷、五反田、錦糸町、円山町、
京は小屋ノ内町、名古屋柳橋なんて、どれもちょっと詩的な名前の街ですね。

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